クリポタ色に染まったカラフルな作品 『There Is A Tide / Chris Potter』
クリス・ポッターの新譜は、このコロナ禍の中で、一人多重録音をしたアルバム。
サイン付きのカードが欲しいばかりに、レーベルから飛ばしたのはいいのだけど、、
何を血迷ったか、、レコードの選択をしてしまいました。
レコードは、とても好きなのですけど、かけるのに時間と場所を選びますよね。
と、、いうことで、年末のギリギリになってしまいました。汗
前回の時にブログにでも触れましたが、ここに使われている楽器を全て自分で演奏しています。
A面オープナーの「I Had a Dream」から、爽やかなクリポタ・サウンド。
ゆったりしたハーモニーからブリブリとクリポタ節がくる「Like a Memory」。
明るい色彩感覚の「Mother of Waters」の美しいハーモニー。
変拍子全面押しの「Rising Over You」、一人でバトル。
落ち着いた色合いの「Oh So Many Stars」。
ここで、B面へ。
B面、オープナーは、ポップな感覚の「Drop Your Anchor Down 」。
「Beneath The Waves 」、イケイケ、躍動感満載。
優しいメロディ「Rest Your Hand」。美しいメロディとフルートに心奪われる「As The Moon Ascends」。
終演は、覚悟を感じる曲調と演奏「New Life (In The Wake of Devastation)」。
彼が、ピアノやギターを弾いている動画は観たことがあるのですが、ここまで本格的に演奏しちゃうとは…。火事場の力持ちをはるかに超える才能ですねぇ。
専門外は、専門家に任せなさいとか言う人は聴かなくていいですよん。
まぁ、煽りまくるドラムとか、ピアノとか、ギターとか、、いないわけですから。。
いつもよりは、ブリブリ感は低めですけど、やっぱり、ブリブリ吹いています。笑
クリポタ色でそまったカラフルな作品でっす。
a1. I Had a Dream
a2. Like a Memory
a3. Mother of Waters
a4. Rising Over You
a5. Oh So Many Stars
b1. Drop Your Anchor Down
b2. Beneath The Waves
b3. Rest Your Hand
b4. As The Moon Ascends
b5. New Life (In The Wake of Devastation)
Chris Potter (ts, ss, cl, b-cl, fl, a-fl, p, keys, el-g, ac-g, el-b, ds, perc, samples)
今日のおまけは、ご本人があげていた「I Had A Dream」。
サイン付きのカードは、レコード一緒に大事にしまってます。
今年は、コロナ騒ぎで嫌なことばかりでしたが、ブラッド・メルドー、フレッド・ハーシュ、このクリス・ポッター、、他、沢山のアーティストたちが、今しか考えられないアルバムをリリースしてくれました。
ちょっと、救われますよね。
んじゃ、退散♪
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