2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

音楽で拡がる輪

« 2020年12月 | トップページ | 2021年2月 »

2021年1月

2021年1月11日 (月)

もうすぐ、マイケル・ブレカーの命日ですね… 『Live In Helsinki 1995 / Umo Jazz Orchestra with Michael Brecker』

Live_in_helsinki_1995

2007年1月13日が命日、白血病のため享年57歳で鬼籍に入ったマイケル・ブレッカーのライブ盤。
亡くなってから発掘された貴重な音源です。

1995年に、フィンランドの名門Umo Jazz Orchestraが、ブレッカーさまを招いて行なわれたヘルシンキでのコンサートを収めたライヴ・アルバム。
「Tales From The Hudson」の一年前、フルスロットルで吹きまくるブレッカーさまが堪能できます。

招待され、フィーチャーされたソロ・アーティストとして、これでもかの怒涛の演奏。
フレーズが、次から次へと湧き出してきて止まらない絶好調ぶり。
かと思えば、ゆったりと、ブルージーに歌い上げるテナーならではの魅力満載。
曲も、ブレッカーさま所以の曲がならび、最後の最後まで彼のテナー・サックスを堪能できます。

次々に湧き出るフレーズ、絶好調、圧倒的存在感のマイケル・ブレカーここにあり! 

ブレッカーさまをお好きで、まだ、未購入な方、、ぜひ、神がかった彼で生前を偲んでみてくださいね。

1. Invitation
2. Slang
3. Andrea's Song
4. Nica's Dream
5. Ginare
6. The Meaning of the Blues
7. The Big Picture
8. Song for Barry
9. Nutville
10. Never Alone

Umo Jazz Orchestra
Michael Brecker (ts)


今日のおまけは、「Ginare 」。
途中から、止まらない止められない状態のブレッカーさまをご堪能ください。

改めて、心よりご冥福をお祈りいたします。

んじゃ、退散♪

2021年1月10日 (日)

1月16日(土)は、第37回 新潟ジャズストリート開催予定ですが…

1月16日(土)は、第37回新潟ジャズストリート開催予定です

今回は、コロナ禍の開催予定で、演奏者を県内に限っての開催のようです。
また、いつものようにチケットの事前の前売りもありません。緊急事態(中止、、その他)に対応しやすいようにでしょうか。

もちろん、感染対策も厳しく、、以下のお願いが掲げられてます。

 

新型コロナウイルス感染防止対策のお願い

 

1.店舗会場の客席収容率は50%となります。状況によっては入場制限をする場合があります。

2.ご来場者の皆様に連絡先(氏名・電話番号・体調)を名簿に記載していただきます。

3.各会場での検温にご協力お願いいたします。体調不良の方は、入場をご遠慮ください。

4.マスクの着用、手指の消毒、室内の換気などにご協力お願いいたします。

5.感染状況により、感染防止対策の変更やイベント開催を中止する場合もあります。

ご了承お願いいたします。

 

 

と、あります。

 

 

2021年1月16日(土)「第37回新潟ジャズストリート~デューク・エリントン・メモリアル~」

会 場 古町・駅南地区20会場

料 金 フリーパスチケット1000円(中学生以下無料)

時 間 12:00~23:00(演奏時間は会場により異なります)

ライブ数 105組(コンボ98組、学生ビッグバンド4組、社会人ビッグバンド3組)

出演者数 578名(コンボ384名、学生ビッグバンド137名、社会人ビッグバンド57名)

 

 

さて、新潟は感染者は首都圏から比べれば大変少ないですが、やはり増えている傾向にあります。

また、様々な行事を自粛させる世の中の流れもあります。

どうことなるでしょう…

 

 

んじゃ、退散♪

2021年1月 9日 (土)

甘く穏やかな時の流れ… 『On Vacation / Till Bronner and Bob James』

On_vacation
 
珍しく、新潟市内も大雪。。
雪かきに追われ、お疲れです。。
豪雪地方の方々の苦労を考えると、微々たるものなんですけど。。
 
そんな状況と真逆のアルバム。
ドイツ出身のティル・ブレナーと米国出身のボブ・ジェームスのお初のコラボ。
でも、録音したのは南フランスのプロヴァンス地方だそうです。
めちゃ、お洒落なアルバムの写真は、ブレナーの写真だそうです。
アルバム観ただけで、とても印象に残りますよね。
ブレナーは、お得意のスイート・ヴォイスで3曲で歌っています。
渋いお姿からは想像つかない甘い甘い声、歌い方なのですよ。
 
サポート・メンバーは、曲によって変わるのですが、2人の朋友たち、、と、いったところなのでしょうか。
 
オープナーは、美しいバラッド「Save Your Love for Me」。フリューゲルの膨よかな音色が心の扉を解放、リラックスさせます。
ジェームスのオリジナル、ボサ・テイストの「 Lemonade」。マイケル・フランクス張りのふんわり甘い歌声で気分は一気にヴァカンス。
同じくジェームスのオリジナル「Late Night」、ブレナーのトランペットとジェームスのピアノが少し緊張感ある演奏。
ブレナーのオリジナル「Lavender Fields」、都会的なトランペットと洗練されたピアノ。

ニール・セダカの「September Morn」、雨音から始まり、しっとりしたフリューゲルが美しすぎる。。
ジェームスのオリジナル「Elysium」、本来の明るさリズミカルな陽な演奏。
ブレナーのヴォーカルの入る「I Get it From You」、AORですね。
ジェームスのオリジナル「Miranda」、トランペットでシリアスな雰囲気。
ブレナーのオリジナル「Scent of Childhood」、やはり、彼のオリジナルは都会的、洗練された演奏に。

タイトル曲「On Vacation」はブレナーのオリジナル、ヴォーカルの入った明るく楽しい演奏。多重録音のフリューゲルととても息のあった(当たり前!)演奏。ジェームスのキーボードもピアノもキラキラ輝いてる。
ドラムで参加しているハーヴィー・メイソンのオリジナル「Sunset Vale」、美しい光景が浮かんでくる。
終演は、デキシーの曲で「Basin Street Blues」、ブレナーのフリューゲルが味わい深い。
そして、ボーナストラック、「 If Someone had Told Me」、2人の静かで穏やかなデュオで。。
 
穏やかで、ロマンチックな時間が流れます。
ボブ・ジェームスはフュージョン畑の人ですが、フュージョン色は極めて薄いです。 
インスト演奏と、ヴォーカルのギャップが面白いですねぇ。
 
 
1. Save Your Love for Me
2. Lemonade
3. Late Night
4. Lavender Fields
5. September Morn
6. Elysium
7. I Get it From You
8. Miranda
9. Scent of Childhood
10. On Vacation
11. Sunset Vale
12. Basin Street Blues
Bonus Track
13. If Someone had Told Me 
 
 
Till Bronner (flh, tp, key, vo)
Bob James (p, key)
 
Christian Von Kaphengst (b)
Yuri Goloubev (b)
 
Harvey Mason (ds)
Wolfgang Haffner (ds)
David Haynes (ds)
 
今日のおまけは、ボブ・ジェームスがあげていたちゃめっけたっぷりな「On Vacation」。渋い2枚目路線からは想像できない、ティル・ブレナーの甘々な声をどうぞ。
 /div>
 
 
雪の被害のお見舞いを申し上げます。 
 
んじゃ、退散♪

2021年1月 3日 (日)

『John Piano Solo / Marc Copland』を聴きながら「☆ 2021年 たった一つの願いこと☆

2021年もよろしくお願いします。m(_ _)m

 ★今年は辛丑で〜す★

そうです、丑年ですよ。まぁ、ゆっくりと歩んでいきましょう。

 

毎年、冒頭を飾るのは、女性アーティストのアルバムと決めていたのですが、
今年からは、年末にやってきて、ブログ・アップしそこなったアルバムにいたします。

『John Piano Solo / Marc Copland』

 

John

タイトルを見ると、お正月から、、ちょっと胸がキュンとしそうです。
2017年8月22日に鬼籍にはいった、マーク・コープランドの親友ジョン・アバークロンビーの追悼盤。
息の合った演奏で、数々の共演作を残した2人…コープランドが全曲アバークロンビーの曲を独りで弾いています。

オープナーの「Timeless」からリリシズム溢れるコープランドのピアノに魅了されます。
コープランドの個性的なハーモニーで幻想的な「Isla」。内向きだけど躍動感のある「Flip Side」。
渦巻のような揺れの中にいるような「Sad Song」。
暗く流麗な「Avenue」。どこか可愛らしさのある「Sunday School」。
静謐な中に光のさす「Remember Hymn」。不思議の国の玉手箱「Love Letter」。
終演は、警鐘を鳴らすような「Vertigo」。終わった後に闇が押し寄せてくるような気がする。

2人の内省的な性格が、見事に浮かび上がった作品。
静かな夜に、独りで聴きたいですね。

工藤さま、探し出してくださって、、ありがとうございました!

1.Timeless
2.Isla
3.Flip Side
4.Sad Song
5.Avenue
6.Sunday School
7.Remember Hymn
8.Love Letter
9.Vertigo

Marc Copland (p)

今日のおまけは、ご本人があげていた「Timeless」。

 

 

沁みるぅぅ〜

最後に、

 

すずっく2021年はたった一つの願いこと

それは、コロナ禍の収束です。

 

皆さまが、安全であることを祈ってます。どなた様も、どうか健康でご無事であられますように!

今年もよろしくお願いいたします!m(_ _)m
んじゃ、退散♪

« 2020年12月 | トップページ | 2021年2月 »

無料ブログはココログ