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音楽で拡がる輪

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2021年3月21日 (日)

一瞬にかける強いエネルギーを共有 『Ancient Blue / 須川 崇志 Banksia Trio」

Ancient_bluejpg_20210319105801
 
去年、念頭にリリースされた『Time Remembered』は、期待にたがわず透徹でスリリングなアルバムで、私の2020年ベスト10に入っていました。
 
野火で実が燃やされたときにだけ、種子が弾け出て地表に播かれるという世にも珍しい花、バンクシアから来ているバンド名。自らを燃やし、次の世代に繋ぐバンクシア。
その姿に、自分が出したいと願う音、やりたいと思う音楽の形をみつけたのだそうです。
 
 
オープナーは、リズムが強調された超斬新な「Blue in Green 」。ベースとドラムの全方向からの攻めに、美学を漂わせながら流麗で高質なピアノが鳴る。
須川オリジナル「Nowheresville」、一気に透明感が増し、次第に緊張感が高まる。
須川オリジナル、タイトル曲「Ancient Blue 」、神秘的で音を抑えた美しさ。高まる高揚感も含め、藍色の思索とでも呼びたい…。
美しいスティック音とアルコが印象的な「Uncompleted Waltz」も須川オリジナル。
石若オリジナル「Armeria 」は、流れゆ雲を眺めるよう。
林オリジナル「Jomon Dance」は、力強さとスリリングが前面に。
ケニアの歌手ジョブ・セダの「Kothbiro」、アフリカの大地を感じつつ、どこか物悲しい気持ちに誘うのは何故?
石若オリジナル「Mimoza 」、透明感あるピアノの音色が煌めく。
ダイナミックな音の階段「Trapezoidal Dance」。
作曲家・ピアニストの安田 芙充央の「Song for Nenna」、穏やかで柔らか、そして、滴が一滴一滴落ちるような美しいピアノ。3人の音が重なって大河のように。
終演は、須川オリジナル「Anemos」、空間を大切にした超リリカルなピアノ・ソロで。
 
前作同様、3人の高い技術と幅広いい思考から生み出される、スリリングで透徹な演奏。
一瞬にかけるエネルギーを共有できるメンバーとの素晴らしい時間。
 
1. Blue in Green 
2. Nowheresville 
3. Ancient Blue 
4. Uncompleted Waltz
5. Armeria 
6. Jomon Dance 
7. Kothbiro 
8. Mimoza 
9. Trapezoidal Dance
10. Song for Nenna 
11. Anemos
 
 
須川 崇志 (b, el-b, cello) 
林 正樹 (p)
石若 駿 (ds, perc)
 
今日のおまけは、リーダーご本人があげていた「Ancient Blue 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪
 

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コメント

Suzuckさん、こんにちは。
早速ですが、Suzuckさんにお教えいただいた「El retratador」以来、林正樹さんはフェイバリットなピアニストとなっています。
なので、これは買わなければです!!
年末の皆様のベスト盤なども含め、ちょっと買いすぎでいつもながら未聴盤溜まって消化不良起こしていますが・・(笑)
ところでお体の調子そのごいかがですか?季節の変わり目でもありますし、なにとぞご自愛ください。 松井

確実に彼らは前進している様子が感じられました。
私の単純な好みから求めるところでは、M10. Song for Nenna , M11. Anemosあたりに求められますが、それに至るすスリリングなインター・プレイも魅力です。
日本のレベルを象徴していますね。

TBさせてください↓
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-982373.html

baikinnmannさま、再び、スリリングなプレイが満載です。

そして、林さまのクールなプレイも流石です。
私も、いつも、未聴盤においかけられております。汗

ご心配もありがとうございます。m(_ _)m
おかげさまで、体調も復活致しましたよ。(たぶん、大丈夫!)

風呂井戸さま、前作より、話題に登っていない気がするのですが、、
進化していますよね。と、、いうか、同じ場所におさまっている人たちではないです。。

ぜひとも、日本海側にも演奏に来て欲しい!!

トラバもありがとうございました。m(_ _)m

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