明日への為に…ナイトキャップ代わりにいかがでしょ? 『An Hour Toward Tomorrow / 和田 明 × 松本 圭使』
ベテラン布川 俊樹 ギタリストとの『Blue Jouney』で、テクニカルでパワフルな歌唱を聴かせてくれたヴォーカリスト、和田 明。
今回は、鹿児島ジャズフェスティバル立ち上げ、鹿児島から全国に発信続けるピアニスト、松本 圭使とのデュオ。
鹿児島が同郷の2人は、10年以上一緒に活動してきたソウルメイト。
現在は東京在住の和田だが、離れた場所でもリアルタイムに音楽セッションができるアプリで、東京と鹿児島で同時録音したアルバムだという。技術の進歩はすごいものですね。
オープナーは、穏やかで優しいピアノのソロによる「Prelude」。
シームレスに始まる「Tell Me a Bed Time Story」、囁くような甘いヴォーカルが聴こえてくる頃には、2人の息の合った心地よい演奏が、疲弊した心にゆっくりと沁み込んでくる。
美しバラッド「How Long has This Been Going on』、わぉ、絶品♪
軽快に恋の喜びを歌う「Nobody Else but Me」。スィートなスィートな「Embraceable You」。
ピアノのソロによる「Interlude」、少し強めではっきりとした演奏でアルバムのアクセント。
ピアノとの掛け合いが楽しい「Speak Low」。
テンポよく、そして、ピアノの演奏も効いている「Joy Spring (when we're alone)」、お得意のスキャットが踊ります。
ロマンチックが止まらない「When I Fall In Love」。
終演は、リリカルなピアノの演奏に聴き惚れてしまう「The Way You Look Tonight」、最後の一音まで美しすぎるラブ・ソング、痺れるぅ。
お得意のパワフルで超絶スキャットをグッと抑え囁くようにそっと歌う和田、丁寧に美しく寄り添う松本。
全編癒しの時間、静かに眠れそう…明日への活力おの為に、、ナイトキャップ代わりにいかがでしょ?。
1.Prelude
2.Tell Me a Bed Time Story
3.How Long has This Been Going on
4.Nobody Else but Me
5.Embraceable You
6.Interlude
7.Speak Low
8.Joy Spring (when we're alone)
9.When I Fall in Love
10.The Way You Look Tonight
Akira Wada 和田 明 (vo)
Keishi Matsumoto 松本 圭使(p)
通販で1000枚の限定だそうで、和田さんのHPから買いました。
今日のおまけは、ご本人があげていた「Tell Me a Bed Time Story」。
んじゃ、退散♪
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