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音楽で拡がる輪

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2020年2月

2020年2月29日 (土)

心奪われる、大スペクタル作! 『From This Place /  Pat Metheny』

From_this_place_20200229082501

 

デビューより、50年近い時を経て尚、挑戦と進化を続けている米国のギタリスト&コンポーザー、パット・メセニー。
待望の新譜は、『Kin (←→)』以来、約6年ぶりのスタジオ録音盤。
完璧主義にメセニーの新譜、、その制作過程からして、素人的には気が遠くなる。

 

 

まず、長い年月を一緒にサウンドを創造してきたスーパー・ドラマー、アントニオ・サンチェスをはじめ、ベーシストのリンダ・オー、キーボード奏者のグウィリム・シムコックといった非凡で多才な朋友とのレギューラー・バンドでの演奏を新曲で録音したのが2016年暮れ。
そこに至るまでには、その半年前くらいから始めたこの新しいバンドでのコミュニュケーションをライブを通じて鉄壁なものにしてきた。
そして、この演奏を核とし、名アレンジャー、アラン・ブロードベントとギル・ゴールドスタインを招聘し、ジョエル・マクニーリー率いるハリウッド・スタジオ交響楽団とコラボしオーケストレーションを重ねたのが2017年暮れ。しかし、ギル・ゴールドスタインって、名前がでるだけでワクワクしますよね。
その上、さらに、曲にぴったりとはまる3人のゲストを迎えさらにエモーショナルに仕上げていき、2019年にアルバムのオープナーである「America Undefined」の公開とともにリリースをアナウンス!
フォローしているpatweek.comさんの記事で首を長くして楽しみにしていました!

 

 

でも、リリース日にはCDが届かず、全曲公開となったサブスクでなんども繰り返して聴いていた。
3連休のおしまいに、CDが届いてびっくり。なんと、総時間76分超え!
余りにも、演奏、楽曲、曲から曲への流れがよく、一時間を大幅に超えてる作品とはまったく気がついてなかったのですよ。笑

 

 

オープナーは、一番最初に公開になった「America Undefined」。
ストーリーを強く感じるドラマチックな13分超え。
シムコックのピアノの切れ味の良さが素晴らしい。鋭く畳み掛けるようなフレーズ!
メセニーのギターはもちろん、リンダ・オーのベース、サンチェスのドラムとバンド・サウンドが登り詰め、オーケストレーションが重なって壮大なスケール感に。終演部分での様々な音の効果音が緊張感と不安を掘りおこす。
「Wide and Far」、サンチェスのサウンドを膨らませるドラムがご機嫌。これでもかとメセニーのギターを堪能できる1曲。今回は、凝ったサウンド作りが話題になっているけど、やっぱり、彼のギターの弾きまくりを聴くことは超幸せ。
疾走感があって、メロディアスで、最高!!
興奮した気持ちを鎮めてくれるように、静かで優しい「You Are」。
サティのような時の流れの中で、美しギターとベースが印象的、、それぞれが次第に溶け合って、迎える興奮マックス、そして、鎮静。
ベースの太く力強い演奏から始まって、ギター・シンセとオケにうっとりする「Same River」。縦横無尽に音の世界を飛翔するメセニーにPMGの面影をみる人は多いですよね。
複雑で難解な演奏を難なくこなすメンバー、彼らにかかれば軽快な明るい音楽「Pathmaker」、気がつけばサンチェスの大活躍。
美しいピアノとオケから始まる「The Past in Us」。ギターと一緒に鳴り響いたのは、グレゴア・マレのエモーショナルなハーモニカ。胸がキュンとする。
この感傷的な気持ちにさせるハーモニカは、誰もが亡きトゥーツ・シールマンスを思い出すはず。マレは、本当に素晴らしいアーティスト。
泣きそうな気分は、「Everything Explained」のスリリングなメセニーとサンチェスの演奏で一気に吹き飛ぶ。絶対、一緒になって、エア・ギターしちゃいますね。気分はアゲアゲ!シムコックも緊張感あるフレーズを紡ぐ!
高揚した気分にふんわり入ってくるタイトル曲「From This Place」。自然体のミシェル・ンデゲオチェロのヴォーカルが慈愛に満ちている。>心の靄を晴らします。少し、暗い歌詞なのですが、クリスマス・ソングに認定してもいいわ。メセニーのギターも叙情豊かに響く。
ルート66へのオマージュ「Sixty-Six」、リンダ・オーのベース・ソロを始め、演奏が移りゆく車窓のような、メセニー流センチメンタル・ジャーニー。
終演は、既に歌詞もあるというオケが抜群に甘美な「Love May Take Awhile」。
甘く切ないギターも素敵すぎる。まさに、幕が閉じるイメージ。

 

 

共演を重ねた阿吽のカルテットの演奏に、>新鮮さやスケール感を求めオーケストレーションを加え、ピンポイントで彩るゲストを迎えた彼の理想郷の音風景。
もちろん、ギタリストとしての演奏も乞うご期待ですよ!!
パット・メセニーの音楽人生の現在の集大成ともいえる豪華盤、心を奪われ続ける大スペクタル。

 

 

やっぱり、幾つになっても彼の心の核の部分には、大切な故郷ミズーリーの風景があるのですね。
常に、前に前にと進みながらも、どこか既視感を覚える楽曲の数々や、サウンド創りに、、そんなことも思いました。
人の心の根っこにある部分は変えられないものですもん。
そして、当然、リリース直前の朋友ライル・メイズの訃報を予測はしてなかったと思うのですが、心の何処かに、もう彼と一緒に新しい音楽を創っていくことができないとの思いもあったのかな。。等と、、様々な想いを馳せ巡らせた一週間。。

 

 

1. America Undefined
2. Wide and Far
3. You Are
4. Same River
5. Pathmaker
6. The Past in Us
7. Everything Explained
8. From This Place
9. Sixty-Six
10. Love May Take Awhile

 

Pat Metheny (g, key)
Gwilym Simcock (p)
 Linda May Han Oh (b, vo)
Antonio Sanchez (ds) 

 

Meshell Ndegeocello (vo)
Gregoire Maret (hca)
Luis Conte (perc.)

 

The Hollywood Studio Symphony Orchestra
Conducted by Joel McNeely 
今日のおまけは、ご本人があげてた「From This Place」。癒されて〜♪

 

 

でで、、かなり、興奮した私は、、何を血迷ったか、、2枚組のLPも頼んでしまいました…
ま、そういうことは、、年に1度くらいなので、、気にはしないことにしています。笑
こっちも、早く来いっ!!
それをもって、ジャズ・フラッシュにでかけるぞぉ。笑
んじゃ、退散♪

2020年2月27日 (木)

話題のグレゴア・マレの新譜がでますよぉ〜♪

★Americana / Grégoire Maret★

 

Americana_20200227183501

 

パット・メセニーの新譜で話題のグレゴア・マレ!
遠い昔にコットンクラブで、ライブを聴いたこともあるお気に入りのハーモニカ奏者です。
ハープ奏者、エドマール・カスタネーダとの作品もよかったですよね!
なんでしょ、このメンバーは、、そして、タイトルは!!
大変楽しみな作品が、ACTレーベルからリリースされます。

Grégoire Maret (hca)
Romain Collin (p, Moog Taurus, pump organ & additional effects)
Bill Frisell (el-g , ac-g, banjo)
Clarence Penn (ds)

★Angular Blues / Wolfgang Muthspiel★</b

 

Angular_blues

もう一枚、秘密のお部屋的には楽しみな作品。
ウォルフガング・ムースピールがギター・トリオの作品です。
今回は、ベースがグレナディアさまに変わって、、スコット・コリー、その相性は?
こちらも、とても楽しみですね。

Wolfgang Muthspiel (g)
Scott Colley (b)
Brian Blade (ds)

お金はいくらあっても、、たりないですねぇ。。

んじゃ、退散♪

2020年2月26日 (水)

『ジャズ批評 214号』がでました〜♪

『ジャズ批評 214号』がでました〜♪

214

特集は、「マイ・ベスト・アルバム2019」。
「ジャズオーディオ・ディスク大賞2019」も発表されてます。

 

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「マイ・ベスト・アルバム2019」

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今年も参加しました!
私も5枚選んでみました。

①Circuits / Chris Potter
②Finding Gabriel / Brad Mehlda
③Ambar / Camila Meza
④The Transitory Poems / Vijay Iyer Craig Taborn
⑤Epistrophy / Bill Frisell Thomas Morgan

次点は、ミッシェル・レイスの『Short Stories』
なんと、偶然にもお隣の頁のすずきりゅうた氏と1位、2位がご一緒。
カミラ・ミサも被ってました。
でも、他の2枚をみると、わたしよりずっとJazz The New Chapterよりの嗜好の方なのだとおもう。

 

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「ジャズオーディオ・ディスク大賞2019」

 

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インスト
金 Les voix du silence / Georges Paczynski Trio
銀 Graceful Touch / Yoko Teramura Trio
銅 Partners in Crime / Mike Ledonne

ヴォーカル
金 So Tenderly / Elle
銀 Don't Explain / Kim Min Hee
銀 Alma Oscura / Lauren Henderson
銅 Temptation / Chantal Chamberland

なんと、自分の最終選考がここまで被らなかったのもはじめて!!
私の最終選考です。

インスト
1.Circuits / Chris Potter
2.Finding Gabriel / Brad Mehldau
3.The Transitory Poems / Vijay Iyer / Craig Taborn
4.Epistrophy / Bill Frisell Thomas Morgan
5.Short Stories / Michel Reis
6.Playing The Room / Avishai Cohen / Yonathan Avishai
7.Lemon The Moon / Nitai Hershkovits
8.Junko Onishi Presents Jatroit Live At Blue Note Tokyo / 大西順子 Presents Jatroit Featuring Robert Hurst & Karriem Riggins
9.Pure / Walter Lang Trio
10.Scorpio Rising / Triosence

ヴォーカル
1.Ambar / Camila Meza
2.Distant Storm / Sara Gazarek
3.Intermezzo / Giovanni Mirabassi Sarah Lancman
4.Blue Jouney / Blue Jouney (和田 明 / 布川 俊樹)
5.Love And Liberation / Jazzmeia Horn
6.Out Of The Bell Jar / Isabella Lundgren
7.Sisters In Jazz / Caecilie Norby
8.Awake / Sidsel Storm
9.Blue Heaven / Lucy Yeghiazaryan
10.Estuary / Cajsa Zerhouni

特別賞
Dancer in Nowhere / Miho Hazama (狭間美帆)
ジャケット賞
When Will The Blues Leave / Paul Bley Gary Peacock Paul Motian
メロディ賞
『Pure / Walter Lang Trio』より「Sad Song」

いつもの「新譜紹介」は、

From This Place / Pat Metheny
Kristallen / Nils Landgren - Jan Lundgren
Write Out Your Head, Regular / Wayne Krant
Common View / Enrico Pieranunzi

「New Disc Pick Up」は、3枚。

Time Remembered / 須川 崇志 Banksia Trio
Precious / Chiara Pancaldi
Live at the Bird’s Eye Jazz Club, Basel / The New York - Paris Reunion Quintet


んじゃ、退散♪

2020年2月24日 (月)

独特な美学を持った 『Life Goes On / Carla Bley   Andy Sheppard   Steve Swallow』

Life_goes_on
ECMでのカーラ・ブレイのこのトリオの3枚目のアルバムがリリースされました。
トラックを見てもらうとわかるとおもうのですが、3つの組曲でできてます。
ステファノ・アメリオ録音 。
最初の組曲「Life Goes On」は、4つのパートから成り立っていて、オープナーは淡々としたブルーズ。どう?人生って、こんな感んじかな。2、3、4と進むにつれ、少し色づく感じ。全体には穏やかな雰囲気。
2つ目の組曲「Beautiful Telephones」は、3つのパートから。
某米国の大統領に対する皮肉が詰まっているようで、暗く救いようのない静けさに満ちている。シェパードが少し声を荒げるところもあるが、全体には知的で暗く不気味な雰囲気。反骨精神の表し方も彼ららしい。
3つ目の組曲「Copycat」も、3つのパートからなりたっているけれど、真ん中の短い曲を挟んでシームレスに繋がっている。タイトルそのまま、、3人での演奏の形態を様々模索し試しているよう。
カーラのピアノには独特の美学が感じられ、サティやモンクも感じられる知的な個性。
スワロウのよく歌うベースとシェパードのエレガントなサックスに囲まれた、ユニークな音風景。
Carla Bley - Life Goes On
1. Life Goes On 
2. On 
3. And On 
4. And Then One Day 
Carla Bley - Beautiful Telephones 
5. I 
6. II 
7. III 
Carla Bley - Copycat 
8. After You 
9. Follow The Leader 
10.Copycat
Carla Bley (p)
Steve Swallow (b)
Andy Sheppard (sax)
今日のおまけは、ご本人があげていた「Life Goes On - Life Goes On」。
んじゃ、退散♪

2020年2月23日 (日)

ついに、壮大な音風景がリリースされましたね!『From This Place / Pat Metheny』

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50年近い時を経て尚、挑戦と進化を続けている米国のギタリスト&コンポーザー、パット・メセニー。待望の新譜は6年ぶりのスタジオ録音盤!
その壮大な音風景はもちろんですが、ギタリスト、パット・メセニーもめちゃかっこいい!!


すでに、サブスクでは、聴いているのですが、、これを書いている現在、、まだ、CDが到着していません。。

早く、来ないかな。。


んじゃ、退散♪

2020年2月22日 (土)

甘くなりすぎないのがキモ 『Common View / Enrico Pieranunzi』

Common_view

 

御歳70歳のイタリアの至宝ピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィ、またも新作リリース!
が、、この作品は、前作『New Visions』よりも少し前に録音されているようですね。
こちらは、過去にも共演してきたオランダの名ベーシスト、イェスパー・サムセンと、スペインの元ブラッド・メルドー・トリオのドラマー、ホルヘ・ロッシーとの超強力な国際級トリオ。

 

オープナーの「Falling From The Sky」から、3人の息のあった演奏。ピアノとのユニゾンも印象的なサムセンの素晴らしいソロ。流麗、軽快に鍵盤を踊るピエランヌツィ。
ゆったりと静かに聴かせる「Silk Threads」。
ちょっとフリーに攻める「Sofa」、ロッシーのアプローチが面白い。
三位一体、高速で攻める「Turn In The Path」、強気のピアニズムに年齢は関係ない。
ビタースィートな華麗なフレージングが続く「Love Waiting Endlessly」。切れ味のよいスティック音が素敵な「Perspectives」。
ミニマルなフレーズを繰り返しながら変化していく「Instant Reveal I」。
エレガントな中に哀愁も漂う「Who Knows About Tomorrow」。
クールに互いに触発される「Instant Reveal II」。
哀愁あるフレーズで歌い上げる「Recuerdo」。
終演「Song For An August Evening」も、駄目押しのように続く美しく哀愁に溢れたメロディ。やっぱり、ストーリー性を強く感じますね。
叙情的な美しい旋律は残しつつ、強力なリズム隊との躍動感ある丁々発止のやりとりも聴ける。
少しビターでメランコリックな独特な節回しに、瞬発力のあるベースとドラムとの的確なサポート。時に、哀愁たっぷりに酔わせ、時にハード・ドライビングにスリル溢れる疾走…メリハリある展開。
幅広い音楽性で、常に探究心の塊、お決まりの?強気でフリーに展開する部分もある。
イタリアの持つ歌心が、甘くなりすぎないのが彼のキモ。

 

1. Falling From The Sky
2. Silk Threads
3. Sofa
4. Turn In The Path
5. Love Waiting Endlessly
6. Perspectives
7. Instant Reveal I
8. Who Knows About Tomorrow
9. Instant Reveal II
10. Recuerdo
11. Song For An August Evening

 

Enrico Pieranunzi (p)
Jasper Somsen (b)
Jorge Rossy  (ds)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Song For An August Evening」。

 

 

リリースラッシュですにゃぁ。汗
んじゃ、退散♪

2020年2月20日 (木)

北欧の名手、ヨン・クリステンセン(Jon Christensen)が、逝く…

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2月12日、ライル・メイズの衝撃が広がっていたとき、Twitterで、「ノルウェーのドラマー、ヨン・クリステンセンが亡くなった!」という、誤情報が拡散されました。
そういう時には、検索をかけて、なるべく信憑性の高い記事を探すのですが、
この時は、発信源を特定できなかったにも関わらず、誤情報をRetweetしたばかりか、夕方にはブログに追悼記事を投稿してしまいました。
13日の朝、「亡くなったというのは、誤り。彼は事故で大怪我をし、予断は許されないものの徐々に回復している」と、指摘を受け、Tweetもブログの記事も削除。彼の回復を祈っていたのですが…
18日に、ノルウェーのECM系のミュージシャンたちが、彼の追悼をし始めたのです。
検索すると、地元のニュースにも取り上げられ、彼の亡くなったことが事実と確定されてしまいました。
現在、詳しい死因を取り上げている記事は見つからなかったのですが、兎に角、残念でしかたありません。
ノルウェーのオスロ生まれ、キャリアもオスロから始まった彼の功績の多くは、ECMに残されており
キース・ジャレット、ヤン・ガルバレク、ボボ・ステンソン、ラルフ・タウナー、トーマス・スタンコ、チャールズ・ロイド、ヤコブ・ヤング、ヤコブ・ブロ、、、
凄いメンバー、凄い数、本当にECMの顔中の顔、まさにレジェンド・ドラマーですよね。
ECMじゃないけど、我がいとしのラーシュ・ダニエルソンも、初期の『Live at Visiones』『Far North』を始め、ACTレーベルでも何枚か彼にお世話になっています。
facebookで、ダニエルソンが追悼のコメントの中に、彼との初めてのお仕事の時のエピソードをあげていました。
ダニエルソンが、演奏する曲の楽譜を彼に配ったところ、、、
「私は、アガサ・クリスティしか読まないんだ」
と、すぐに言ったそうです。
でも、演奏は完璧だったそうです。
参加した、その全てのアルバムで繊細で澄んだ音で、音楽を彩ってくれた天才。
研ぎ澄まされたシンバル・ワークは、世界中のドラマーの憧れですよね。
そして、パーカションを取り入れた色彩感覚は、私たちがイメージする北欧のドラマーの原型といっても過言ではないのでしょうか。
キース・ジャレットのヨーロピアン・カルテットで聴いた彼のしなやかなドラムは、澄んだ空気、香り、風景、まだ見たことのない北欧のエッセンスを感じさせてくれましたよね。
どうか、安らかにお眠りください。
好きなアルバムが、たくさんありすぎて、、
ここは、私も大好き、そして、人気も高いヨーロピアン・カルテットの『My Song』を聴きながら合掌。

 

 

んじゃ、退散♪

2020年2月16日 (日)

ライル・メイズと過ごす休日 『Street Dreams /  Lyle Mays』

Street_dreams

 

姪っ子さんのアルバムをかけましたし、1枚くらいご本人のアルバムをゆっくり聴きたいとおもいます。
ライル・メイズの1988年のソロ・アルバム。曲ごとにメンバーが変わります。

 

オープナーの「Feet First」から、青空の下、一気に心が解き放たれる感じ。
ともかく、ポップで、明るく、自由で、いきいきとしている。
ビル・フリゼイルが参加してる「August」、浮遊感あるギターとメイズの相性のよさ!
チャーミングで華麗なメイズのソロを堪能「Chorinho」。
ホーン・セクションを従えたメイズのピアノがかっこいい「Possible Straight」♪
「Hangtime」、どの曲でもとても音の使い方が巧みなんだけど、ここでもピーター・アースキンのスティックさばきが素晴らしく、曲を印象付けてる。

 

薄絹の羽衣のようなストリングが入って、夢見心地の極上サウンド「Before You Go」、この曲で誰もが感じる感性が多くのファンの心を掴んでますよね。
教会での結婚式のような神聖な気持ちになるメイズとフリゼイルのデュオ「Newborn」。
タイトル曲「Street Dreams」は、1〜4でなる4部構成の組曲。
オーケストレーションを加え、さまざまなジャンルがミックスされ変化していく壮大な作品。
幻想的でドラマチック、演奏、構成、様々な面でライル・メイズの才能を大さ、音楽への造詣の深さに脱帽。

 

まるで、心のオアシス。
改めて、合掌。

 

1.Feet First
2.August
3.Chorinho
4.Possible Straight
5.Hangtime
6.Before You Go
7.Newborn
8.Street Dreams 1-4

 

Lyle Mays (p, key)
その他大勢…m(_ _)m

 

今日のおまけは、「Before You Go」。

 

 

まだ、体調がもう一つなので、今日も、ゆっくり過ごします。
ええと、、1988年は、人生で一番忙しかったときに突入年なので、この年にこのアルバムを買っていません。
そもそも、ショップにいける状況じゃなかったもの。
んじゃ、退散♪

2020年2月15日 (土)

素晴らしいヴォイス・コントロールと飛翔感 『Unravelled / Aubrey Johnson』

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ちょっと、ベッキー似?の親しみやすい笑顔のジャケットの主は、米国のヴォーカリスト、オーブリー・ジョンソン。
先2月10日に鬼籍に入り、多くの人に惜しまれたライル・メイズの姪っ子さんです。
残念ながら、ノーチェックだったのですが、Twitterにあがってきて、動画を観たら、現代的でなかなかの実力派とお見受けしたので、新譜をゲットしてみました。

 

 

2017年の録音。「エグゼクティヴ・プロデュース:ライル・メイズ」のクレジット共に、目を引くのは「プロデュースとエディットにスティーヴ・ロドビーの名前があることかな。

 

ご本人は、NYCを拠点とし、実力派のヴォーカリストとして活動しながら、バークリーや、クイーンズカレッジ、モントクレア州立大学などで、教壇に立っているとい才媛です。
このデヴュー盤でも、オリジナル曲(共作あり)を4曲の提供のほか、アレンジもチェレンジしているとのこと。
レギュラー・バンドのメンバーも、大村朋子を始め、気鋭のミュージシャン。

 

オープナーは、彼女のオリジナルでタイトル曲「Unraveled」。バンドサウンドに乗って一気に駆け上がる、飛翔感。バンドとの一体感もばっちり。
オリジナル「Lie In Wait」、バラッド調に始まり、高音透明感ある声のスキャットでアルトや、特にバイオリンと絡んでいく自由さ。
ゲストのアコーディオン奏者ヴィトール・ゴンサルヴェスの入った「Dindi」、美しく儚く素敵なヴァージョン。
アニー・レノックスの「No More ‘I Love You’s」、ポップにカラフルに。
ジミー・ローズの「The Peacocks」、ノーマ・ウィストンが歌詞をつけて「A Timeless Place」として、歌っているのは有名。マイケル・サックスがバスクラとアルトで熱演。この曲を選ぶことで、かなり、彼女の指向がわかると思う。収録曲の中でも一番長尺な演奏。
バンドと力強く進んで行く、オリジナル「Love Again」。マイケル・サックスのオリジナル「Happy To Stay」、言葉を大事にしながらも楽器とやりとりする姿が印象的。
オリジナル「These Days」、しなやかなメロディ、バイオリンの音を纏うように熱唱。
日本人の参加ミュージシャン、ヴァイオリニストの大村オリジナル「Voice Is Magic」、日本語が宙にはじける!明るく、華やか。本当に、ヴォイス・コントロールが巧いっ!
日本盤のボーナス・トラックは、シコ・ブアルキとエドゥ・ロボ「Beatriz」、美しい彼女の歌声からブラジルへの敬愛を感じる。
終演は、アコーディオンが活躍するジスモンチの「Karate」、見事なヴォイス・コントロールを披露しておしまい。

 

ヴォーカルにヴァイオリンやバス・クラリネットなど、メンバーが積極的に絡むが絡む現代的なサウンド創り。
伸びやかで透明感ある高音と抜群のヴォイス・コントロールが凄い!

 

 

1.Unravelled
2.Lie in Wait
3.Dindi
4.No More I love Yours
5.The Peacocks
6.Love Again
7.Happy To Stay
8.These Days
9.Voice Is Magic
10.Beatriz (日本版ボーナス・トラック)
11.Karate

 

 

Aubrey Johnson (vo)
Chris Ziemba (p)
Matt Aronoff (b #1-10) exc.#11
Jeremy Noller (ds) exc.#10
Michael Sachs( b-cl #1,4-9 , as #2,5)
Tomoko Omura (vin) exc.#3,5,11
Vitor Goncalves (acc) #3,11

 

 

今日のおまけは、2016年のニューヨークでのライブ。
録音の一年前ですね。

 

 

 

楽しいバレンタインを過ごせましたか?
我が家は、私の体調がもう一つで、静かな夜になりました…

 

んじゃ、退散♪

2020年2月14日 (金)

お疲れのあなたに、「My Funny Valentine」を…

Shades_of_chet

Enrico Rava (tp)
Paolo Fresu (tp)
Stefano Bollani (p)
Enzo Pietropaoli (b)
Roberto Gatto (ds)

バレンタイン・デイと「My Funny Valentine」は、全く、関係ないといって良いとおもいま〜す。
が、バレンタインつながりで、「My Funny Valentine」を聴くのが定番ですね。。汗
youtubeから引っ張り上げてきたのは、

★Enrico Rava & Paolo Fresu - My Funny Valentine★

『Shades of Chet』からですね。
このアルバムの素敵なところは、イタリアン・チェットのベテランお二人が揃い踏み。
そして、ステファノ・ボラーニがピアノを弾いている。
ええと、輪郭の甘い柔らかな感じのペットの方が、パオロ・フレスですね。
2人のトップ奏者がいるので、甘くなりすぎず、すっきり大人向け。

 

 

★素敵なバレンタイン・デイでありますように★

 

んじゃ、退散♪

2020年2月11日 (火)

ライル・メイズ(Lyle May)、永眠…

ライル・メイズ(Lyle May)、永眠…

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言わずと知れた、パット・メセニー・グループのキーボード奏者。
パット・メセニーの音楽に、さらに壮大なスケールや宇宙観を加えてきたパット・メセニーの朋友。
彼のキーボードをなくして、パット・メセニー・ グループはありえないですよね。

長い間、闘病生活をおくっていたようです。

どうか、安らかに、心より、御冥福をお祈り申し上げます。

少し前に、友人と「ライル・メイズ ネ申」といっていたアルバムで追悼。

 

 

んじゃ、退散♪

相変わらず、チャーミング♪ 『Precious / Chiara Pancaldi』

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ジャズオーディオ・ディスク大賞2015のジャズヴォーカル部門金賞を受賞、イタリアのキアラ・パンカルディ。
ななんっと、この後、同国叙情派ピアニスト、アレッサンドロ・ガラーティとのデュオ作品もリリースされる!
Challenge Recordsの第三弾は、俊英のイタリアのピアニスト、ロベルト・タレンツィのトリオに、ギターとトランペットを2曲ずつ迎えたスタイリッシュ&ロマンチック盤。相変わらず、チャーミング♪
オープナーは、メンバーとの掛け合いも軽快な「Better To Grow」。
透明感ある爽やかな声を生かした「Nothing But Smiles 」、トランペットの浮遊感が曲想にぴったり。
エレピの響きが都会的「Urban Folk Song 」。ギターがアンニュイな雰囲気を醸し出す「Adeus」。
タイトル曲は、ピアノとのデュオ、しっとりとしたバラッド「Precious」。
強くに感情をこめた「 The Distance Between Us 」。
ピアノの変わって、ギターがメロディを奏でる「Songs Don't Grow Old Alone」。
ベース・ソロが素晴らしい「You And I (We Can Conquer The World) 」、現代的アプローチのエレピ。
終演は、美麗なピアノから始まる「Our Time」、ゆったりとしたバラッド。ふくよかななトランペットの音色が効果的。しっとりと、エモーショナルに歌い上げる…
語りかけるように歌詞を丁寧に歌い、透明感ある爽やかでチャーミングな魅力はそのまま、インストの熱い演奏に後押しされスキャットなども熱唱。
ストレート・アヘッドなバンドとの演奏で、メリハリある好盤ですかね。
1. Better To Grow 
2. Nothing But Smiles 
3. Urban Folk Song 
4. Adeus 
5. Precious (vo & p duo) 
6. The Distance Between Us 
7. Songs Don't Grow Old Alone 
8. You And I (We Can Conquer The World) 
9. Our Time
Chiara Pancaldi (vo)
Roberto Tarenzi  (p #1.2.4.5.6.9 , el-p  #3, 8)
Darryl Hall  (b) exc.#5
Roberto Pistolesi (ds) exc.#5
Diego Frabetti (tp) #2, 9
Giancarlo Bianchetti  (g)# 4, 7
今日のおまけは、ご本人があげていた新譜の宣伝動画。
先週末は、法事で実家にでかけていたのですが、、
どこかのタイミングで、感染性胃腸炎にかかったようで、、週明けは家に閉じこもっておりますです。あぁ、、辛かった。。
んじゃ、退散♪

2020年2月10日 (月)

私的北欧三種の神器揃い踏み…『Taste Of Honey / Ulf Wakenius』

 

★Taste Of Honey / Ulf Wakeniu★

 

Taste_of_honey

Ulf Wakenius (g)
Lars Danielsson (b)
Magnus Öström (ds)

少し、先のことだけど(6月12日リリース予定)
ウルフ・ワケニウスがギター・トリオのアルバムをリリースする。
メンバーは、ラーシュ・ダニエルソン、マグヌス・オストロム!!
私的には、「北欧三種の神器」といっても過言でないメンバー。
楽器の明記が、まだ、ないのだけど、ダニエルソンはチェロも弾きそう。
オストロムは、きっと、パーカッションも演奏しますよね。

どうやら、「ポール・マッカートニー」へのトリュービュート、アルバムのようです、
はやく、試聴ができるようになるといいなぁ。

ご本人のFB

楽しみ過ぎる!

んじゃ、退散♪

2020年2月 9日 (日)

愛に溢れた 『No Beginning No End 2 / Jose James』

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甘く危険な香りに引き寄せられちゃうホセ・ジェイムス。
何と、『No Beginning No End』の第二弾。
曲によって、演奏メンバーも変わるし、多彩なゲストも参加するゴージャスな作品。
オーセンティックなジャズも素晴らしいホセさまだが、今回は自身の原点ともいえそうなヒップな感覚の濃い、ファンキーでポップな路線。
オープナーは、「I Need Your Love」、ニューオリンズ出身の歌手とトランペットが参加。ホセがアコギも弾いていて、あの独特な艶声で歌いかける。デュオもぴったりハマっていて、これで掴みはおっけ。
なんと、明るくポップにロックンロール「You Know What It Do」。日本語の掛け声にびっくりよ♪
リズミックにダンシング・ミュージック「Feels So Good」、可愛い女性ヴォーカルの声とローズの音がベスト・マッチ!
粋でファンキーな「Turn Me Up」。
なんと、びっくり、ビリー・ジョエルの「Just The Way You Are」!ストレートに愛を込めて。
好きな曲「Baby Don't Cry」、SSW、J・ホワードの歌との融合がかっこいい。
クリス・パワーズのピアノをフィーチャーした「Nobody Knows My Name」。冒頭のホセのアカペラに痺れまっせ。
ジャジーでブルージな「Take Me Home 」は、リズ・ライトが参加、聴きごたえたっぷり!
バラッド「 I Found A Love」、ピアノだけのバックでターリーとデュオ。
メロディアスな「Saint James」、ホセの優しい声に癒される。
ギターのフレーズが素敵なバラッド「Miss Me When I'm Gone」。
終演は、パワースポット高尾に登った体験を綴った「Oracle (高尾山)」、トランペットやローズの音がヴォーカルに薄く層になって重なる!エモーショナルな構成。
日本語盤では、「You Know What It Do」の別ヴァージョンが流れます。
ポップでファンキー、カラフルな音楽。
私生活の幸せが、そのままパッケージされたような、愛に溢れた音楽満載♪
1. I Need Your Love (feat. Ledisi and Christian Scott aTunde Adjuah)
2. You Know What It Do
3. Feels So Good (feat. Cecily)
4. Turn Me Up (feat. Aloe Blacc)
5. Just The Way You Are
6. Baby Don't Cry (feat. J. Hoard)
7. Nobody Knows My Name (feat. Laura Mvula and Kris Bowers)
8. Take Me Home (feat. Lizz Wright)
9. I Found A Love (feat. Taali)
10. Saint James
11. Miss Me When I'm Gone (feat. Marcus Machado)
12. Oracle (高尾山) (feat. Hindi Zahra and Erik Truffaz)
13. You Know What It Do(日本盤ボーナストラック)
こんなセリフを言ってみたいね。「 I Need Your Love」
んじゃ、退散♪

2020年2月 8日 (土)

様々な想いが湧き上がる 『Stations / Viktoria Tolstoy』

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スウェーデンのヴォーカル、ヴィクトリア・トルストイの新譜。ニルス・ラングレンのプロデュースで、ギター、ベース、ドラムは前作『Meet Me At At The Movies』と同じベテラン勢、ピアニストに新進気鋭の透明感あふれ叙情的な演奏を聴かせるピアニスト、ヨエル・リュサリデス。
楽曲は、メンバーと同じく、自分の音楽のルーツ、スカンジナビアとジャズ・スタンダードで。

 

オープナーは、軽やかなギターが気持ち良い「Should Run」。同国のヴォーカリスト、イダ・サンドのオリジナル。
タイトル曲は、スウェーデンのSSWスティーナ・ノルデンスタムの「Stations 」。アンニュイでポップに。
再び、イダ・サンドの曲で「The Mind Is Free 」、メロディアスなギターとピアノのフレーズにのって巧みに聴かせる。
スベンソンのベース・ソロが素晴らしい「Land of The Humble」。
腰の据わった、ボブ・ディランの「Million Miles」。
スカンジナビアを代表する歌姫シーネ・エイの「The Streets of Berlin」、交互にはいるギターとピアノが切なく美しい。ハスキーな掠れ声にドキドキ。
力強いベースとのデュオから始まる「The Old Countr」、ギター・リフのかっこいい「The Great City」は、大好きなナンシー・ウィルソンに刺激されて、思いっきりジャジーに!
哀愁のギター・ソロ、ピアノ・ソロに心奪われる「Where The Road Ends」。
アップテンポで、軽快なアマード・ジャマルでお馴染み「Poinciana」、トルストイの熱唱と流麗なピアノが聴ける。
終演は、シャーリー・ホーンで知られる「Here’s to Life 」をピアノとデュオで、淡々と歌い上げる。

 

タイトルの「Stations」は、彼女の人生を表現するキーワード。
そして、旅のスタイルはリスナーにお任せ。きっと、いろいろな想いが湧き上がってくるでしょう。
音楽を聴きながら、想い馳せてくださいね。

 

 

1. Should Run 
2. Stations
3. The Mind Is Free
4. Land of The Humble 
5. Million Miles 
6. The Streets of Berlin 
7. The Old Country 
8. The Great City 
9. Where The Road Ends 
10. Poinciana
11. Here’s to Life 

 

 

Viktoria Tolstoy (vo)
Joel Lyssarides (p)
Krister Jonsson (g)
Mattias Svensson (b)
Rasmus Kihlberg (ds)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「The Streets of Berlin」。

 

 

んじゃ、退散♪

 

2020年2月 6日 (木)

ローズ使用でカラフルなサウンド 『Write Out Your Head / Wayne Krantz』

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米国のギタリスト、ウェイン・クランツ。
米国では、多くの支持者がいるミュージシャンズ・ミュージシャン。
来日ライブの観戦のときも書いたのですが、一つのカテゴリーでは、収まりきらず、ジャズやポップス等の要素を取り入れ乗り越えた音楽性は、簡単には説明し難い。
でも、多くの第一線級のミュージシャンから声のかかるギタリストで、そのテクニックは素晴らしい。
今回は、無敵のサックス奏者、クリス・ポッターが全面参加。
ドラムにタイトな重量級戦車、キース・カーロック.
ベースは、曲によって変えているのだけど、ウィル・リー、ティム・ルフェーベル、オーランド レ フレミング、ピノ・パラディーと、主にエレベで知られてる個性的な名手大集合!って、感じ。
彼自身もフェンダー・ローズを多用してカラフルなサウンド。
オープナー「Kulturny  」から、クリポタさまの変態ぶりにやられる。カーロックの推しもいい感じ。ウッド・ベースのイメージの強いフレミングも変態サウンド、満載。って、全部、変態サウンドですが…♪
ヴォイスやパーカッションで明るくカラフルな「Well-Spoken Astronaut」、サウンドの間を塗って進むパラディーノ。
太く力強い音色で魅了するウィル・リーが参加する「Xandea」、雄叫びあげるクリポタさま。
歪みきったギターが、異生物。
ベースとローズ、ベースとギターが絡む「High 70s」、中盤からのクリポタかっこよし!
タイトル曲「Write out Your Head  」、ヴォイス、ギター、ローズと他のメンバーとの一体感が気持ちいい。変態系の爽やかサウンド。笑
ちょっと高速スリリング「Ride」。
エッジの効いたギターの音が嬉しい「Hello World 」。
終演は、唯一、ティム・ルフェーベルが参加、多重録音もばっちり「Magic 44」。

 

即興を重視しながらも、アンサンブルも力を入れた、
少しライトでカラフルな感じ。
いやぁ、私は、クランツは、こういうのもアリだと思うのね。
でも、音を歪ませても、、爆音でも良いので、もっと、ギターを聴きたかったってのは、ギター好きの本音。
だって、たまにでてくる、エッジの効いた短いリフに萌えますもん。笑
カーロックのドラムに乗って、自在に吹きまくるクリポタもいいのだけど、、
クランツさまと対峙してヒリヒリする感じのクリポタさまを、もっと聴きたぁ〜い!
でも、ファンは買ってくださいね♪

 

1.Kulturny        feat.Orlando Le Fleming 
2.Well-Spoken Astronaut        feat.Pino Palladino
3.Xandea        feat.Will Lee
4.High 70s       feat.Orlando Le Fleming 
5.Write out Your Head     feat.Will Lee
6.Ride      feat.Pino Palladino
7.Hello World     feat.Will Lee
8.Magic 44     feat.Tim Lefebvre

 

Gabriela Anders (vox, perc.)
Keith Carlock (ds)
Wayne Krantz (rhodes sequence, el-g)
Will Lee (el-b) #3,5,7
Tim Lefebvre (el-b) #8
Orlando Le Fleming (el-b) #1,4
Pino Palladino (el-b) #2,6
Chris Potter (sax)

 

今日は、ちょうどいい動画が見つけられませんでした。m(_ _)m

 

んじゃ、退散♪



2020年2月 2日 (日)

透徹でスリリング… 『Time Remembered / 須川 崇志 Banksia Trio』

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普段からおっかけてる(なかなかライブにはいけないけど…)日本のジャズのトップ・ランナーのお3人さんが新譜をだすとのことで、予約購入しましたよ。
プロデューサーの熱い言葉が書かれたライナー・ノーツには、ボディ&ソウルのライブを聴いた瞬間にこれを録音しようと思った、と、書かれてました。感謝。
須川さんは、ボディ&ソウルのオーナー・ママさんから、「あなたもそろそろ自分のリーダーでやってみたら」と、言われ、即座にこのメンバーが浮かんだそうです。3人の間には、すでに、絶対の信頼感が出来上がっていたようですね。
須川さんには、2018年にリリースされた『Outgrowing』即興重視のアブストラクトなアルバムもあり、今回は「コンポジション重視のもの」、との発言もあり、そこも楽しみの一つでした。タイトル曲のエヴァンス曲以外は、3人のオリジナル。
オープナーは、ビル・エヴァンスの名曲「Time Remembered」。ドラムのシンバル音が宙に響く中、力強いベースが滑りだし、硬質なピアノの音が踊り出す。力強く、スリリング、そして、透徹なまでに透徹。
石若オリジナル「Yoko no Waltz」、様々に表情を変えながら進む。
林オリジナル「Nigella」、穏やかな美しいメロディ、柔らかな感触で温かみを感じる演奏、しっとりとしたナンバー。スッと入るドラムが奏でる様々な音色が素敵。
バンドの名前でもある「Banksia」は、須川オリジナル。森林火災によって種が飛ぶ特殊な植物の名前から。アグレッシブなベース・プレイに緊張感が増す。疾走感、グルーブが半端ない。
縦横無尽、躍動感満載のドラムがフィーチャーされた須川オリジナル「Under the Spell」。即興の醍醐味を存分に!
「Lamento」も須川オリジナル、冒頭からベースをボーイングで奏でる。胸を突きあげる哀しみのメロディと美しい音色。清水のように澄み切ったピアノの音が心に染み込む…。
石若オリジナル「Largo Luciano」、陰影あるゆったりとゆっくりとした演奏。
終演は、石若オリジナル「Yoshi」。たんたんとした演奏、オリン?で我に帰る。ベース・ソロが素晴らしい!
スリリングで、知的、、力強く透徹なサウンド!
1. Time Remembered
2. Yoko no Waltz 
3. Nigella 
4. Banksia 
5. Under the Spell
6. Lamento 
7. Largo Luciano 
8. Yoshi 
須川 崇志 (b) 
林 正樹 (p)
石若 駿 (ds)
TAKASHI SUGAWA 須川崇志
須川崇志 Banksia Trio『Time Remembered』ダイジェスト映像
んじゃ、退散♪

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