甘く…穏やかな40分… 『Tratto Da Una Storia Vera / Joe Barbieri 』
イタリアのメロウ野郎、ジョー・バルビエリ。
その蕩けるような声は、一撃で骨抜きで腰砕け、って、お方です。
新譜は、 コロナ禍イタリア内外のアーティストがリモート参加した多彩なア ルバム。
楽曲ごとに、 様々なアーティストが彼の世界観にピッタリな色合いをつけている 。
オープナーの「La Giusta Distanza 」、ファブリッツィオ・ ボッソの膨よかなトランペットの響きがバルビエリの甘く穏やかな声にぴっ たりフィット。いきなり、期待度マックス。笑
粋で軽快な「Promemoria」、マウロ・オットリーニのトロンボーンで軽快さがアップ♪
そっと囁かられるラブソング「Previsioni Del Tempo」、オケが入ってしっとり優雅。
ストリングスを配したアレンジにジャキス・モレレンバウムのチェロがっフィーチャーされた「Niente Di Grave 」。
唯一のカヴァー曲「Lazzari Felici 」、作者の故ピーノ・ダニエレに敬意を持って。
「Vedi Napoli E Poi Canta」、アルベルト・マルシコのハモンドが軽快なサンバを。
ラブソングをデュオで歌う「 In Buone Mani 」、SSWのカルメン・コンソリとのハーモニーが素敵♪
オケが入って感動的な「Alla Fine」。
セルジョ・カンマリエーレのヴォーカルから始まる「Tu. Io E Domani 」、2人の絡みに、ファブリツィオ・ボッソやベースのルーカ・ブルガレッリが軽妙に絡む。
ダヴァブジ ・クラリネット・カルテットがフューチャーされクラリネットの音色が美しい「Manifesto」。
終演は、なんとギターで語るインスト曲「Mentre Ridi 」、大団円。
相変わらず、甘くうっとりしちゃう穏やかで優雅な雰囲気。
嫌なこと多いですけど、この40分は極上のお家巣篭もりになります!
1.La Giusta Distanza ft.Fabrizio Bosso
2.Promemoria ft.Mauro Ottolini
3.Previsioni Del Tempo
4.Niente Di Grave ft.Jaques Morelenbaum
5.Lazzari Felici
6.Vedi Napoli E Poi Canta ft.Alberto Marsico
7. In Buone Mani Ft.Carmen Consoli
8.Alla Fine
9.Tu. Io E Domani ft.Fabrizio Bosso. Luca Bulgarelli. Sergio Cammariere & Tosca
10.Manifesto ft.Quartetto Davabugi
11. Mentre Ridi
Joe Barbieri (vo, g, org, el.p, perc)
Fabrizio Bosso (tp) #1,2,9
mauro Ottolini (tb) #2
Jaques Morelenbaum (cello) #4
Alberto Marsico (org) #6
Carmen Consoli (vo) #7
Luca Bulgarelli (b) #9
Sergio Cammariere (vo) #9
Tosca (vo) #9
Quartetto Davabugi (clarinet quartet) #10
Nicola Angelucci (ds) #1
Pietro Lussu (p,rhodes) #1,4,6
Daniele Sorrentino (b)
Onda Nueve (strings ensemble) #1,4,5,7,11
Antonio Fresa (p,rhodes) #2,3,8
Sergio Di Natale (ds) #3,8,9
Bruno Marcotch (ds, perc) #4,6
.....etc. m(_ _)m
今日のおまけはご本人があげていた「La Giusta Distanza」。
どう?普通のおっちゃん風なのにm(_ _)m、めちゃくちゃ色っぽいでしょ。。
イタリア男性の実力を見た気がします。。って、なんのことだ。汗
みなさん、連休はお家でなにしますか??
洋服の整理かなぁ。。汗
んじゃ、退散♪
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コメント
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Suzuckさま。
ホント、あまーいですね。色っぽいですね。
「ロシフォールの恋人」のルグランも切ないけど、
イタリアのメロウ野郎(笑)にもトロけてしまう。
すみません、リンク貼らせてください。
https://zawinul.hatenablog.com/entry/2021/04/25/094804
投稿: zawinul | 2021年5月 2日 (日) 21時44分
zawinulさま、、
大昔、マイケル・フランクスを始めて聴いた時、、
いわゆる労働、って、いうものを全く感じさせない声だなぁ。。
と、思ったのですが、、
この方を始めて聴いた時にも、同じようなことを感じました。
トラバ、ありがとうございました。m(_ _)m
投稿: Suzuck | 2021年5月 3日 (月) 11時10分