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音楽で拡がる輪

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2021年3月20日 (土)

洗練の極みと大らかな包容力 『Flor / Gretchen Parlato』

Flor
 
 
現代NYジャズを代表するヴォーカリスト、グレッチェン・パーラト!
子どもを産み、育て、長らく家庭を優先していた彼女が、待望のリーダー作をリリース。
 
2018年から『New Brazilian-inspired project』として始動しているメンバーには、気鋭のブラジル音楽由来のアーティストが参加している。
ゲストにも、ブラジル音楽の巨匠アイアート・モレイラを迎えた他、ジェラルド・クレイトン、マーク・ジュリアナらもゲスト参加。
タイトルの「Flor」は、ポルトガル語で「花」のことで、プロジェクト名にもなっている。
 
彼女が愛してやまないブラジル音楽にインスパイアされた作品で、オリジナル、ポップス、クラシック、ブラジル・スタンダード…全9曲を収録!
 
オープナーは、ジョアン・ジルベルトで有名な「E Preciso Perdoar」。
メランコリックで洗練されたアンサンブルはお見事、自身で英語の詩を書いている。
そして、吐息のような囁くような歌声はサウンドに溶け込む、「わぁ。やっぱり好きだぁ、お帰りなさい♪」。
変拍子でミニマルにアレンジしたアニタ・ベイカー「Sweet Love」、ジェラルド・クレイトンのフェンダー・ローズをフィーチャーして、グルーヴィー。
親友の息子の名前がタイトルの「Magnus」、マグナスご本人も参加したハッピーな曲、楽しいベース・ラインが頭のめぐる。
ショーロの名作「Rosa」、チェロとハミングでデュオ。正確なピッチ、リズム、その声の魅力的なことも改めて思う。
幼い息子をライオンに例えた歌詞のついた、、眈々とした表情の「 What Does a Lion Say?」ん?遠くで、ぎゃぁ〜って、叫んでる??
ロイ・ハーグブローブの「Roy Allan」、サンバ仕立てでアイアート・モレイラが参加、コーラスも入って盛り上がる。
クレイトンとマーク・ジュリアナをフィーチャーした「Wonderful 」!もう、ワンダフル以外の何者でもないぞ。
「Cello Suite No. 1, BWV 1007 : Minuet I / II」、バッハ無伴奏チェロ組曲のチェロの部分をスキャットで! 途中から、バンドが入ると他の楽器とのアサンブルの一つとして声を操り、ジャンルの壁を超え、融合させてしまう。
終演は、デヴィッド・ボウイの「No Plan 」、ボウイのラスト・レコーディングにも参加したジュリアナをフィーチャーして高揚感が満ちる。
 
そのミステリアスな歌声と楽器に溶け込むようなスキャット、類稀なリズムとセンスで現代ジャズシーンにカムバック!
期待を裏切らない抜群の洗練さと、母性を感じる大らかな包容力。
 
1. E Preciso Perdoar
2. Sweet Love (featuring Gerald Clayton)
3. Magnus (featuring Magnus, Thaddeus, and Ashley Thompson)
4. Rosa
5. What Does a Lion Say?
6. Roy Allan (featuring Airto Moreira)
7. Wonderful (featuring Gerald Clayton and Mark Guiliana)
8. Cello Suite No. 1, BWV 1007 : Minuet I / II
9. No Plan (featuring Mark Guiliana)
 
 
Gretchen Parlato  (vo)
Marcel Camargo  (g)
Artyom Manukyan  (cello)
Léo Costa (ds, perc)
ゲスト
Mark Guiliana (ds)
Gerald Clayton (p)
Airto Moreira (voice, perc)
 
今日のおまけは、ご本人がげていた「Wonderful 」。
 
 
何を血迷ったか、、レーベルからのサイン付きと日本版を買った私。
一枚は、友のお祝いにお花代わりになります。。
 
Flor_2
 
んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,こんにちは。

Gretchen Parlatoのアルバムは実に久しぶりでしたが,期待を裏切らない出来には本当に嬉しくなってしまいました。子育ても一段落し,活動を本格化すると期待したいところですし,コロナが落ち着いたら是非ライブで観てみたい人です。"Wonderful"のポジティブさが実に心地よかったです。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2021/03/post-ca57c8.html

閣下、幸せいっぱい、花いっぱい♪

そんな感じのアルバムでした。
私、まだ、生で聴いたことがないのですよ。
早く、コロナが落ち着いて、ライブに来てくれるといいですよね!

トラバもありがとうございました。m(_ _)m

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