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音楽で拡がる輪

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2020年3月22日 (日)

ニタイ・ハーシュコヴィッツが大活躍… 『Here Be Dragons / Oded Tzur』

Here_be_dragons

 

イスラエル出身でNYCで活躍するテナー・サックス奏者、オデッド・ツール。
すでに、2枚のリーダー作『Like a Great River』、『Translator’s Note』を持つ。
瞑想的なスピリチュアルでミステリアスな雰囲気をもったオデッド・ツールの最新作は、ECMから。
ピアノは、同故郷の繊細なタッチのニタイ・ハーシュコヴィッツ、ベースはギリシャ出身の稀有な才能の持ち主ペトロス・クランパニス、そして、ドラムは常にジャズ最前線にいるジョナサン・ブレイク。
なんでしょ、メンバーをみただけでもそそられますよね。まさに、JTNC的メンバー。
しかも、録音エンジニアは、ステーファノ・アメーリオ。
「Can't Help Falling In Love」以外は、彼らのオリジナル曲。

 

オープナーでタイトル曲「Here Be Dragons」、ゆったりと穏やかなメロディを、ざっくりと吹きこなすオデッド・ツール。ニタイをはじめ、全員で繊細で丁寧な演奏。
同じくツールのオリジナル「To Hold Your Hand 」、ブレイクのブラシが遊ぶ。
「20 Years 」もツールによる美しい曲、ニタイのピアノは繊細で色彩感もゆたかで上品に煌めく。

 

そのニタイのピアノ・ソロが「Miniature 1 」、短い中に彼の美意識がつまっている。
「Miniature 2」は、クランパニスのベース・ソロ、しなやかな弦の響きに魅了される。
膨よかな木管の響きを堪能できる「Miniature 3 」、オデッド・ツールのテナー・ソロ。

 

3曲のソロは、どれも心象風景を描いた感じで、派手な主張はないけど、心に響く。
一転、テンポも速く、疾走感のある「The Dream」。現代ジャズだけど、世界のいろいろな音楽が入り込んだ感じ。

 

終演は、エルビス・プレスリーでお馴染みの「Can't Help Falling In Love」。
丁寧に紡ぐメロディを聴きながらも、どこか遠くの国の音楽を聴いているような気持ちに。

 

幽玄で、不思議な感覚。
どこか日本情緒に通じる部分もあるフォーキーな音楽でした。

 

1. Here Be Dragons 
2. To Hold Your Hand 
3. 20 Years 
4. Miniature 1 (solo piano) 
5. Miniature 2 (solo bass) 
6. Miniature 3 (solo tenor saxophone) 
7. The Dream 
8. Can't Help Falling In Love

 

Oded Tzur (ts) exc. #4, 5
Nitai Hershkovits (p) exc. 5, 6
Petros Klampanis (b) exc.4, 6
Johnathan Blake (ds) exc. 4, 5, 6

 

今日のおまけは、オープナーの「Here Be Dragons 」。

 

 

んじゃ、退散♪

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