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音楽で拡がる輪

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2020年9月 6日 (日)

やはり、アルメニアの民族音楽が根っこに… 『The Call Within / Tigran Hamasyan』

The_call_within
 
 
アルメニアの鬼才、ティグラン・ハマシアン。
去年は、オダギリジョー監督の映画『ある船頭の話』の音楽を担当していて、映像に奥行きを加える素晴らしい音楽を担当していました。
近年は、超絶で流麗なピアノにスポットがあったた傾向のアルバムだったとおもうのですが、
Nonesuch Recordsからでた新譜は、エレベとドラムが入った変拍子満載、スリリングでダイナミックな世界観をもったトリオ版。
メタル好きなハマシアンらしく、交友のあるアニマルズ・アズ・リーダーズのギタリスト、トーシン・アバシも1曲シットイン。
 
オープナーは、アルメニア民謡のように始まって、すぐに高速メタルにロックオンの「Levitation 212」、いきなり緻密で複合的な世界観に導く。
何層にもなったハーモニーにうっとりとドッキリを行ったり来たりの「Our Film」、アレニ・アグバビアンとチェリスト、アルティョム・マヌキアンが参加。
3人の圧倒的な音の力を思い知る「Ara Resurrected」。
美しくミステリアスなメロディに誘われる「At a Post-Historic Seashore」は、オアシスのよう。
壮大で凄みのあるサウンドと口笛がミスマッチ?な「Space of Your Existence」。
ハンドクラップ??で始まる「The Dream Voyager」、メロディアスなピアノやヴォイスもかさなりハマシアン度マックス。
コーラスがかさなり空を駆け上がるような「Old Maps」。
メタルファンも注目するトシン・アバシ参加の「Vortex」、まごうことなきヘビメタサウンド全開。
ヴォイスや口笛?楽器の重なりに幸福感漂う「Newlyweds1」、心休まるひととき。
終演は、全てが集約されたような「New Maps」。
 
 
アルメニアの民族音楽から発した、高速メタル風の現代ジャズ。。
夏バテ気味では、、聴き通すことはできない気がしますです。
 
ハマシアンは、
 
「言葉にならない思慕や潜在的認識、そして身体を満たす喜びから生まれた一つの芸術作品や一編の詩、ひとつのメロディーは、確たる理由からではなく、目に見えざるもの、神の神秘を探求しようとする人間性から生まれたものだ」
 
新譜について、そう語っているそうです。
独自というような言葉で簡単に言い表せないのですが、随分前に浜離宮で聴いたソロピアノの時にも感じたアルメニアの民謡が彼の根っこあることは間違いなくて、、
そこから伸びた先で咲く花が違うんだろうなぁ、、と、感じてます。
 
1.Levitation 21
2.Our Film
3.Ara Resurrected
4.At a Post-Historic Seashore
5.Space of Your Existence
6.The Dream Voyager
7.Old Maps
8.Vortex
9.37 Newlyweds
10.New Maps
 
Tigran Hamasyan ( p, syn,vo,,)
Evan Marien (el-b)
Arthur Hnatek (ds)
 
Guest
Tosin Abasi (g) #8
Areni Agbabian (vo) #2
Artyom Manukyan (cello) #2
 
今日のおまけは、彼の世界観が体験できる「New Maps」。
 
 
台風の被害が最小でありますように。
 
んじゃ、退散♪

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