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音楽で拡がる輪

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2021年2月

2021年2月28日 (日)

日本の仲間への手紙 『Live In Japan / Joseph Howell Quartet』

Live_in_japan
 
友人に教えてもらったアルバム。
 
リーダーのジョセフ・ハウエルは、クラリネット奏者です。
クラリネットというと、、木訥で昔懐かしいイメージがありますが、、
彼は、コルトレーンやショーターがアイドルと思われる現代的でアグレッシブな感じ。
 
その彼が、米国海軍のミュージシャンとして日本に滞在中の、機会をみつけてはセッションにおもむき、気の合った音楽仲間を見つけたのです。
 
冒険心旺盛なピアニスト、平川 恵悟、全てにおいて気配り完璧なベーシスト、嶌田 憲二、エキサイティングなプレイで、仲間を見守る司令塔的なドラマー、西尾研一。
全員が、爆発的な力強い演奏が好みだったようで、彼は日本で家族のようなバンド仲間をみつけたとおもっていたのですね。
バンドはライブを重ね、強い意志で結びついてゆき、2018年、5月、横浜のライブハウス「CASK」での演奏を録音。
それが、このアルバム。
 
オープナーのオリジナル「Serenity」からモダンで心躍る演奏。
名曲「Good Bait」も12分超えの渾身の演奏、「Nefertiti」の妖しさ。
オリジナル「Jinriksha(人力車?)」のピアノ奮闘、オリジナル「Mamacita」の溢れる情熱。
スタンダード「My Foolish Heart」での歌心とイマジネーション。
終演は、お遊びもちょっと入りながら、全員で軽快にエキサイティングに弾けるお馴染み「Take the a Train」。
 
 
全てが10分超えのわがままライブ仕様。笑
そして、温かな気持ちが伝わるリーダーのライナー・ノーツは、日本の仲間への手紙のようです。
 
 
1.Serenity
2.Good Bait
3.Nefertiti
4.Jinriksha
5.Mamacita
6.My Foolish Heart
7.Take the a Train
 
Joseph Howell  (cl)
Keigo Hirakawa (p)
Kenji Shimada (b)
Kenichi Nishio (ds)
 
今日のおまけは、オープナーの「Serenity」。
 
 
早く、再会できる日がくるといいですね。
 
んじゃ、退散♪
 

2021年2月27日 (土)

『ジャズ批評 220号』がでました〜♪

『ジャズ批評 220号』がでました〜♪


  


220


特集は、「マイ・ベスト・アルバム2020」。
「ジャズオーディオ・ディスク大賞2020」も発表されてます。


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「マイ・ベスト・アルバム2020」


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今年も参加しましたよ!
私の5枚です。


1. 『Budapest Concert / Keith Jarrett』
2. 『From This Place / Pat Metheny 』
3. 『L’equilibrio di Nash / Roberto Cipelli with Paolo Fresu 』
4. 『There Is a Tide / Chris Potter 』
5.『Secrets Are The Best Stories / Kurt Elling (feat. Danilo Perez) 』


  


毎年思うことですが、、
様々な方々が、様々なアルバムを選出しており、眺めているのがとても面白いです。
しかしながら、キース・ジャレットももパット・メセニーも、、影も形もなくてびっくり。


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「ジャズオーディオ・ディスク大賞2020」


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インスト


金  Island / Alboran Trio


銀  And Alone / Akira Matsuo


銅  One Night At Sekka / Manabu Ohashi


  


ヴォーカル


金  Sunset in the Blue / Melody Gardot


銀  You Should Have Told Me / Ellen Andersson


銅  This Dream of You / Diana Krall


  



私の最終選考です。


インスト
1.『Budapest Concert / Keith Jarrett』
2.『From This Place / Pat Methen』
3.『L’equilibrio di Nash / Roberto Cipelli with Paolo Fresu』
4.『Avishai Cohen Big Vicious』
5.『8: Kindred Spirits / Charles Lloyd』
6.『Taste of Honey / Ulf Wakenius』
7.『Tens / Walter Lang』
8.『Arctic Riff / Marcin Wasilewski, Joe Lovano』
9.『プレイズ・コルトレーン / 片倉真由子』
10.『Life Goes On / Carla Bley』


  



ヴォーカル
1.『Secrets Are The Best Stories / Kurt Elling (feat. Danilo Perez)』
2.『Pick Me Up Off The Floor / Norah Jones』
3.『Faces / Kaoru Azuma, Hitomi Nishiyama』
4.『Sunset In The Blue / Melody Gardot 』
5.『It Is What It Is / Thundercat』
6.『We’ve just begun / Sinne Eeg & The Danish Radio Big Band 』
7.『Come In From The Rain / Solveig Slettahjell 』
8.『Stations / Viktoria Tolstoy』
9. 『You Should Have Told Me / Ellen Andersson』
10. 『The Cole Porter Songbook / Chiara Pancaldi & Alessandro Galati』


  


他の賞の選出(これは、各人の推薦がそのまま載ります)


特別賞
大震災の記憶を掘り起こした作品『Atomic Bass / Giuseppe Bassi』を作成したイタリアのベーシスト、ジュゼッペ・バッシ氏
メロディ
「Nameless Piano」『Nameless Piano / Sumire Kuribayashi (栗林 すみれ)』より
ジャケット
『Tens / Walter Lang Trio』


いつもの「新譜紹介」は、4枚。


  



『The Real You / Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk 』



『Human / Shai Maestro』



『Jazz at Berlin Philharmonic XI: The Last Call / Larry Coryell &Philip Catherine』



『Flor / Gretchen Parlato』


  


「New Disc Pick Up」は、1枚。


  


『An Hour Toward Tomorrow / 和田明 × 松本圭使』


  


今年の2月は、、本当に、、あっという間でした・・。


んじゃ、退散♪


  


  

2021年2月23日 (火)

彼らと瞑想の旅に立つ 『Uma Elmo / Jakob Bro Trio』

Uma_elmo
 
デンマークのギタリスト、ヤコブ・ブロが、ECMのリーダー作で5枚目のアルバムをリリース。
ノルウェーのトランペット奏者、アルヴェ・ヘンリクセンと、スペイン出身のスーパー・ドラマー、ホルへ・ロッシーとのトリオ。
 
 
オープナーは、静寂で幻想的な「Reconstructing a Dream」、ヘンリクセンのトランペットの音は、尺八のようにかすれフルートのような息遣い、、高らかに音を奏でることは無く、内省的なブロの曲にすぅっとハマる。ロッシーのドラムも冴え渡る。
トーマス・スタンコ・クァルテットの『Dark Eyes』に参加したブロから、スタンコへ捧げられた「To Stanko」、ブロのクラシック・ギターのような美しい音色が心に沁みる。
エレクトロニックな音が効果的に響く「Beautiful Day 」。微妙な光の変化を奏でるような「Morning Song」。
ヘリクセンの震える低音が不思議な感覚な「Housework」は、フリー&アヴァンギャルド。
「Music For Black Pigeons」は、サックス奏者、リー・コニッツへのオマージュ、、淡々と、滑らかに。
哀愁のあるメロディ「Sound Flower」、後半の不思議な高揚感。
浮遊感ある「Slaraffenland」も、エレクトロニックな響きで新しい印象。
終演は、「Morning Song (var.) 」、前での「Morning Song」以上に地球的な鼓動か…。
 
 
相変わらず、ブロのプレイは、本当に音数が少なく、大きな空間を他のメンバーと必要最小限の音で埋めていくような感じ。
揺るぎない静けさを心に感じながら、彼らと瞑想の旅に立つ。
 
1. Reconstructing a Dream 
2. To Stanko
3. Beautiful Day 
4. Morning Song 
5. Housework
6. Music For Black Pigeons 
7. Sound Flower 
8. Slaraffenland 
9. Morning Song (var.) 
                                                                                    
Jakob Bro (g) 
Arve Henriksen (tp, piccolo tp) 
Jorge Rossy (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「To Stanko」。
 
 
んじゃ、退散♪
 

2021年2月21日 (日)

パット・メセニーが作曲家の可能性を追求した新譜を出す♪

去年の年の初めにリリースされた『From This Place /  Pat Metheny』は、私の2020年のトップでした。
あまりに、凄くて、、次の新譜のリリースは、、少し先かな?って、おもっていたのですが、、
やっぱり、天才は止まるところをしらないですね。

3月5日に新譜『Road to the Sun』がリリースされます!

 

Road_to_the_sun

 

今回は、作曲家パット・メセニーの可能性を探求した最新作ということで、、

4楽章からなるジェイソン・ヴィーオ(Jason Vieaux)のソロ・ギターによる組曲「Four Paths Of Light」と、、

ロサンゼルスのギター・カルテットLAGQ(Los Angeles Guitar Quartet)が演奏した6楽章の作品という構成のようです。

注文したものの、いろいろと、、謎なんですが、、(笑)

公開されている曲のひとつ、「Road To The Sun Pt. 2」。

 

 

こういうのを聴いちゃうと、、やっぱり、たのしみですよね!!

 

んじゃ、退散♪

2021年2月20日 (土)

捨て曲なし、心温まる贈り物 『Another Story / Shinya Fukumori (福森 進也)』

Another_story
2018年に、ECMよりリーダー作『For 2 Aki』をリリースし、日本でもその繊細なシンバル・ワークで、クワイエット・シーンを支えるアーティストとの共演も多く、『land & quiet』でも、感受性鋭い素晴らしい演奏を聴かせてくれたドラマー、福森 進也。
コロナ禍、上京を抑えているのですが、生で聴きたいドラマーです…。
 
なんと、去年、ご自身のレーベル「nagalu」を立ち上げ、この『Another Story』をリリースしました。メンバーを確認して、すぐ予約!だって、もう、大好きなアーティストがぞろぞろ。。
ちょっと高いなぁ?って、よく確認したら2枚組だったです。ますます、楽しみ♪
 
到着してびっくり、、質の良い便箋のようなカバーは、シオン?の押し花が施されており、中には手書きのセットリスト、そして、ご本人のサインがありました!
これだけで、彼のファンならば、音楽を聴く前からテンション・アップですよね。
でも、12月は、私は毎年クリスマス月間なので、この2枚組のアルバムは、年明けまでオアズケ。いろいろあって、、やっと、ゆっくり、、聴いています。
「悲しくてやりきれない」と、ヴォーカルのSalyuさんとの共作もありますが、その他は彼の定評あるオリジナル。「月」と「花」というタイトルも、なんか、良い。
 
「月」
オープナは、バンドネオンが郷愁を誘う「月はとうに沈みゆき」。ひとつひとつの楽器が闇に溶けていくよう。
アコギとピアノの美しい響きにうっとり「 L.A.S. 」、この胸に滲み入る感はハンパない。
女性ヴォーカルとのデュオ「可惜夜 」と名付けられた即興(Improvisation)、心の呟きを聴いているようなヴォーカルと異次元デュオ。
尺八が入った加藤 和彦の「悲しくてやりきれない」、流れる雲のような寂しいそして温かい男性ヴォーカルに心を持っていかれる。和彦ファンなので、ちょっと辛い。
力強いピアノのソロから始まる「Fallen」、佐藤浩一ピアニストとのデュオは、感情が波たつ。
尺八とアルトの入ったタイトル曲「Another Story」。尺八もアルトも肉声のように聴こえ、その重なりその響きが…なぜか懐かしく感動。
1枚目の終演は、ドラムレスの「美しき魂 - 月 - 」、エレキの残響音次元を超え、月を懐かしむかぐや姫の気分で空を見上げる感じか…。
 
「花」
温かな気持ちで満たされるピアノとのデュオ「Birth」。
ピアノとアコギのハーモニーが気持ちいい「Flight of a Black Kite」、後半の高揚感、バンドの一体感も素晴らしい。
「水光 」と名付けられた即興(Improvisation)は、再び、女性ヴォーカルとのデュオ。光の輝きが水面に映る感じ。かなりプリミティブな部分を刺激するヴォーカリスト。シームレスな感じで、エレキとピアノが加わった「美しき魂 - 花 - 」、優しさと寂しさが同居する。
力強いベースのソロから始まる「Lily」、バンドネオンが音色がドラマを創り出す。
アルトの温かな声にほっとする「Farewell」。
荒野を歩くイメージ「Walk」、男性ヴォーカルとバンドネオンで郷愁漂う。
2枚目の終演は、佐藤浩一のピアノ・ソロ「花は光に導かれ」、私は桜咲く光景が浮かびました。
 
 
適材適所のセッティングで、心安らぐ時間でした。
捨て曲なし(きっぱり)の心温まる贈り物でした。
欧州の音楽と、日本の叙情を融合した世界。
いい曲たくさん、いい演奏たくさん、2枚組になっちゃたのが、よく、わかりますね!
 
 
CD1「月」
1. 月はとうに沈みゆき
2. L.A.S. 
3. 可惜夜 (Improvisation)
4. 悲しくてやりきれない
5. Fallen
6. Another Story
7. 美しき魂 - 月 - 
 
CD2「花」
1. Birth
2. Flight of a Black Kite
3. 水光 (Improvisation)
4. 美しき魂 - 花 - 
5. Lily
6. Farewell
7. Walk
8. 花は光に導かれ
 
福盛 進也 (ds)   CD1#1-6  CD2#1-7
 
林 正樹 (p)  CD1#1,2,7  CD2#2,4,5,7
佐藤 浩一 (p)  CD1#4-7  CD2#1,6,8
藤本 一馬 (el-g, ac-g)  CD1#1,2,7  CD2#2,4,5
Salyu (vo)  CD1#3,7  CD2#3,4
北村 聡 (bandoneon)  CD1#1  CD2#5,7
田辺 和弘 (b) CD1#1  CD2#5
西嶋 徹 (b)  CD1#2  CD2#2
青柳 拓次 (vo, ac-g)  CD1#4  CD2#7
小濱 明人 (尺八)  CD1#4,6
蒼波 花音 (as)  CD1#6  CD2#6
甲斐 正樹 (b)  CD2#7
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Birth」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年2月14日 (日)

全編、まさに全集中…より妖しく美しい世界 『Garden of Expression / Joe Lovano Trio Tapestry』

Garden_of_expression
 
2019年のジョー・ロヴァーノのトリオ・タペストリーの続編。
この二年間の間に、ロヴァーノは、エンリコ・ラヴァと双頭のアルバム『Roma』と、マルチン・ボシレフスキ・トリオと『Arctic Riff』の2枚もだしている。
ジャズ界、68歳では翁とは呼べないが、、でも、頑張ってますよねぇ。
全曲8曲、ロヴァーノのオリジナル。
 
オープナー「Chapel Song」、オルゴールの音のようなマリリンのピアノの音色が美しい静寂で優しい空間。
メロディアスでどこか哀しい色調の「Night Creatures」。
少し明るい印象の「West of The Moon」、流麗なピアノと流れる雲のようなサックス、、間を渡り歩くドラム、、どこまでも幽玄な雰囲気。
静かな出だしから一転フリーになるタイトル曲「Garden of Expression 」は、7分超えの緊張ある空間。
清らかな滴のようなピアノの音色と静かに重なる管楽器の音色で「Treasured Moments 」、異世界に踏み込んだような空間。
3人の繊細な反応が素晴らしい「Sacred Chant」。静寂…でも、スリリングな「Dream on That」。
終演は、ドラ?の音がオリエンタルなイメージを持たせる「Zen Like」、禅の無の心のような静寂さ。
 
夜の黙が似合うこのトリオのコンセプトを継承しつつ、より妖しく美しい世界となりました。
全編、まさに全集中。
 
1. Chapel Song 
2. Night Creatures 
3. West of The Moon 
4. Garden of Expression 
5. Treasured Moments 
6. Sacred Chant 
7. Dream on That 
8. Zen Like
 
Joe Lovano (ts, ss, tarogato, gongs) 
Marilyn Crispell (p) 
Carmen Castaldi (ds)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Garden of Expression」。
 
 
 
今日が、バレンタインデーだというのは、、よくわかっております。
そういう甘さがすっかり消えてしまったすずっくです…汗
でも、チョコレートはしっかり食べすぎてますよ。
もしも、、今日、失恋でもしたらかけてみてください。笑
 
 
んじゃ、退散♪

2021年2月13日 (土)

謹んでチック・コリア氏のご冥福をお祈りいたします。

Chick-corea

 

チック・コリア氏が、2月9日、がんのため79歳で鬼籍にはいってしまいました。
大変に珍しい癌だったようです。

ご本人は、ずっと意欲的に音楽活動をされておりましたので、我々は「まさかまさか」のできごとでした。

『Return to Forever』で、一躍名前を知られた感がありますが、

好奇心旺盛な方で、その幅広い音楽活動は一つの分野で括ることは難しいとおもいます。
私は、スタン・ゲッツのファンでもありましたので、そちらの方の演奏も懐かしいです。
つうか、そっちの方が、休日に家で鳴ってたりしますね。

2013年に『The Vigi』のツアーで来日した時は、なんと新潟までいらしてくださいました。
チケットをお願いした関係で、新潟のジャズ喫茶の重鎮の方々と最前列のど真ん中で聴くことができたのは、大変思い出深いものです。
そうそうTrio Musicのドラマーのロイ・ヘインズのお孫さんマーカス・ギルモアが一緒に来ていましたよ。
その後も運良く?ブルー・ノートで、2、3度、聴くことができたのですが、常に好奇心旺盛で大きなお目目が印象的でした。

今年の予定もたくさんあったようです…。
ご本人が一番悔しいと思うのですが、ウェブサイトには

「音楽の炎を燃やし続ける旅路を支えてくれたすべての人に感謝します」

というメッセージがあるそうです。

胸がしめつけられそうです。こちらこそ、素晴らしい意欲的な音楽たくさんありがとうございました。
心からお悔やみ申し上げます。
本当に、本当に、、ありがとうございました。m(_ _)m

最後に手に入れたのアルバムは、中年音楽狂さんが手に入れてくださったクリスマスのアルバムでした。
マニア垂涎の限定品なんですよ。

んじゃ、退散♪

2021年2月11日 (木)

やっぱり圧巻だった 『Real You: A Bill Evans Tribute / Pieranunzi   Fonnesbæk  Duo』

The_real_you
 
2018年に話題を呼んだデュオ、エンリコ・ピエラヌンツィとトマス・フォネスベクの『Blue Waltz』の続編。
ピエラヌンツィが尊敬するピアニスト、ビル・エヴァンス へのトリュビュート作になっており、彼らのオリジナルと一緒にエヴァンス のオリジナル2曲も並ぶコペンハーゲンのスタジオ録音。
 
オープナー「Hindsight」から、2人の熱いインタープレイが始まる。この疾走感、躍動感…いきなり感嘆!
饒舌で、力強い演奏が続く、エヴァンス のオリジナル「Only Child」にちょっとびっくり。
一転、タイトル曲でピエラヌンツィ曲「The Real You」は、一音一音を大切にした朴訥としたメロディーで。
憂をおびたメロディ、哀愁たっぷりに進むの「Passing Shadows」。
ベースの「My Foolish Heart」を奏でる「Our Foolish」。
「Sno' Peas」、今まで聴いた「Sno' Peas」の中で一番力強いかも。力強いバッキングで、力強いベースのソロ。。
柔らかく穏やか、うっとりする時間「Il Giardino Di Anne」。
ピエラヌンツィのオリジナルような抒情的な「I Will Look After You」は、フォネスベクのオリジナル。ピエラヌンツィ節満載。
不思議な揺らぎが心地よい「Dreams and The Morning」。
エヴァンス 曲「Interplay」、まさに丁々発止、お見事!
圧巻高速の掛け合い、2人の連名になっている「More Stars」。
ゆったり美しい「People Change」は、フォネスベクの曲。
2人の連名になっている「Bill and Bach」、タイトル通りエヴァンス とバッハが顔お出す意欲作。
 
 
歯切れよく、流麗で躍動感あるピアノと、重厚でいながら俊敏で機動性のあるベースの丁々発止の演奏が続き飽きさせない。
エヴァンス の流れを踏襲しつつも、イタリア人のとしてのアイデンティティをしっかり感じられる硬質でテクニカル、そして、耽美的なメロディを聴き取れるピエラヌンツィと常に攻めの体勢を崩さないフォネスベクの自在のインタープレイはスリリングでお見事。
やっぱり、圧巻でしたね…。 
 
 
1.Hindsight
2.Only Child
3.The Real You
4.Passing Shadows
5.Our Foolish Hearts
6.Sno' Peas
7.Il Giardino Di Anne
8.I Will Look After You
9.Dreams and The Morning
10.Interplay
11.More Stars
12.People Change
13.Bill and Bach
 
Enrico Pieranunzi (p)
Thomas Fonnesbaek (b)
 
 
今日のおまけは、フォネスベクがあげていた「Sno' Peas」。
 
 
 
 
Sno' Peasのコレクションが増えました♪
 
んじゃ、退散♪

2021年2月10日 (水)

須川 崇志 Banksia Trioの第二弾『Ancient Blue 』が出る!!

スリリングで、知的、、力強く透徹なサウンドの『Time Remembered』で、話題をさらった、

須川 崇志 Banksia Trioのセカンド・アルバムが2月18日リリースされます!

私的には去年のベスト10内に入っており、非常に楽しみ。

 

★Ancient Blue / 須川 崇志 Banksia Trio★

 

Ancient_bluejpg

 

1. Blue in Green
2. Nowheresville
3. Ancient Blue
4. Uncompleted Waltz
5. Armeria
6. Jomon Dance
7. Kothbiro
8. Mimoza
9. Trapezoidal Dance
10. Song for Nenna
11. Anemos

 

須川 崇志 (b, el-b, cello) 
林 正樹 (p)
石若 駿 (ds, perc)

 

レーベルがあげていたトレーラーを聴いてワクワクしております♪

 

 

 

んじゃ、退散♪

2021年2月 7日 (日)

明日への為に…ナイトキャップ代わりにいかがでしょ? 『An Hour Toward Tomorrow / 和田 明 × 松本 圭使』

An_hour_toward_tomorrow
 
ベテラン布川 俊樹 ギタリストとの『Blue Jouney』で、テクニカルでパワフルな歌唱を聴かせてくれたヴォーカリスト、和田 明。
今回は、鹿児島ジャズフェスティバル立ち上げ、鹿児島から全国に発信続けるピアニスト、松本 圭使とのデュオ。
鹿児島が同郷の2人は、10年以上一緒に活動してきたソウルメイト。
現在は東京在住の和田だが、離れた場所でもリアルタイムに音楽セッションができるアプリで、東京と鹿児島で同時録音したアルバムだという。技術の進歩はすごいものですね。
 
オープナーは、穏やかで優しいピアノのソロによる「Prelude」。
シームレスに始まる「Tell Me a Bed Time Story」、囁くような甘いヴォーカルが聴こえてくる頃には、2人の息の合った心地よい演奏が、疲弊した心にゆっくりと沁み込んでくる。
美しバラッド「How Long has This Been Going on』、わぉ、絶品♪
軽快に恋の喜びを歌う「Nobody Else but Me」。スィートなスィートな「Embraceable You」。
ピアノのソロによる「Interlude」、少し強めではっきりとした演奏でアルバムのアクセント。
 
ピアノとの掛け合いが楽しい「Speak Low」。
テンポよく、そして、ピアノの演奏も効いている「Joy Spring (when we're alone)」、お得意のスキャットが踊ります。
ロマンチックが止まらない「When I Fall In Love」。
終演は、リリカルなピアノの演奏に聴き惚れてしまう「The Way You Look Tonight」、最後の一音まで美しすぎるラブ・ソング、痺れるぅ。
 
お得意のパワフルで超絶スキャットをグッと抑え囁くようにそっと歌う和田、丁寧に美しく寄り添う松本。
全編癒しの時間、静かに眠れそう…明日への活力おの為に、、ナイトキャップ代わりにいかがでしょ?。
 
1.Prelude
2.Tell Me a Bed Time Story
3.How Long has This Been Going on
4.Nobody Else but Me
5.Embraceable You
6.Interlude
7.Speak Low
8.Joy Spring (when we're alone)
9.When I Fall in Love
10.The Way You Look Tonight
 
 
Akira Wada 和田 明 (vo)
Keishi Matsumoto 松本 圭使(p)
 
通販で1000枚の限定だそうで、和田さんのHPから買いました。
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Tell Me a Bed Time Story」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年2月 6日 (土)

今年の代表作の一枚になりそうな 『Human / Shai Maestro』

Human
 
2018年に『The Dream Thief』で、ECMでのリーダー作デビューを果たしたシャイ・マエストロ。
新譜は、瞑想的なデビュー作と同じトリオのメンバーに、アメリカのトランペッター、フィリップ・ディザックが加わった初のカルテット作。
彼らの複雑で繊細な音楽に、トランペットがどのように絡んでくるのか…想像つかなったのだけれど、、まるで、その音が初めから存在していたようにぴたりとハマってっていて驚いた。
エリントン曲以外は、全て彼のオリジナル作品。
オープナーは、何かが始まりそうな予感を秘めた「Time 」。
叙情的で穏やかなメロディにのって朗々とトランペットが響きわたる「Mystery and Illusions 」。
流麗で透明感溢れるピアノと対照的で、空気をたっぷり含んだ肉声のようなトランペット。
音楽は日常の延長で創られていくという気づきで、違うステージにたてた故の「Human」、穏やかでいて、一瞬の一体感、高揚感が凄い。
トランペットが人の話し声のように聴こえる「GG」。
前作からの繋がりを感じる「The Thief’s Dream 」、調和と不和を行ったり来たり…。
ハンク・ジョーンズとチャーリー・ヘイデンに敬意を込めたオリジナル「Hank and Charlie」、優しいメロディとゆったりしたベースとピアノが温かな印象。
非常に内政的なピアノのソロ「Compassion」。
どんどんと空間が広がっていくドラムとのデュオ「Prayer」。
トランペットの音色が哀しい鎮魂歌のゆうな「They Went to War 」。
敬愛なるデューク・エリントンの「In a Sentimental Mood」は、ミニマルな斬新なアレンジで。
終演は、異世界に迷い込んだような「Ima (For Talma Maestro)」。
 
 
空気をたっぷり含んだ肉声のようなトランペットは、時にメロディアス、時にダイナミックに響き渡る。
常に最先端の向こうを見つめながらも、伝統的な音楽も重視しているシャイ・マエストロ、そのバランス感覚も素晴らしい。
イスラエル色は薄いが、洗練された神秘的なサウンド。
まだ、一年が始まったばかりだけど、今年の代表作の一枚になりそうですよね。
 
1.Time 
2.Mystery and Illusions 
3.Human 
4.GG
5.The Thief’s Dream 
6.Hank and Charlie
7.Compassion 
8.Prayer 
9.They Went to War 
10.In a Sentimental Mood 
11.Ima (For Talma Maestro)
 
Shai Maestro (p) 
Philip Dizack (tp) 
Jorge Roeder (b) 
Ofri Nehemya(ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていたタイトル曲「Human」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年2月 3日 (水)

ラリー・コリエルの遺作となったデュオがリリースされる…

ちょっと、おやすみをいただきました。m(_ _)m

その間に仕入れた情報です。

★『Jazz at Berlin Philharmonic XI: The Last Call / Larry Coryell &Philip Catherine』★ 
 
The_last_call
 
 
2017年の2月に鬼籍にはいった米国出身のラリー・コリエルのデュオ作品がリリースされます。
お相手は、ジャンゴの再来とと呼ばれたギタリスト、ベルギー出身のフィリップ・カテリーン。
2人は、1976年の初共演、77年に『Twin House』、78年『Splendid』の2枚のデュオ・アルバムをリリースしてます。
 
リリース作品は、2017年に、『Twin House』40周年を記念を企画したベルリン・フィルハーモニーでの公演を収めたもの。
この4週間後に、コリエルは亡くなってしまいます。
ACTレーベルのスターたちも参加しているので、楽しみにしています。
 
1.Ms. Julie
2.Homecomings
3.Manha de Carnaval
4.Jemin-Eye'n
5.Embraceable You
6.Bags' Groove
7.Green Dolphin Street
 
Larry Coryell (g)
Philip Catherine (g)
Jan Lundgren (p)
Lars Danielsson (b)
Paolo Fresu (tp)
 
んじゃ、退散♪

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