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音楽で拡がる輪

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2021年7月 7日 (水)

スリリングなワンホーン 『Upstream / Alex Sipiagin』

Upstream

 
ロシア出身のトランペッター&フリューゲルホーン奏者、アレックス・シピアーギン。
私的、サーシャさま。
ずっと、CRISS CROSSレーベルから気鋭の音を発表していた彼だが、今回は、Posi-Tone Recordsからのリリース。
サーシャさまのオリジナルが5曲のほかメンバーのオリジナルが3曲、ウェイン・ショーター曲が1曲で、全9曲。
アート・ヒラハラ・トリオとのワンホーンのアルバム。
 
オープナーは、いきなり雄叫びをあげる「Call」、冒頭から緊張感溢れるセッション。
アート・ヒラハラ率いるトリオが容赦無くプッシュする。
アート・ヒラハラのピアノで始まる彼のオリジナル「Echo Canyon」、全編ピアノがフィーチャーされた叙情性の高い美しい演奏。
記載はないがエレピを弾いているとおもわれる「Sight」。メロディアスにスリリングに攻めるサーシャさま。長尺なソロがお見事すぎる。
ルディ・ロイストンのスティック捌きに聴き惚れ、サーシャさまのソロに酔う「SipaTham」。
ミュート・トランペットとパーカッションが印象的な、ボリス・コズロフのオリジナル「Magic Square」。
フリューゲルの服よかな音色が響く、叙情たっぷりエレガントな「Rain」。
低音ベース・ソロから始まるコズロフのオリジナル「Shura」、キメの入った刺激的なサウンド。
しっとり美しくミステリアスなショーターの「Miyako」。
終演は、タイトル・トラック「Upstream」、瞬間瞬間がエキサイティング、突破力マックス、最後まで緊張感が途切れませんっ!

アート・ヒラハラ・トリオとの相性抜群。
冒険的なことは少ないきがするけど、スリリングで緊張感たっぷり、聴きごたえは充分!

1. Call
2. Echo Canyon
3. Sight
4. SipaTham
5. Magic Square
6. Rain
7. Shura
8. Miyako
9. Upstream

Alex Sipiagin (tp, flh)
Art Hirahara (p)
Boris Kozlov (b)
Rudy Royston (ds, perc)
 
今日のおまけは、ご本人があげていたタイトル・トラック「Upstream」。
 
 
サーシャさまは、生の体験がありません。
目の前で聴いたら、昇天しそうですわ。。
七夕の夜にふさわしかっただろうか?と、ちょっとだけ悩む…。
 
んじゃ、退散♪



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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,こんばんは。リンクありがとうございました。

冒険的ではなくても十分楽しめるアルバムでした。やっぱりこの人,レベルが高いと改めて思いました。Art Hiraharaのピアノ,そしてエレピもよかったですね。

幸い私はAlex SipiaginのライブをSmallsで見ました(ちょっと自慢)が,ライブでも印象は変わりませんでした。でももうそれも10年前ですが,いずれにしても実力者ですね。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2021/07/post-c2acc9.html

閣下、羨ましいぞっ!!

レベル高いですよねぇ。
先鋭的とは言わないとおもうんですが、絶対に凄いアーティストだとおもいます。
コロナが収束したら、今度こそ、自分のバンドで来日してほしいです。

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