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音楽で拡がる輪

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2021年3月

2021年3月31日 (水)

6月にジュリアン・レイジの新作がでるっ!!

ジュリアン・レイジのブルーノート・レコード移籍第一弾が、6月にでま〜す♪
メンバーは、彼のレギュラー・トリオ、ベースのホルヘ・ローダー、ドラムのデイブ・キング。
本来は、去年の1月のヴィレッジ・ヴァンガードでの6日間公演の後に、スタジオ入りするはずだったようです。
しかし、ご多分にもれず、新型コロナの影響でキャンセルとなり、実際の録音までには半年以上の間が空いたようです。
 
★ 『Squint / Julian Lage』 ★
 
Squint
 
1. Etude 
2. Boo’s Blue 
3. Squint 
4. Saint Rose 
5. Emily
6. Familiar Flower 
7. Day and Age 
8. Quiet Like A Fuse 
9. Short Form 
10.Twilight Surfer 
11.Call Of The Canyon 
 
Julian Lage (g)
Jorge Roeder (b)
Dave King (ds)
 
 
1曲、ご本人が「Saint Rose」という曲をあげていましたぁ。
 
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相変わらず、難解さを感じさせないポジティヴでポップなサウンドですよねぇ。
楽しみぃ♪
 
んじゃ、退散♪

2021年3月28日 (日)

深遠な表現が心打つ 『Hanamichi - The Final Studio Recording / Masabumi Kikuchi 菊地 雅章』

Hanamichi
 
不覚にも手元に届くまで、ECMからの作品だと思い込んでました。汗
2015年に鬼籍に入った、ピアニスト菊池 雅章の2013年12月のラスト・レコーディングがリリースされることになった。プロデューサーは、サン・チョン。
と、ここまでで、早飲込みの私は、、ECMからなんだなぁ。。って、思い込んでいたのだが、、
 
なんと、サン・チョンは、ECMを辞めていて、Red Hook Records(日本版はキング・インターナショナルの取り扱い)からのリリース。
このニューヨークでのスタジオ録音を仕切ったのは、サン・チョン自身だったので、菊地本人が亡くなっている現在、アルバムとしてリリースされたことは、非常に灌漑深いものだと思う。
そして、最期まで、ピアノ道の求道者であろうとした菊地 雅章が、納得した演奏でもあったよう。
 
2016年にリリースされた『Black Orpheus 』は、2012年の東京でのライブ録音で、即興が大部分だったのですが、今回は、サン・チョンの求めに応じてスタンダード中心の6曲。
 
オープナーは、古い映画音楽「Ramona」、透徹で瑞々しく美しい、誰にも媚ることのないバラッド。
痺れるような音の連続「Summertime 」は、瞑想の世界。
録音の日にち違いの「My Favorite Things」。不響音で潜り込んでしまいそうな「My Favorite Things I」、音と音の間に余韻の多い「My Favorite Things II」。
様々な音が共鳴しあっているような「Improvisation 」。
終演は、愛娘にたいする慈しみの気持ちのこもった「Little Abi 」、終始、敬虔な祈りのような穏やかさ。
 
 
音数は極度に限られ、一音一音に必然性を持ち、残響音が共鳴しているような音の使い方。
ダイナミクスを駆使した深遠な表現が、心打つ…
 
 
1. Ramona 
2. Summertime 
3. My Favorite Things I 
4. My Favorite Things II 
5. Improvisation 
6. Little Abi 
 
菊地 雅章 (p)
 
今日のおまけは、レーベルのあげていた「Little Abi 」。
 
 
『花道』というタイトル、満開の桜の写真… (って、梅でした。汗)
 
んじゃ、退散♪

2021年3月27日 (土)

作曲家としても最高! 『Road To The Sun / Pat Metheny』

Road_to_the_sun_20210326165301  
 
パット・メセニーのは、演奏も彼の曲も独自の世界観があって、心を遠くに持っていかれますよね。
去年、大作『From This Place』をリリースしたばかりなので、今年はお休みかな?って、勝手に思っていたのですが、、
メセニーが作曲した曲を、他の人に弾いてもらう、、作曲家としてのパット・メセニーを前面的に押し出したアルバムがでました。
 
4楽章からなるソロー・ギター組曲「For Paths of Light」は、現代クラシック・ギターの最高峰、ジェイソン・ヴィーオの演奏。
もう一つの組曲は、6楽章の組曲「Road to The Sun」を演奏するのは、メセニーが「世界で最高のバンドの一つ」と、評価するロサンゼルス・ギター・カルテットによる演奏。
この二つの作品がハイライト。
 
まずは、ジェイソン・ヴィーオの弾く「For Paths of Light」。
「Part 1」、光と影なら影を感じる超クラシカル雰囲気。
「Part 2」、柔らかな光が雲間から差し込む感じか。
「Part 3」、次から次に湧き出る流麗なギターのフレージング。
「Part 4」、繊細な音使い、哀愁ある曲、心の奥が光で満たされる感じ。
 
終わった後に、「ブラボー」と叫びたい!
 
 
気持ちの高揚が治まらぬうちに、ロサンゼルス・ギター・カルテットの演奏する「Road To The Sun」へ。「Part 2」と「Part 5」には、アンサンブル要員でメセニーも参加している模様。
 
「Part 1」、所々にメセニーの優しさが溢れ出てる。
「Part 2」、ボディ・パーカッションも入って、4本(もしや、5本)の心躍るアンサンブル。
「Part 3」、音数少なく、でも、熟考した重なり。
「Part 4」、メセニーらしいメロディをギターで繋げていく先にあるギター・アンサンブルの新境地。
「Part 5」、まるで何人ものメセニーがいるようなメセニー万華鏡的世界。
「Part 6」、独り草原にたつメセニーの姿を観る。
 
4人の抜群のギター・テクニックで創りだすメセニー・ワールド。
 
 
終演は、エストニア作曲家、アルヴォ・ペルトの「 Fur Alina」。
メセニーが42弦のピカソ・ギター用にアレンジし、ご本人が演奏。
情感たっぷりに、ピカソ・ギターを響かせ、別世界に誘ってくれます、めちゃ、素晴らしい!
 
 
誰が聴いても、どこを聴いても、パット・メセニーのサウンド、世界観そのもの。
全ての演奏で、違和感なくパット・メセニーの世界が表現されてるとおもいます♪
作曲家としても最高ですよね!
 
 
performed by Jason Vieaux
1. Four Paths of Light, Part 1 
2. Four Paths of Light, Part 2 
3. Four Paths of Light, Part 3
4. Four Paths of Light, Part 4 
 
Jason Vieaux (g)
 
performed by the Los Angeles Guitar Quartet
5. Road to The Sun, Part 1
6. Road to The Sun, Part 2
7. Road to The Sun, Part 3
8. Road to The Sun, Part 4
9. Road to The Sun, Part 5
10.Road to The Sun, Part 6
 
 Los Angeles Guitar Quartet
John Dearman ( 7-string guitar)
Matthew Greif (g)
William Kanengiser (g)
Scott Tennant (g)
 
          *Pat Metheny #6,9
performed and arranged by Pat Metheny
11.Fur Alina
 
Pat Metheny (42-string guitar)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Fur Alina」。
 
 
 
んじゃ、退散♪ 

2021年3月24日 (水)

アクロバティックな演奏があつ盛り! 『Into The Forest / 永武 幹子』

Into_the_forest
 
永武 幹子さんは、去年の年末に新潟市の Jazz FLASHで、初めて生演奏を聴きました。
彼女がリーダーで、本田 竹広さんをデディケートした「J.J.Soul 」というトリオでした。
 
即興とキメでドラマチックな演奏!
メンバーのそれぞれの演奏を観ているだけでも心躍る!!
永武さん不思議なオリジナルと個性的な選曲に大興奮で、パワー溢れる今年の凄いライブ納めとなりました。
 
と、某Facebookに書き込んでます。
その時、
「違うバンドなのですが、もうすぐ、リーダー作で新譜がでます」
と、仰っていたのすが、それがこのアルバム。
ドラムは、この時と同じ吉良 創太、ベースが、フレットレスベースの織原 良次、オリジナル沢山、、
って、買うしかないでしょ♪
 
わぁ、全曲、ご本人の詳細?な解説入り。。って、字数が多すぎて年寄りには、、読めない。
しかも、70分超え、ライナーもCDも詰めに詰め込んだ感じ…気合が入ってますね。
 
オープナーは、ピアノ・ソロでPrologue「リーベの舟唄」、永武ワールドへの舟出です。
青の洞窟への好奇心が膨らんで出来上がった「Grotta Azzurra」、大波小波に翻弄されるようなダイナミックな動きがスリリング。エッヂ効きまくりのピアノと自在に動きまくるフレットレスベース、高速でキメまくるドラム、もう、のっけから最高。
永武アレンジ、冒頭から挑むような「Epistrophy」、強い強い変拍子。
モンクの「Evidence」を元に創った「Just Us」、踊りだしたくなるようなベースが素敵。
陰りのあるメロディが気になる「Clover2」。
Interlude「Train 」、歌いまくるフレットレスベースを前面に押し出しながらも、グィグィと引っ張る方向性もしっかりもったピアノの頼もしさ。
「 It's Break Time」、ピアノの練習曲のような冒頭、フレットレスベースとの高速ユニゾン、高揚感あるテーマ、センス抜群のドラム!特に、フレットレスベースがかっこ良すぎて、オシオシでっす。
想像が創造を呼ぶ「Lost Folksong」。
「Twenty One」タイトルそのまま21拍子の難曲、スリリングでエキサイティング、遊び心もたっぷり。
なぜか。アフリカの風が吹く「Panorama」。
終演、Epilogue「Poor Wheel」、どこ吹く風がいい感じのピアノ・ソロ…
 
ボーナス・トラックは、アルト・サックスが入った「Along with You, Sunnyman」、明るくて希望の光に満ちた曲、演奏ね♪
 
三位一体のスリリングで、アクロバティックな演奏が満載。
お腹いっぱい、間違いなし!
肝は、フレットレスベースでございますね。
 
 
1. -Prologue- リーベの舟唄
2. Grotta Azzurra
3. Epistrophy
4. Just Us
5. Clover2
6. -Interlude- Train ホームの向かいのビルから去りゆく電車に手を振る人
7. It's Break Time
8. Lost Folksong
9. Twenty One
10. Panorama1
11. -Epilogue- Poor Wheel
12. -Bonus Track- Along with You, Sunnyman
 
 
永武 幹子 (p)
織原 良次 (fretless bass)
吉良 創太 (ds)
加納 奈実 (as)  #12
 
 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「Grotta Azzurra」。
 
 
 
 
永武さ〜ん、また、レコ発ライブにいらしてくださいね。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年3月21日 (日)

一瞬にかける強いエネルギーを共有 『Ancient Blue / 須川 崇志 Banksia Trio」

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去年、念頭にリリースされた『Time Remembered』は、期待にたがわず透徹でスリリングなアルバムで、私の2020年ベスト10に入っていました。
 
野火で実が燃やされたときにだけ、種子が弾け出て地表に播かれるという世にも珍しい花、バンクシアから来ているバンド名。自らを燃やし、次の世代に繋ぐバンクシア。
その姿に、自分が出したいと願う音、やりたいと思う音楽の形をみつけたのだそうです。
 
 
オープナーは、リズムが強調された超斬新な「Blue in Green 」。ベースとドラムの全方向からの攻めに、美学を漂わせながら流麗で高質なピアノが鳴る。
須川オリジナル「Nowheresville」、一気に透明感が増し、次第に緊張感が高まる。
須川オリジナル、タイトル曲「Ancient Blue 」、神秘的で音を抑えた美しさ。高まる高揚感も含め、藍色の思索とでも呼びたい…。
美しいスティック音とアルコが印象的な「Uncompleted Waltz」も須川オリジナル。
石若オリジナル「Armeria 」は、流れゆ雲を眺めるよう。
林オリジナル「Jomon Dance」は、力強さとスリリングが前面に。
ケニアの歌手ジョブ・セダの「Kothbiro」、アフリカの大地を感じつつ、どこか物悲しい気持ちに誘うのは何故?
石若オリジナル「Mimoza 」、透明感あるピアノの音色が煌めく。
ダイナミックな音の階段「Trapezoidal Dance」。
作曲家・ピアニストの安田 芙充央の「Song for Nenna」、穏やかで柔らか、そして、滴が一滴一滴落ちるような美しいピアノ。3人の音が重なって大河のように。
終演は、須川オリジナル「Anemos」、空間を大切にした超リリカルなピアノ・ソロで。
 
前作同様、3人の高い技術と幅広いい思考から生み出される、スリリングで透徹な演奏。
一瞬にかけるエネルギーを共有できるメンバーとの素晴らしい時間。
 
1. Blue in Green 
2. Nowheresville 
3. Ancient Blue 
4. Uncompleted Waltz
5. Armeria 
6. Jomon Dance 
7. Kothbiro 
8. Mimoza 
9. Trapezoidal Dance
10. Song for Nenna 
11. Anemos
 
 
須川 崇志 (b, el-b, cello) 
林 正樹 (p)
石若 駿 (ds, perc)
 
今日のおまけは、リーダーご本人があげていた「Ancient Blue 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪
 

2021年3月20日 (土)

洗練の極みと大らかな包容力 『Flor / Gretchen Parlato』

Flor
 
 
現代NYジャズを代表するヴォーカリスト、グレッチェン・パーラト!
子どもを産み、育て、長らく家庭を優先していた彼女が、待望のリーダー作をリリース。
 
2018年から『New Brazilian-inspired project』として始動しているメンバーには、気鋭のブラジル音楽由来のアーティストが参加している。
ゲストにも、ブラジル音楽の巨匠アイアート・モレイラを迎えた他、ジェラルド・クレイトン、マーク・ジュリアナらもゲスト参加。
タイトルの「Flor」は、ポルトガル語で「花」のことで、プロジェクト名にもなっている。
 
彼女が愛してやまないブラジル音楽にインスパイアされた作品で、オリジナル、ポップス、クラシック、ブラジル・スタンダード…全9曲を収録!
 
オープナーは、ジョアン・ジルベルトで有名な「E Preciso Perdoar」。
メランコリックで洗練されたアンサンブルはお見事、自身で英語の詩を書いている。
そして、吐息のような囁くような歌声はサウンドに溶け込む、「わぁ。やっぱり好きだぁ、お帰りなさい♪」。
変拍子でミニマルにアレンジしたアニタ・ベイカー「Sweet Love」、ジェラルド・クレイトンのフェンダー・ローズをフィーチャーして、グルーヴィー。
親友の息子の名前がタイトルの「Magnus」、マグナスご本人も参加したハッピーな曲、楽しいベース・ラインが頭のめぐる。
ショーロの名作「Rosa」、チェロとハミングでデュオ。正確なピッチ、リズム、その声の魅力的なことも改めて思う。
幼い息子をライオンに例えた歌詞のついた、、眈々とした表情の「 What Does a Lion Say?」ん?遠くで、ぎゃぁ〜って、叫んでる??
ロイ・ハーグブローブの「Roy Allan」、サンバ仕立てでアイアート・モレイラが参加、コーラスも入って盛り上がる。
クレイトンとマーク・ジュリアナをフィーチャーした「Wonderful 」!もう、ワンダフル以外の何者でもないぞ。
「Cello Suite No. 1, BWV 1007 : Minuet I / II」、バッハ無伴奏チェロ組曲のチェロの部分をスキャットで! 途中から、バンドが入ると他の楽器とのアサンブルの一つとして声を操り、ジャンルの壁を超え、融合させてしまう。
終演は、デヴィッド・ボウイの「No Plan 」、ボウイのラスト・レコーディングにも参加したジュリアナをフィーチャーして高揚感が満ちる。
 
そのミステリアスな歌声と楽器に溶け込むようなスキャット、類稀なリズムとセンスで現代ジャズシーンにカムバック!
期待を裏切らない抜群の洗練さと、母性を感じる大らかな包容力。
 
1. E Preciso Perdoar
2. Sweet Love (featuring Gerald Clayton)
3. Magnus (featuring Magnus, Thaddeus, and Ashley Thompson)
4. Rosa
5. What Does a Lion Say?
6. Roy Allan (featuring Airto Moreira)
7. Wonderful (featuring Gerald Clayton and Mark Guiliana)
8. Cello Suite No. 1, BWV 1007 : Minuet I / II
9. No Plan (featuring Mark Guiliana)
 
 
Gretchen Parlato  (vo)
Marcel Camargo  (g)
Artyom Manukyan  (cello)
Léo Costa (ds, perc)
ゲスト
Mark Guiliana (ds)
Gerald Clayton (p)
Airto Moreira (voice, perc)
 
今日のおまけは、ご本人がげていた「Wonderful 」。
 
 
何を血迷ったか、、レーベルからのサイン付きと日本版を買った私。
一枚は、友のお祝いにお花代わりになります。。
 
Flor_2
 
んじゃ、退散♪

2021年3月19日 (金)

エレクトリック・バンドが、チック・コリアのトリュビュート・イベントを行う!

2月になくなったチック・コリアは、先日のグラミー賞で2つのグラミー賞を獲得し、通算25のグラミー賞受賞者になったそうです。

・最優秀即興ジャズ・ソロ   
 『Trilogy 2』の「All Blues」

 

 


・最優秀ジャズ・インストルメンタル・アルバム

 『Trilogy 2』

 

★ おめでとうございます! ★

 

 

そして、現地時間で3月20日9時(日本時間の3月21日の2時)に、
The Chick Corea Elektric Bandが、「A Tribute To Chick」と冠したイベントを行うそうです!

 

日本だと夜中になってしまいますよねぇ。。
アーカイブは残るのでしょうか。

 

追記

注意 これは、ライブではなく、メンバーのトーク番組?でした。

ライブだと思って、独りで盛り上がってしまいました…申し訳ありませんでした。m(_ _)m

 

んじゃ、退散♪

 

2021年3月17日 (水)

人生を語り合う 『譚歌 Ⅱ / 金澤 英明 石井 彰』

Tanka2_1200
 
『譚歌 』の続編がでました♪
去年、コロナによるパンデミックが始まった頃、お二人は新譜を提げて新発田のバードさんで、ライブをしました。
あれから、、ほぼほぼ一年、残念ながらコロナ禍は収束していませんが、ソーシャルディスタンスを保ちながら、新しいルールでの社会生活を続けています。
 
そんな中、今年になって『譚歌 Ⅱ 』をリリースしたお二人が、来潟してライブを二箇所で開いてくれました。
新発田のバードさんと、阿賀野市出湯の愛着珈琲さん。私は、日曜日の昼間の時間帯だった愛着珈琲さんに行って、再びノックアウト状態。笑
音に痺れて、音に恋した二時間でした。その時、購入したアルバムでっす。
 
オープナーは、ブロニスロウ・ケイパーの「Hi-lily,Hi-lo2」、「On Green Dolphin Street」の作曲者ですね。それは、甘く可憐な演奏。
ベース・ソロから始める「TIDE」、一音、一音確かめるような少ない音数。動き始めてからの阿吽、互いのソロのバッキングというより、一緒に音を奏でる会話のような演奏。即興の妙が詰まってる。
坂本龍一の「Bibo no Aozora」、切なさを音にしたような狂おしさ、溢れ出るロマンチシズム。
眈々としたベース・ソロが続く「Esperanza」、ピアノが加わり次第に秘めた情熱を帯びる。
ベースとピアノのコントラスト素敵な「Sabi」。
ビル・エヴァンス の不思議なテーマを持つ「 Loose Bloose」。どこか気怠さを感じさせつつ、掛け合いは流石。
「Ebb Tide」、ボーイングが重ねらた部分は異次元にいきそう、そして、テーマにはいる時、ゾクゾクっと来ます…。
どこかに流れていってしまいそうな「Elegy」。自由奔放な「 I Love Paris」。
これからのことは、考えすぎてもダメだよ、って、「Que Sera Sera」。
 
ずしーんと、音が体に入り込んできます。
金澤さんの指が弦を弾けば、ストレートに心の襞をふるわせる。
石井さんが、グッと集中すれば、時空に潜んでいた美しいメロディが舞い降りる…
裏に表になりながら、それぞれのソロにつける相手の音が素晴らしい!
短い少ない音でも、こうくるか!と、ぞっくっっと、痺れる。。
人生を語り合う神の領域でした。
 
 
1. Hi-lily,Hi-lo
2. TIDE
3. Bibo no Aozora
4. Esperanza
5. Sabi
6. Loose Bloose
7. Ebb Tide
8. Elegy
9. I Love Paris
10. Que Sera Sera
 
金澤 英明 (b)
石井 彰 (p)
 
今日のおまけは、お二人が運営されている譚歌チャンネル。
すでに、47回目だそうです。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年3月14日 (日)

どう?こんな感じだったのよ。「ISSIMO JAZZ NIGHT / Ove Ingemarsson   Fabio Bottazzo  (11/29)」

スウェーデンで活躍していたサックス奏者、オーベ・インゲマールソンさんは、現在、新潟に住んでいます♪
新潟在住の大好きなイタリア人ギタリスト、ファビオ・ボッタッツォさんとのデュオ・ライブがあったのは、去年の11月の終わりでした。


それは、インティメイトで穏やかな音風景だったので、再演を希望中ではあるのですが。。
一週間くらい前に、その時のアンコール曲だったファビオさんオリジナルの「Dondolando」の動画が公開されていました。

それが、これ!! 皆さんにも、おっそわけ♪

  

  

この時、オーベさんの目の前の席だったので、彼のサックスから出た音を体いっぱい浴びることができて、とても、幸せな気持ちでした〜。

どうぞ、皆さんもご覧になってくださいね。

気持ちが、とても和みますよね!

ほら、素敵なホワイトデーの予感が…。

 

んじゃ、退散♪

2021年3月13日 (土)

春光うららか、パオロ・フレスの詩心 『Tempo Di Chet / Paolo Fresu』

Tempo_di_chet
 
イタリアン・チェットことパオロ・フレスのチェット・ベイカー・トリビュートで〜す。
2018年にリリースされたものなのですが、今年になって日本盤だけCDでリリース。
なんと、初国内版だそうです。驚
 
 
ピアノは、らっぱ吹きでもあるディノ・ルビーノ。ベースは、マルコ・バルドスチア。
どうなんだろう。。?
共通点は、イタリア人、そして、ロマンチシズムだろうか。。
基本は、ドラムレスで、3曲目と12曲目には、フレスのデヴィル・カルテットのドラマー、ステファノ・バニョーリが参加♪
 
 
フレスは、イタリアで制作された演劇「Tempo Di Chet」の音楽監督だった。
そして、これはそのサウンド・トラック。
チェット由縁の曲もあるけど、彼らの粋なオリジナルが、なんというかチェットの面影が濃厚で素敵だ。
 
 
オプナーの「But Not For Me 」から終演の「When I Fall In Love」まで、フレスの肉声を通して、チェットが語りかけてくる。
その柔らかな音色、空間を大きく使い、朗々と時に囁くように語る詩人、フレス。
メンバーとのやりとりも、大らかでロマンチシズムに溢れている。
 
 
気を衒わず、高いスキルを持ったアーティストたちが、詩心満載で、チェットをオマージュする。
春光うららか、踊り出したくなるような一時間強だった。
トランペット好き、チェット好き、是非、どうぞ。
 
 
 
1. But Not For Me
2. The Silence Of Your Heart
3. Palfium
4. Postcard From Home
5. The Beatniks
6. Fresing
7. Everything Happens To Me
8. Chat With Chet
9. Hotel Universo
10. My Funny Valentine
11. Hermosa Beach
12. Jetrium
13. Catalina
14. When I Fall In Love 
 
 
 
Paolo Fresu (tp, flh)
Dino Rubino (p)
Marco Bardoscia (b)
Stefano Bagnoli (ds) #3 #12
 
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていあた「The Silence of Your Heart」。
沁みるぅ〜♪
 
 
 
 
日本語版なので、神谷ハヤト氏の書いたライナー・ノーツも楽しみにしていた。
フレスは、ネットに繋がったミレニアムの頃に、ジャズ友たちに教えられたアーティスト。
考えてみたら、イタリア語はチンプンカンプンだし、英語はいまいちな私には、日本語で読むフレスの経歴に頷きっぱなし。笑
そう、彼の生まれ故郷なので、サルディーニャ島に行ってみたいのよねぇ。
そして、あのCD持ってる、このCDないかも、、と、一喜一憂。笑
 
 
「チェットの全てが大好きだ」
 
 
と、語る、フレスからのお手紙も付いている。。
私も、、語ろう・・。
 
 
「フレスの全てが大好きだ」
 
ステファノ・アメリオの録音は、良い音というか…温かでハートフルな音。
なぜか、生演奏を拝んだことのない。
次回、来日したら、絶対にライブに行きたいぞぉ!
 
 
んじゃ、退散♪
 

2021年3月10日 (水)

ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンの新譜が凄そう…!!

★Two Roses / Avishai Cohen Mark Guiliana Elchin Shirinov with Gothenburg Symphony Orchestra ★
 
Two_roses
 
 
ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンが、シンフォニー・オーケストラの共演し、独自の世界観を表現した新譜を、4月に出すようです!
1曲あげられていたのが、Arab Medley」、
 
 
エネルギッシュな彼のベースを中心に目眩く世界がひろがっています!
1. Almah Sleeping 
2. When I'm Falling
3. Nature Talking 
4. Song For My Brother 
5. Emotional Storm 
6. Two Roses (Shnei Shoshanim)
7. Nature Boy
8. A Child Is Born 
9. Puncha Puncha 
10.Morenika 
11.Arab Medley 
12.Alon Basela
 
Avishai Cohen (b, vo)
Elchin Shirinov (p)
Mark Guiliana (ds)
 
Gothenburg Symphony Orchestra 
Alexander Hanson (conduct)
 
オリジナルが多いですが、スタンダードもとりあげてますよね。
どんなかんじになっているのでしょう。。
楽しみ!!
 
んじゃ、退散♪

2021年3月 7日 (日)

どうぞ、安らかに… 『Live / Chick Corea Akoustic Band with John Patitucci & Dave Weckl』

Live_chick_corea_akoustic_band
 
今年の2月9日に鬼籍にはいった、巨匠、チック・コリアの追悼の意を込めて、自分の棚からこぼれていたこのアルバムを買いました。
 
チック・コリアが、ジョン・パティトゥッチとデイヴ・ウェックルを自分のバンドに呼んだのは、1985年、彼のエレクトリック・バンドの結成のためでした。
ご存知のように人気を博したこのバンドで、しばらく活動した後、コリアはアコースティックに移行します。(エレクトリック・バンドは、解散したわけではありません。)
アコースティック・バンドでも、ジョン・パティトゥッチとデイヴ・ウェックルと組み、大きな成果と評価も得ました。
このアルバムは、なんと約20年ぶりのアコースティック・バンドとしての録音。
20年ぶりのツアーの幕開けコンサート(2018年1月13日)を録音したもので、2枚組です。
 
 
1セット目のオープナーは、光り輝く「Morning Sprite」、憂いを含んだ「Japanese Waltz」、次々と入れ替わるソロが、それぞれ素晴らしい。
リレーでテーマを繋ぐ「That Old Feeling」に古さを感じさせない。
ご存知「 In a Sentimental Mood 」、冒頭から続くコリアのピアノ・ソロの表現力豊かなこと…。
スペインの光景が背後に浮かぶ「Rhumba Flamenco」ダイナミックな空間。
「Summer Night」、超絶なベース・ソロからはじまる、綺麗なワルツには光が満ちている。
1枚目の終演は、「Humpty Dumpty 」、切れ味よくユニゾンがきまってる。
 
 
2セット目の2セット目のオープナーは、「On Green Dolphin Street」、軽快、溌剌、丁々発止。
アルコで始まる「Eternal Child 」、深遠なる演奏。緻密に計算された「You and the Night and the Music」。
モンクの幻影が観える「Monk's Mood」。かなりフリー度が増した「Humpty Dumpty」をもう一度。
そして、この日の締めは「You're Everything 」。音域広く難曲の一つを、私生活のパートナーでもあるゲイル・モラン・コリアが参加。伸びやかな歌声で、スキャットで、バンドと対話。会場を沸かせて終演。
 
 
ほぼ3年前のコンサート。
一人一人の超絶はもちろん、全てにおいての阿吽の呼吸が凄すぎる。
まさに、神の領域…この素晴らしい仕上がりから考えると、、
3人の誰もが、再び、時を経て演奏をするつもりだったとおもいます。
重ね重ね、残念としか言いようがありません。
 
 
CD1
1. Morning Sprite
2. Japanese Waltz
3. That Old Feeling 
4. In a Sentimental Mood 
5. Rhumba Flamenco 
6. Summer Night
7. Humpty Dumpty (set 1 )
 
CD2
1. On Green Dolphin Street
2. Eternal Child 
3. You and the Night and the Music
4. Monk's Mood
5. Humpty Dumpty (set 2)
6. You're Everything 
 
Chick Corea  (p)
John Patitucci   (b)
Dave Weckl  (ds)
 
Gayle Moran Corea (vo) CD2#6
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた別のライブ会場での「Humpty Dumpty 」。
 
 
長い間、私たちに豊かな時間をありがとうございました。
素晴らしい演奏や曲はもちろんですが、いたずらっこのような好奇心旺盛な瞳の輝きを永遠にわすれられないとおもいます。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
 
んじゃ、退散♪

2021年3月 6日 (土)

ロマンチックも寸止め 「中村 真 ピアノ・ソロ @ Jazz FLASH (3/5)」

中村 真 ピアノ・ソロ @ Jazz FLASH (3/5)

中村 真 (p)

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MCがちょっとあって、ほぼ定時に開始。

ええとね、好きか嫌いかって、上手い下手は別として、だいたい演奏の初めのワンフレーズくらいでわかりますよね?

音の使い方、強弱の付け方、、やっぱり好きなピアニストの1人ですよねぇ。


落ち着いた中にも、すごく遠くにチラッと見える光。テーマをいろんな風に分解して、自分のオリジナルのように演奏しながら聴く側を一気に違う世界に引き込む力。
遠い想い出のように浮かんでは消える光景、、やがて、その光景が繋がり出し「My Funny Valentine」という一編の歌を奏でる。

約10分の難解な謎解きのような時間での集中から解き放されてからの至福の時間。。


「 Isn't It Romantic」のロマンチシズムは流石、心が溶けそう…でも、ご本人はギリギリ溺れない瀬戸際を責める感じが甘すぎず良いなぁ。

セット最後は、アグレッシブに攻める「Lotus Blossom」。

15分間の休憩。

珍しく、自分のCD関係のMCあって予定時刻にはじまります。

 

2セット目の頭は、比較的短いフリー・インプロビゼーション。

約6分は、抑えていた内側からの呼応、内なるエネルギーを一気に爆発させた感じか。

アヴァンギャルドな「Bolivia」、「My Ideal」に滲む優しさ。
そして、「Take The A Train」、有名曲なので比較的多くの方々が変化球を投げてきますが、今までに聴いたことのない大胆なアレンジ。

これは、曲名はすぐにわかったのだけど、バラバラになっていて、乗り遅れそう?乗れそうもない?空中分解寸前の演奏。笑

超饒舌な「Song Is You」で終演。

 

スタンダードは、全てがかなりの変化球。出そうで、出てこないテーマ、でも、散りばめらてた「ヒント」に、思わず頷く観客。
自発的、創造的、かつ自由自在にシーンを演じる。さまざまなシーンが浮かび上がる、美しいけれど、決して自分に溺れる事のない演奏。繊細でいながら大胆不敵な面構え。甘すぎないロマンチスト、気持ちはストレート、演奏は変化球。ロマンチックも寸止め。


そして、アンコール(アンコールの拍手の前)の「 Danny Boy」。


石垣島で出会ったシンガーにインスパイアされなが弾く「 Danny Boy」は、ほぼ直球。
ここに来てのド直球は、堪えますねぇ…会場みんなの目を潤ませ、心震えて終演。

コロナ定員で、ほぼ満席でしたが、しっかりしたコロナ対策で安心してライブを楽しめました。
刺激的な時間でした。。

以下、私の信頼のおける長岡のギタリスト、イリエさんが教えれくれたセトリを貼り付けておきます。


1st set
1.My Funny Valentine
2. Solar
3. Isn't It Romantic
4. The Days Of Wine And Roses
5. Old Folks
6. Lotus Blossom

2nd set
7. Free Improvisation
8. Bolivia
9. My Ideal
10. Take The A Train
11. Song Is You

Anchor
12. Danny Boy

 

んじゃ、退散♪

 

2021年3月 3日 (水)

4月に、Vijay Iyerのトリオ作が出ます♪

4月に、Vijay Iyerのトリオ作が出ます♪
 
★Uneasy / Vijay Iyer★
 
Uneasy
 
トリオのメンバーは、前々作3管セクステット『Far From Over』で、アイヤーのECMでの作品初登場。洗練かつアクティヴなドラムワークで、圧倒的な存在感を感じさせたタイショーン・ソーリー。
そして、パット・メセニーも惚れ込む、強靭な女性ベーシスト、リンダ・オー。
 
レーベルがあげている「Children Of Flint 」を聴くと、やはり一筋縄でいかない感じですよね。
4月のお楽しみでした!
 
 
1.Children Of Flint
2.Combat Breathing
3.Night And Day
4.Touba
5.Drummer's Song
6.Augury,
7.Configurations
8.Uneasy
9.Retrofit
10.Entrustment 
 
Vijay Iyer (p)
Linda May Han Oh (b)
Tyshawn Sorey (ds)
 
 
今日は、お雛まつりですね。
随分前から、段飾りをだすのをやめてしまい、、小さな陶器のお雛様を飾るだけになりました。
 
んじゃ、退散♪

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