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音楽で拡がる輪

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2020年5月31日 (日)

ダイナミクス溢れる展開が気持ちよい 『Sly / Reis Demuth Wiltgen』

Sly

 

 

ルクセンブルクの高校の同窓生だった3人。
ピアニストのミシェル・レイスとドラマーのポール・ウィルトゲンは、一時期は祖国を離れN Yで活動、現在は、2人とも祖国に帰国。
2人が祖国を離れている間も、ベーシストのマーク・デムスとの関係は続いていて、レコーディングやツアーを行っている。
でも、今回の4作目は同じ国にいるのですから、3人での時間がたっぷりあったと予想されますよね?
タイトルの「Sly」は、「ずる賢い」と、言う意味で、ルクセンブルクで皆んなが知っていて、愛されてる「ずる賢い狐、ルナール」に因んだもののようです♪

 

録音は、音の魔術師ステファノ・アメーリオで、彼の録音スタジオArtesuono Recording Studio。3人のオリジナル13曲。

 

 

オープナーは、ポールの曲で、短いリフを繰り返しながら変化していく「Snowdrop」。
ロック・テイストのドラムがかっこいい「No Storm Lasts Forever」、息のあった力強い演奏。
一転、しっとりと叙情性とストリーのある「If You Remember Me 」。
ポール作の「Fantastic Mr. Fox」、児童文学のロアルド・ダールの本のタイトルからとったのかな?
挑みかかるようなレイスの激しいピアノが聴ける。
躍動感、疾走感のある演奏「Silhouettes On The Kuranda」。
静かな暗闇を思わせる、ポール作「Viral 」。
ここから4曲レイスの曲が続く。
哀愁あるメロディ、流れるような演奏「Diary Of An Unfettered Mind」。
映画の一場面のような美しさ「Let Me Sing For You 」、流麗なピアノに高揚する心。
甘美なメロディ、情熱的な演奏「Venerdì Al Bacio」。
叙情豊かな演奏「Nanaimo」ベース・ソロにもうっとり…。
ポール作「The Last We Spoke」、繊細で緻密な3人の会話。
唯一のマーク曲「The Rebellion」、メロディアスに始まって、熱く熱くアヴァンギャルドに盛り上がる、6分弱。
終演は、朴訥としたメロディ、ゆったりした演奏で余韻を誘う、ポール作「Home Is Nearby」。

 

全部で55分ほどなので、1曲は3分〜5分くらいなので、次々と物語の場面が変わっていく感じ。
ダイナミクス溢れる展開が気持ちよく、圧倒的な3人の演奏力で、叙情的なメロディを繊細、緻密に聴かせま〜す♪

 

1. Snowdrop 
2. No Storm Lasts Forever 
3. If You Remember Me 
4. Fantastic Mr. Fox 
5. Silhouettes On The Kuranda 
6. Viral 
7. Diary Of An Unfettered Mind 
8. Let Me Sing For You 
9. Venerdì Al Bacio 
10. Nanaimo 
11. The Last We Spoke 
12. The Rebellion 
13. Home Is Nearby

 

Michel Reis (p)
Marc Demuth (b)
Paul Wiltgen (ds)

 

今日のおまけは、3人でのライブの様子。

 

 

また、来日してくれるといいですね。
しかし、コロナ禍前に録音したのに、「Viral」って、曲名!
先見の明でしょうか。。

 

んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん こんにちは。
さっそくですが、わぁっ!新作出ていたのですね。
記事読ませていただきましたが、いつもながら躍動感と美しさに溢れる、ドラマチックで感動的な良作との感じですね。
年越し未聴在庫もまだあって今年は購入を制限していますが、これは買わなくては!!です。
いつも有用情報ありがとうございます😊

baikinnmannさま、でちゃいましたね。
日本だけ?一年くらい早いリリースって、どこかにあったような気がします。

私も、ブログにアップできないでいるものがあるんですが、、
ちょっと、順番をずるしちゃって、あげてしまいました!

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