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2020年8月19日 (水)

季節はずれのクリスマス・ソング… 『My Second Prime / Steve Grossman』

8月13日、武闘派テナー・サックス奏者、スティーブ・グロスマンが、長い闘病生活をへてニューヨーク州のGlen Coveというところで、69歳の生涯を閉じたそうです。
 
ずっと、イタリアで幸せに暮らしていると思っていたので、ちょっと、びっくり。
あの大きな体から繰り出す、でかい、太い、そして、堂々とした音でふく、迷いの無い凶暴なふきっぷり。
なんというか、、一種の憧れとしか言いようがない伝説的サックス奏者、スティーヴ・グロスマン。
 
日本のサックス奏者の第一人者である三木 俊雄氏がTwitterで、
 
『昭和音大のワークショップでBob Mintzerの通訳をしたとき、控室で彼の同年代のプレーヤーの話になった。「Breckerはいつも練習していたけど、Bob Bergは決して練習しなかった。でも何と言っても一番の才能はSteve。しかし彼はキャリアのほとんどの時間をドラッグに費やしてしまった。Sad story 」』
 
と、呟いておられて、思わず大きく頷いてしまった。
で、半信半疑だった彼の死が決定的になり始めると、あちこちで、追悼のアルバムがかかり始めた。
 
こんな時に、ここにあげるのはちょっとためらるのだが、新橋にあったBAR D2の河上マスターが、作ったグロスマンのディスコグラフィー眺めて、、ちょっとぼんやりする。
 
 
これすごいんだ、、面倒がらずにクリックして観てください!
力作ですよね。いつか、全部にコメントをつけて本にしてほしいです。
我が家にはここまで、コンプリで揃ってないけど、彼のリーダー作はそれなりに抑えているのですが。。。今日は、これで〜す。
 
★ My Second Prime / Steve Grossman ★
 
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90年代はじめのイタリアの冬のジャズ・フェスからの1枚。
グロスマン以外は、日本ではあまり知名度のないミュージシャンで、、
ピアノの健闘賞以外は、バックはそれなり、といった感じなのですが、、
同じメンツで小さなライブハウスで演奏した『Live at Cafe Praga』などもだしています。
当時、イタリアでよく演奏していたメンバーなのでしょうか。。
でも、御本体はとても気持ちよさそうで、絶好調な感じで、吹きまくってますです。
一番の選盤のポイントは、、12月17日の録音とのことで、クリスマス・ソングが1曲入ってますです。汗
 
オープナーの「Extemporaneous」から、ご機嫌。冒頭からソロをとって、5分半、独走状態。
バラッド「Gipsy」、テーマでゆったりとバップ・テナーを聴かせます。ソロになるとグロスマン節も現れますが、最後までジェントルに。
ぐぃぐぃとドライブする「New York Bossa」、もう、戻ってくるのが待ち遠しい!
そして、その期待に応えてくれる!でも、この唐突の終わりはなんで。。
 
本日のメインイベント「Christmas Song」、メル・トーメの名作です。
クリスマス・オタクとしては、この曲は、テナー・サックスが朗々と奏でるのが一番好きなのです。
ゆったりしたうたいっぷりで、男性的な包容力抜群!
アドリブに入ってからも、遊び心もありつつ大きくひろがる世界が7分以上、もどってからもうっとりするし、終わりもシツコクて最高。
 
ピアニストのオリジナル「Disconnection」、陽気に軽快に。
終演は、疾走しまくりの「C.T.A.」。
 
と、私には、とっておきの「Christmas Song」を聴くための一枚です。
 
 
1. Extemporaneous
2.Gipsy
3.New York Bossa
4.Christmas Song
5.Disconnection
6.C.T.A.
 
Steve Grossman (ts)
Fred Henke (p)
Gilvert "Bibi" Rovere (b)
Charles Bellonzi (ds)
 
 
今日のおまけは、もちろん「Christmas Song」。
 
 
スティーヴ・グロスマンさま、どうか、安らかにお眠りください。
 
んじゃ、退散♪

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