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音楽で拡がる輪

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2020年1月

2020年1月31日 (金)

美意識に恍惚となった…「Brederode , Zenker , Rohrer  @ Jazz FLASH (1/30)」

「Brederode , Zenker , Rohrer  @ Jazz FLASH (1/30)」
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(樋口さんのFBよりお借りしました。m(_ _)m)
Wolfert Brederode (p)  Florian Zenker (g, baritone guitar ,elect.)  Samuel Rohrer  (ds, perc. )
ノルウェーの女性シンガーイェトゥルー・ルンデ・バンドのライブ。
なんと、ご本人の体調不良により、不参加とのことで、インストのトリオ演奏に。
前回と同じく(前回2017年は雨の上越)荒れたお天気の中、、古町のジャズ・フラッシュに。
オランダ、ドイツ、スイス出身の3人。
前回のライブのイメージから、勝手に、北欧的な透明感あふれる繊細な即興演奏かな?って、、思ったら!!
繊細は繊細でも、イェトゥルー・ルンデのオリジナルをピアノ、ギター、エレクトロニクス、ドラム&パーカッションで、縦横無尽な即興を極めた、アブストラクトで美しいサウンド。
彼女の美しい声で完成させるはずのサウンド・スケープを、3人で幻想的に演奏してました。
別々に放たれた三本の光の矢が、あるところからピッタと重なり、眩い閃光となる!
恍惚としてしまいました…。
ピアノのブレーデローデ の内部奏法も駆使した内省的で詩情豊かな演奏、演奏の集中具合が半端ない。
鍵盤に指を置くときの、力の入れ加減が、繊細で見ている方もドキドキしちゃう。
ギターのヴェスぺシュタは、今回はピッキングによる演奏が前回より多め、前回同様に弓引きやら筆?やらの様々な道具を駆使して細心な技法でアンビエントな音づくり。
エレクトロニクスも多様し、サウンドのテクスチャーの要です。
ドラムのローラーは、1曲の中でも場面が変わるごとに、道具や奏法を変えて最善をつくす。
超多彩なだけでなく、タイトでキレのよい音で痺れます。

 

もう、全員の一挙一動から目が離せません、、一つ一つの技が凄技すぎ!!
約75分を異次元の世界に誘ってくれました。
アンコールは、静寂で哀愁あるララバイ、、終演!
これはこれで、、前回同様、美しく至福の時間をすごせました。笑
メンバーの皆さま、フラッシュのマスター&女将、樋口さま、大沢さま、、
ありがとうございました。m(_ _)m
イェトゥルー・ルンデさま、早く体調が良くなるといいですね。
どうか、お大事にしてください。
んじゃ、退散♪



2020年1月28日 (火)

キレッキレの5人の化学反応が凄い! 「HUMADOPE2 @ クックテールくぼた (1/27)」

HUMADOPE2 @ クックテールくぼた (1/27)
中村 恵介 (tp) 吉本 章紘 (ts,fl)
魚返 明未 (p) 金森 もとい (b) 竹村 一哲 (ds)

 

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日本を代表するトランペッター、中村恵介さんが、セカンド・アルバム『HUMADOPE2』のメンバーで、
長岡のライブ・バー、クックテールくぼたに来た。
長岡までは、新幹線を使えば20分ほどなのですが、土日に旅行を予定してたので、、
ちょっと、悩んだのですが、、ここは行かねばとスイッチいれました♪
友だちが、最前列を予約してくれたので、2管の真ん前、砂かぶり席。
ほぼ、新譜の『HUMADOPE2』からの選曲です。
定刻をちょっとだけ遅れて開始!

 

オープナーは、中村オリジナル「Sense of Mission 」。
決めのユニゾンからはじまって、トランペットがいきなり火を吹く。
おぉ、テンション高いぜ!
その後も、サックスがプッシュ&プッシュのドラムにのってブロウしまくる。
ピアノが、体全体で弾きまくる。ベースがグイグイとドライブ!
ドラムが、タイトで力強く爆発。
テーマに戻って来たときには、完全に観客全員の心を持って行ってしまいましたね。
フルートに持ち替えた吉本 章紘さんのオリジナルで「Genseirin」。
ちょっと、変わった曲調なんだけど、神がかったピアノのソロあたりから、、
かなり混沌としたワイルドで威圧感ある「原生林」のイメージに。即興につぐ即興でフリーの様相に!
一転、トランペットの膨よかな音色にうっとりする「You don't Know What Love Is」。
サックスのサブトーン、ドラムのブラシ、ピアノのシングルノート、ベースの深い音色、、。
あぁ、、切なさの説得力。
ハードボイルドな人たちは、バラッドもとても上手いですよねぇ。
ファーストの最後は、中村オリジナル「So Nice!! 」。
2管のスリリングな魅力を思いっきりたのしめる曲、演奏。
観客、やんやですよ。
2管、クインテット、ワンホーン、カルテット、トリオ、、各自のソロ、、
どれをとっても、超絶で面白くて、体も心も揺れっぱなし!
セット終わりは、高速ビバップ曲で観客を煽る煽るって、、これから休憩なのに煽ってどうするんだ。。

 

興奮したので??休憩中は、ワインをおかわりしてしまった。。
一緒にいったお友だちは、ご自身の主催するライブの勧誘にいそがしく、、
私は、珍しくファーストの感想などをスマホでまとめたりしちゃって!
中村さんは、MCで曲名を言っていたので、とりあえず、タイトルだけもね〜、、みたいな。笑

 

15分くらいでセカンド開始!
オープナーは、このツアーから演奏している中村オリジナル。
2管のハーモニーが美しく、荘厳な雰囲気。
で、皆さんが、キレてるんだけど、相変わらずピアノの集中力が尋常じゃない。ドラムのきめ細かさは、想像超え。
どうやら、リーダーの想定よりも速いテンポで責められたようだ。。スピハラ。
難解高速打鍵の連打だった魚返 明未さんのオリジナル「Fudge Factor」、モダンで、メロディアス。でも、5人が一体化して盛り上がる。
中村オリジナル「North Kingdom」、北海道の広大な大地イメージですかね。とても、綺麗なアンサンブルで、サウンドが果てしなく広がっていく感じが好き。
フルートの音色が、、雰囲気にぴったりときて、飛翔、という言葉が浮かびました。
ベースの心憎いほどの滑らかなフレージングも最高!
最後は、中村オリジナル「Space Boy」、未来を見据えた明るくイケイケな曲調。
トランペットが踊る踊る!!ここぞとばかりに、全員のソロをまわして観客を煽ります。
いろんな意味で限界を超えた演奏に、体がゆれっぱなし、頬がゆるみっぱなし。
当然、アンコールの大拍手。
アンコールは、「静かなのと熱いのとどっち?」って、言われて、、

すぐさま、会場から「熱いやつ」って、声が飛んだんだんだけど、、モンクの「Rhythm-A-Ning」
それは、すっごい演奏でした。。でも、、私、しみじみとしたバラッドがよかったかなぁ。。

 

ストレートアヘッドの現代版お手本のような、キレッキレで熱いサウンド。
スリリングで何が起こるかわからない5人の強者たちの化学反応の凄さにやられた〜!
全員が素晴らしい!!
でもね、いつだって、こういう人たちに、心を持っていかれるのはバラッドだたったりするもんですわ。。
メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。m(_ _)m

 

新譜にサインをいただいて、握手もしてもらって、、新幹線で帰宅。

 

いやぁ、、伊勢旅行と月末仕事の疲れがふっとびました〜。笑
美子さん、誘ってくれてありがと。
クックテールくぼたの櫻井さん、お世話になりました♪
また、遊びにいきますね。
んじゃ、退散♪

2020年1月25日 (土)

最高凶悪伝説の更新 「Krantz,Lefebvre, Carlock @ 丸の内コットンクラブ (1/23 1st)」

Krantz,Lefebvre, Carlock @ 丸の内コットンクラブ (1/23 1st)
Wayne Krantz (el-g) Tim Lefebvre (el-b) Keith Carlock (ds)
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得体の知れない超絶ギタリスト、ウェイン・クランツ。
ジャズ・ギタリストというカテゴリーでは、絶対に収まらなくて、ジャズやポップス等の要素を取り入れ乗り越えてる音楽性も、どこが好きっていうのも、、ちょっと、説明し難い。
ブレッカー・ブラザーズ、スティーリー・ダン、クリス・ポッターなど、多くの第一線から声のかかるギタリストだけど、日本はあまり有名でないかもね。
だいたいね、時代の流行りのギターのスタイルや音楽ともかけ離れてると思うの。
でも、彼には中毒性がある。
今回は、彼のユニットの中では、最強凶悪伝説だと思う「Krantz Carlock Lefebvre」!
2010年の2月にも聴いていて、度肝をぬかれたのですよ。

 

もう、行くしかない。
で、通しで聴くという羨ましい中年音楽狂さんと、会場で待ち合わせに。
ステージに向かって左手にクランツが立つので、そちらの方に席を決めました。
間も無く、閣下も来場、2人で赤ワインを飲みながら期待を膨らますのでありました。
もちろん、場外で売っていた新譜『Write Out Your Head』もお買い上げ。
やった、始まった!
白のストラトキャスターを抱えて、半袖Tシャツ&ジーンズ、スニーカーで、ネックレス、指輪の永遠の不良青年風。
しかし!MCもなく始まったサウンドは、硬派の変態サウンド。
エッジ切れまくりの短いリフ、爆音、ノイジーなハードコアなサウンド。
基本的には、ギターの短いテーマとリフで構成されていているのだけど、そういう境目をはっきりさせない、もしかすると、曲と曲の間もそんな感じでぼやけて繋がってたのかも。
で、曲ごと?に、毎回リング・モジュレーターを踏み込んで、不思議なサウンドに仕立てる。エフェクターも使う。
曲中の要所で決行する突然のテンポ・チェンジしたり、ロックのテイストに近い独特のコード・ワークやフレーズなどなど、もう、いきなりすぎる。
目の前で行われてることが瞬きのスピード感で進んで行く。
音色もエフェクターで変化させ畝りまくるベースのティム・ルフェーヴル 。ドラムのキース・カーロックのおかげで目立ちにくいけど、この人がしっかりサウンドをコントロールしている気がする。
でも、ど真ん中で、容赦無く煽りまくるカーロックの分厚くてタイトで正確無比な叩きっぷりに圧倒される。化けものだね。
どちらも、クランツに必要な人たちなのだが、このライブでは、クランツが何かを閃き指示を出していたのは、カーロックの方が多かったような気がする。
そううことも、突然、瞬間的に行うような感じで、この独特なハイテンションで、混沌、凶悪、尖りが際立った緊張感に満ちた演奏が続く。
各自、とても自由で、即興重視なんだけど、もちろんフリー・ジャズとかではない。
新譜のリリース・ツアー?に来ているのであろうに、たぶん、一度も新譜の話もせずに、曲名も告げず、ひたすら猛烈にテクニカルに、創造性豊かに、恍惚とした表情で弾きまくったギターの鬼。それが、ウェイン・クランツの正体。
申し訳ありませんが、セットリストはわかりませんでした。m(_ _)m
でも、あんなぐにゃぐにゃなサウンドにしても、ギターのクリアな音は際立ってたですよ。
その辺が、興奮して体動きまくりになってしまう所以でしょうかね。笑
気がつけば、75分超え、アンコールは無し、サイン会もなし。。
しかし、切れ味抜群な宇宙に広がるサウンドでした!
そして、最高凶悪伝説の更新!!
今日のおまけは、同じメンツでのニューヨークでのライブ。
んじゃ、退散♪

2020年1月22日 (水)

「第35回 新潟ジャズストリート(1/18) 」後半戦

★つじつじ/千葉・三重@LIFE★

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辻 恭子 (vo) 辻 啓介 (b)

 

紹介欄に「ほっこり」とかあるけど、いつも、攻めているデュオ・ユニット。
オープナーは、ヴォーカルの出だしが危うかった「Shall We Dance?」!
でもね、ベースは、主旋律を弾かないことが多いので、デュオは難しいよね。一旦、緊張が解ければ、いつもの楽しい世界!
ベースと歌いあげる 「What Are You Doing The Rest Of Your Life?」、暗くしっとりと。ハーシュとノーマの「Stars」、ええわ。
ベースが、テーマを鳴らすこともあるけど、ほとんどがヴォーカルの後ろで、深い感情の流れの伏流線みたいなラインを奏で、ぐっと盛り上げる。
ハインラインの小説のタイトルをとった曲で「The Moon Is a Harsh Mistress」。
ええとね、ライブでこの曲を聴くのは2度目!前回は、ギターとベースのデュオだったので、歌詞があるなんてビックリだった! 伸びやかな素敵な声ね。
ベースが野山を駆け回る馬の駆け足を、ヴォーカルが自在なスキャットで移りゆく光景を、めちゃ意欲作!「Canter  No.1」。次回もお願いしたい、気に入りました!
力強いベースとビターでミステリアスなヴォーカルで、ダークにミンガスの「Goodbye Pork Pie Hat」。
悪女を歌ったブルース、新潟ヴァージョン♪ 掛け合いの言葉遊びみたいで、カッコいい!
しっとりと、情感豊かに「Someone to watch over me」。
終演は、シーネ・エイの「Taking It Slow 」、寄り添いながら盛り上がっていく恋の歌。よっ、色っぽいぞぉ!
アンコールは、明るくハッピーに「On the Sunny Side of the Street」。
冒険心あって、表現力豊かなベース、
華のある声、立ち姿で感情豊かなヴォーカル。
ぬくもりある声と温かなウッドの音が、>ドンピシャとハマる演奏でした!

 

 

と、、移動の合間にiPhoneのヴォイスメモを初めて使ってみる。
話しながら、移動する怪しいおばさんになりきる。

 

★VI研究会/東京@ジャズ喫茶 スワン ★

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後藤Jasmine亮香(tp) 田口 智貴(p) 椎名 達人(eb) 西尾 研一(ds)
VI研究会って、何?
なんですけど、それは、インド系の米国人ピアニスト&コンポーザーの鬼才Vijay Iyerの曲を演奏するという志のたか〜〜い、挑戦的な皆さん。
リーダーの西尾さんが、若いころに留学先でヴィジェイとバンドを組んでたということで、思入れが強い。なんせ、未発表曲も2曲やっちゃったくらいだもん。
オープナー、「Starlings」が終わって、場内拍手のタイミングを失いそになるって感じ。
掛け声で始まった2曲めは、ずっとこのままいくのか?って、忍耐曲。
演奏者も緊張感漲っているけど、聴く方も不思議な緊張感ましまし。
遠い昔、ヴィジェイとバンドしていた時の曲らしくて、未発表曲2曲。
1曲め、トランペットが素晴らしい! バックの難解な演奏の中、自分の位置を見失わず大健闘!この曲でよく全員が盛り上がれる…
バラッド曲は、ゆったりと美しく。トランペットはもちろん、ピアノ、ベースにい歌心があることあること。そう、突き詰めれば美しいメロディの人たちなんだ!
難曲「Optimism」(全部難曲ですけどね。。)、、反復していく中いろいろなことが少しずつ変化していく。物忘れを思い出せないようなじれったい感じ続くのだ。>それぞれソロがあったりするんですけど、特にバックの3人は密接に絡み合った塊みたいな感じ。
ヴィジェイのアルバムに入ってるマイケル・ジャクソンの「Human Nature」。二つのアルバムに入ってるので、好きな曲なのでしょうね。>脳みそが液状化しそうな細動で果てしなく揺さぶり続ける…テーマが出てきて一安心。笑
終演は、エリントンのリバー組曲から「The Village of The Virgins」、穏やかで教会音楽みたいなんだけど、何となく、聴いたことがあるメロディが少しづつ変化して着地。
完走おめでとうございます!
ヴィジェイは、やってる事も曲も難解。はっきりいって、道標のない迷路のようで、着地点が見えない感じの変な音楽っす。でも、不思議と脳みそが揺さぶられのだ。
こんなに、、まとめて聴けるとは…ありがたく、変態の皆さんを観察できました!

 

★Marilou with ナタリー石田 @ドクター可児 ★

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坂西 麻里子(vo) 過足 薫(p) ゲスト: ナタリー 石田(vo)
Marilouは、お二人のお名前を合体させたヴォーカルとピアノのユニット。
過足さんのファンとしては、聴いてみたいところだったのですが、なんと、スペシャル・ゲストにナタリー・石田さんが入るとのことで、参加。
始まる前から、楽しいおしゃべりで狭い場内は盛り上がっております。
オープナーは、坂西さんのソロでスティービー・ワンダーの「Overjoyed」を暗めにしっとりと。
続いて温かな雰囲気の「イパネマの娘」、ピアノが華やかに盛り上げます。
ここで、素敵な声のナタリーさん登場、ソロで松田聖子ちゃんの「Sweet Memories」。
ノスタルジックなセピア色の時間がながれます。素敵♪
再び、Marilou に戻って、「Just the Two of Us」、「Round Midnight」を情感たっぷりに。
またまた、ナタリーさんのソロで「New York State of Mind」を歌い上げる!

古町が一気にニューヨクの夜の街に変身♪
坂西さんが、大迫力でソロを歌って(タイトル失念)、、

最後は、男女の特性をいかして「A Whole New World」、「別れても好きな人」(観客のコーラス付き)で終演!

懐かしめの洋楽ポップスやジャズ、日本のうた、、ソロとデュオで。ピアノが綺麗にまとめてくれま〜〜す。
五月に、このメンバーでライブするんだって、、いけるといいなぁ。

 

 

最後に「Legacy of Spiral Steps/東京@ジャズ フラッシュ」を聴くつもりでしたが、つけれたし、、これでストップ。
友人たちの飲み会に寄せてもらって、フラッシュのセッション聴いてかえりました。
長い1日だったね。
んじゃ、退散♪

2020年1月20日 (月)

「第35回 新潟ジャズストリート(1/18) 」前半戦

★satobima@ドクター可児★

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細木 久美 (p) 東 聡志 (b) 権藤 真弓 (vo)
手練れのメンバーと、幅広い選曲で遊びココロもたっぷり。
オープナーの「Take5」は、スキャットを中心に、インスト曲を挟んで、美空ひばりの「津軽のふるさと」を叙情豊かに、ベースの低音が効いた「朝日楼」、そして、オリジナル「あなたは、もう。忘れたかしら?」は、タンゴのリズムにのせて超コミックに、「小さな子供の言葉の入れ替えのお話」。笑った〜♪
ファンクで「Love for Sale」、「Ribbon In The Sky」、「Tristeza」、アンコール「Anything Goes」!多彩で楽しい時間。
インスト曲では、2人の好みで?ワルツの「My Foolish Heart」、ヘイデンの「Our Spanish Love Song」、美味しいジャズのフレージングがたっぷり詰まった演奏。
ジャズストのスタートをリラックスしたジャズで過ごせました!
★Elejo@バー エジンバラ★
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木山 久優奈  木山 野華  小助川 謙二  小林 里央  長谷川 尚  神田 涼葉 (electone) 
安田 カオル(vo) 青木 典子(音プロ)

 

エレクトーンの特性を最大限に使った、ドラマチックなサウンドにいつも圧倒されます!
今回は、2台のエレクトーンを6人の奏者が交代で、ソロとアンサンブルを聴かせてくれました。
演題ごとに、その曲にあった楽器の音色がフィーチャーされ、曲によっては、ヴォーカルが入る。
目の前には、鍵盤楽器しかないのに、管楽器やギターシンセ、エレベ、パーカッション、ストリングスなどの音色が聴こえ、
音も重ねられ、まるで、ビッグ・バンドのサウンドのようだったりと、まるで夢の世界。
鍵盤楽器の音色のときとは違う、それぞれも楽器の特性を掴んだ弾き方も凄い。
様々な楽器の音色を奏でられるエレクトーンの魅力を目一杯体感、2月の単独ライブも楽しみ。

 

★Size3@ドクター可児★
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大波 ようこ (vo) 中林 明子 (p) 小松 原崇 (g)
甘い音でグルービーなフレージグのギター、綺麗な音に洗練されたピアノ、そして、自在にスキャットを操るヴォーカルのトリオ。
オープナーは、インストデュオでハンコックの「Drifttin' 」から。イケる〜っ。
ヴォーカルが入って「On Green Dolphin Street」、アップテンポで迫力ある「My Favorite Things」、しっとりと声が震える「Corcovado」は、ギターのカッティングやポツンと入るピアノも素敵。
哀愁色の「You Must Believe In Spring」、深い声に引き込まれる。。
急遽きめた「C Jam Blues」、ノリノリでスキャットを決めてくれました!
「Blue Moon」では、歌詞を忘れるハプニングも、バッチリ、ジャズってくれて最高。
終演曲もスキャット満載でのりのり!MCも、3人の演奏もバッチリ〜。
で、、どこかで、もう一曲インスト曲が入ったのだけど、、わからなくなった。。
コール&レスポンスも素晴らしく、相性いいのだろうなぁ、と、思ったわん。

 

後半に続く〜(はず)
明日、1日お出かけなんだよねぇ。。どうなるかな。。。

 

んじゃ、退散♪

2020年1月19日 (日)

めちゃ、待ち遠しいものいと多し… 

先日、ヴォーカルの新譜が待ち遠しいと、叫んだわけですが、、
インスト関係も、わたし的には目白押しなんです。
★From This Place / Pat Metheny★

 

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筆頭格が、パット・メセニーの新譜。
どこまでも、限りなく広がりゆくサウンド、唯一無二!

 

★Write Out Your Head, Regular / Wayne Krantz★

 

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ウェイン・クランツの新譜は、全曲クリポタさま登場という素晴らしさ。
2人の相性は、実証済みですからね♪

 

 

★No Beginning No End 2 / Jose James★

 

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甘く危険な香りに引き寄せられちゃうホセ・ジェイムス。
何と、『No Beginning No End』の第二弾が、、発売されるのですわ。。
曲によって、多彩なゲストが参加するゴージャスな作品。

 

でも、今、めちゃハマっているのは、

 

★Time Remembered / 須川 崇志 Banksia Trio★

 

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予想以上の透徹さに、ノックダウン。
とりあえず、毎日聴いてます!

 

 

他にも、ピエラヌンツィの新譜などもあって。。

 

「待ち遠しいものいと多し…」

 

はい。。

 

んじゃ、退散♪

2020年1月16日 (木)

1月18日(土)は、第35回 新潟ジャズストリートです!

1月18日(土)は、第35回 新潟ジャズストリートです!

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今週の土曜日は、冬の新潟ジャズストリート♪
今年は、市内は全く雪がありません!!
古町は旅する音楽の街に変身で〜す。

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★第35回新潟ジャズストリート(1月18)★

 

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一日フリーパス共通券 ¥1,000
中学生以下は無料
この一枚で一日楽しめます!

 

タイムスケジュール・地図・諸々セットになったパンフレットを入手すると便利です。

 

新潟ジャズストリートHP

 

タイムスケジュール

 

お問い合わせ 事務局 ジャズ喫茶スワン  025-223-4349

 

最近は、遠路遥々遠征してきてくれる県外の演奏者のお友だちのライブを中心にまわっています!

会場によっては、ドリンクの販売のあるところもあります。
お天気はどうかな?

 

んじゃ、退散♪

 

2020年1月13日 (月)

欧州の歌姫の新譜が目白押しっ!

重なるときは、重なるもので、この後、好きなヴォーカルの新譜リリースが相次ぎます。
他にも、いらっしゃるのでうが、とりあえず、この3人!!

 

★Sinne Eeg & The Danish Radio Big Band / We’ve just begun★

 

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才色兼備の代表格、デンマークの歌姫&コンポーザーのシーネ・エイ。
新譜は、お国の最高峰、ダニッシュ・ラジオ・ビッグ・バンドとの共演です。
現在、1曲しか試聴できないのですが、ビッグ・バンドを引き連れた正統派のヴォーカルが爆発してますね。楽しみだわ〜♪

 

 

★Stations / Viktoria Tolstoy★
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同じ才色兼備でも、スウェーデンのヴィクトリア・トルストイの新譜は、小さめのコンボと親密感ある北欧テイストたっぷりなポップな感じ。
透明感あふれ叙情的な演奏を聴かせるピアニスト、ヨエル・リュサリデスにも注目!

 

 

★Precious / Chiara Pancaldi★
Precious

 

イタリアの才色兼備なキアラ・パンカルディ、その魅惑的な歌唱で人気。
Challenge Recordsでの第3弾は、ロベルト・タレンツィ、ダリル・ホールらによるピアノ・トリオとの共演盤! 
ロベルト・タレンツィの参加で、ちょっと現代ジャズっぽさがアップになるのかしら。。?

 

 

その上、なんと、アレッサンドロ・ガラティとの共演盤『Dream Dancing』もリリースされる。
ピアノとヴォーカルのデュオ? それとも、ピアノ・トリオと?
寺島レコードからなのですが、音源がどこにもな〜い。
視聴くらいだして欲しいですよねぇ。。

 

んじゃ、退散♪

2020年1月12日 (日)

都会的なセンスの超絶3管 『NoFo Skies / Alex Sipiagin』

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去年、リリースされたアルバムで、やっぱり、聴きっぱなしはヤバイと思うこの1枚。
ニュークのコンテンポラリー・ジャズ・シーンで、切れ味ありまくりの超絶トランペッター、アレックス・シピアギン。わたし的サーシャさま!
去年の夏にでたこのアルバムは、クリス・ポッター、ウィル・ヴィンソン、ジョン・エスクリート、マット・ブルーワー、エリック・ハーランドという超豪華なメンバー。
そして、アリーナ・エンギバーヤンのヴォーカルも入った気合い作でっす。
オープナーの「Rush」から、各自のソロも炸裂し期待通りの展開。アンサンブルもこのメンバーですから、高速でも切れ味よく気持ちがいい。
タイトル曲「Nofo Skies」も、一緒。ハーランドに煽られながら、がっつりソロをとるメンバー。
エンギバーヤンのヴォーカルが入る「Recovery」、エレクトリック・サウンドを響かせたミステリアスなハーモニーが素敵。
かっこいい3管ユニゾンから始まる「Savoir」、超絶ながら歌心もあるシピアギンのソロに惚れ惚れ。
静かに始まる計算された音の重なりがお見事「Sky 1」。ヴォーカルと3管のユニゾンがかっこいい「Shadows」。
冒頭からかっこいい「Start Of…」、高速フレージングがオンパレード。
思いっきり、シンセを効かせたクールなサウンド「Sky 2」。
エンギバーヤンのヴォーカルをフィーチャーした「Between AM's」の都会的な雰囲気。
終演は、全員でミステリアスなムードでおしまい。
各自の超絶なプレイはもちろん、エレクトリックなサウンドをもセンスよく取り入れたアンサンブルが素敵。
ヴォーカルのエンギバーヤンが良いアクセントです。
1. Rush
2. Nofo Skies
3. Recovery
4. Savoir
5. Sky 1
6. Shadows
7. Start Of…
8. Sky 2
9. Between AM's (feat. Alina Engibaryan)
10. For You
Alex Sipiagin (tp)
Chris Potter (ts)
Will Vinson (as) 
John Escreet (p,key)
Matt Brewer (b)
Eric Harland (ds)
Alina Engibaryan (vo) # 3, 6, 9,10
んじゃ、退散♪

2020年1月11日 (土)

自分を取り戻すための音楽 『Kristallen / Nils Landgren & Jan Lundgren』

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ヒュッゲ(Hygge)って、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉だそうですが、まさにそんな感じの音楽。

 

ACTレーベルを代表するスウェーデンのミュージシャン、ニルス・ラングレンとヤン・ラングレンのデュオです!(えっ、スウェーデンかい!って、ツッコミは無視)
ご存知の方も多いと思いますが、ニルス・ラングレンは、トロンボーン演奏とヴォーカルの両刀使い。アレンジは、もちろん、他人のアルバムのプロデュースもしています。
片や、ヤン・ラングレンは、日本のレーベルからもアルバムをリリースしたこともある、人気のピアニスト。
アルバムは、スタンダード、トラディッショナル、ポップス、ミュージシャン曲、彼らのオリジナルも。

 

オープナーは、ヤン・ラングレンのオリジナルで「Blekinge」、トロンボーンの音色がゆったりした時間を創り出し、透明感あふれるピアノの美しい演奏にしみじみと酔う。
バイキングの船乗りたちの歌をアレンジし子守唄となっていたものを彼らがアレンジした「Byssan Lull」。トロンボーンとピアノの掛け合いもあるけど、哀愁たっぷりなブルースへ。
でた!キース・ジャレットのヨーロピアン・カルテェット『My Song』から「Country」。ノスタルジックな気分を誘いますよね。
SSW、ジミー・ウェッヴの「Didn't We」、情感豊かな歌入り。朗々と吹くトロンボーンとピアノの厳粛な響き「Hornlåtar」。
レノン&マッカートニー曲で可愛い「 I Will」、もちろん、ヴォーカル入り。ビートルズの曲は一緒に口ずさみたくなりますね。
2人のオリジナル「Why Did You Let Me Go 」、極上のラブ・バラッド。
スウェーデン出身のSSW、マイケル・サクセルとヤン・ラングレンの共作「Lovers Parade」、口笛が爽やか。
トロンボーンがテーマを吹くレノン&マッカートニー曲「Norwegian Wood」、ちょっとアグレッシブな2人の演奏が聴けます♪
ニルス・ラングレンの曲で、亡トーマス・スタンコとの演奏もある「Olu」、粛々と美しく誠実に。ラブ・バラッド「The Nearness Of You」、ニルス・ラングレンの少しハスキーな声は甘いメロディが良く似合うな。
スウェーデンのトラッドの「Värmlandsvisan」は、お国の人ならば誰もが知っている曲。粋にブルージーに聴かせます。この国は、本当に素敵なメロディの宝庫!
終演は、ダラー・ブランドの名前でも活躍した南アフリカのピアニスト、アブドゥーラ・イブラヒムの「The Wedding」。朴訥とした穏やかな演奏でおしまい。

 

2人の相乗効果は最高。ロマンティックで味わい深く、北欧のふんわりした温かさ静けさを感じます。

 

お正月休み明けで、必要以上に疲弊していらっしゃる方も多いですよね。
自分を取り戻す時間にかける音楽ですね!

 

1. Blekinge
2. Byssan Lull 
3. Country 
4. Didn't We 
5. Hornlåtar 
6. I Will 
7. Why Did You Let Me Go 
8. Lovers Parade 
9. Norwegian Wood 
10. Olu 
11. The Nearness Of You 
12. Värmlandsvisan 
13. The Wedding 

 

Nils Landgren (tb 1-6,8-13, vo 4,6,7,8,11)
Jan Lundgren (p)

 

今日のおまけは、ニルス・ラングレンがあげていた「Didn't We 」。

 

 

んじゃ、退散♪

2020年1月 7日 (火)

え〜いっ、お年玉だ〜いっ! 『Superheroes / Randy Waldman』 クリポタさまが、めちゃかっこいいぞぉ!! 

サックス吹きの友人、八木敬之氏から教えてもらった、2018年の作品ですね。

 

Superheroes

 

ランディ・ウォルドマンはアメリカのピアニスト、アレンジャー、作曲家、指揮者だそうです。
ウォルドマンの『Superheroes』アルバムでの『Spiderman Theme」のアレンジメントは、第61回グラミー賞でグラミー賞のベストアレンジメント、インストゥルメンタル、ボーカルを獲得しました。(ウィキペディ調べ)

 

タイトルそのまま、アメコミ関係のTVや映画のテーマ曲などを、明るく軽快にモダンなコンテンポラリー・ジャズにしたアルバム。
各曲でゲスト・ソロイストがいて、そこがオール・スターモード!!
現役ばりばりのアーティストが演奏していて、どの曲もかっこいい。

ランディ・ブレッカー、ジョー・ロヴァーノ、ウィントン・マルサリス、ジョージ・ベンソン、チック・コリアなどなど、、😃

で、で、第61回グラミー賞でグラミー賞のベストアレンジメント、インストゥルメンタル、ボーカルを受賞した『Spiderman Theme」は、クリポタさまが吹いてる。(3曲めね)
Take 6のアカペラと、クリポタさまのど変態ソロが超ミスマッチで萌える!
素晴らしいっす。スリリングっす! 朝一で聴いたら、1日脳内リプレイとなりましたもん。💕

他の曲も笑えるくらいかっこいいので、遅れてもらった「太っ腹のお年玉」だと思って、、是非!

 

Apple Musicを貼り付けておきます。他のサブスクにもあるそうです。

Apple Music、初めて貼り付けてみるので、失敗してたらごめんね。

 

 

 

YouTubeのご本人のプロモを観るとオール・スターぶりが楽しめる。 

クリポタさまは、一番最後よん。 

 

 

んじゃ、退散♪

2020年1月 5日 (日)

彼らの未来が詰まってる 『e.s.t. live in gothenburg / Esbjörn Svensson Trio』

Live_in_gothenburg

年末に家にとどいたCD。
今はなき、エスビョルン・スヴェンソン・トリオの、2001年10月スウェーデンのイェーテボリで行なったコンサートの未発表音源。
活動の当初は、アコースティックなピアノ・トリオとして活動してきた彼らが、1999年に『From Gagarin's Point of View』を発表し、>その後の彼らの方向性を示す転機となったのですが、、そのすぐ後のライブです。
ジャズという音楽と同様に、幅広く吸収していたポップスやロックのテイストを、ストレートに活かした演奏は、若者を中心に多くの人たちに支持されるようになったのは、ご存知ですよね。

ライブ演奏なので、比較的長尺な演奏が並びます。

ディスク1のオープナーは、『From Gagarin's Point of View』でも、オープニングを飾ったナンバー「Dating」から。
拍手で迎えられ、ちょっとした音出しのあとに、ピアノが踊り出し始める。
テクニカルだけど、メロディアスな演奏。北欧のチック・コリア。
優しくロマンチックな「Somewhere Else Before」。
冒頭のピアノのソロが印象的、次第にドラムン・ベース的なベース・ソロにトリオの勢いを感いる「The Rube Thing」、最後のドラム・ソロも高揚感大。
「From Gagarin's Point Of View」、美しいバラッド・ナンバーだけど、ベースのボーイングに、エフェクターをかけてちょっと実験的。ディスク1の終演は、3人の息のあった演奏に興奮する「The Wraith」。

ディスク2のオープナーは、3人の息のあった演奏をみせる「Providence」。
ベースの歪んだ音で始まる「Good Morning Susie Soho」、ジャズという地平線から離陸しようとする研ぎ澄まされた感性に溢れてる。
透明感あふれリリカルで哀愁ある「The Chapel」。
ベースとピアノの楽しそうなユニゾンからのドラム・ソロ、濃密なトリオ演奏。
切ないほどに美しい「The Second Pag」。
終演は、エレクトリックな仕掛けもあり、スリリングにどこまでも飛翔しようとする「Dodge The Dodo」。彼らの名曲ですね。

e.s.t.が、ジャズというカテゴリーを飛びこえた瞬間を捉えたライブ盤。
若く、野心的なメンバーの心意気を感じ、彼らの素晴らしい未来を予感させる瞬間。
エスビョルン・スヴェンソン・トリオよ、永遠に。

ディスク 1
1. Dating 
2. Somewhere Else Before 
3. The Rube Thing 
4. From Gagarin's Point Of View 
5. The Wraith 

ディスク 2
1. Providence
2. Good Morning Susie Soho 
3. The Chapel 
4. Bowling 
5. The Second Page 
6. Dodge The Dodo 

Esbjörn Svensson (p)
Dan Berglund (b, el-b)
Magnus Öström (ds)

今日のおまけは、「Dodge The Dodo 」

んじゃ、退散♪

2020年1月 3日 (金)

持てる力を全て出す! 『Spectrum / 上原ひろみ』で願う 「☆ 2020年 みっつの願い (*^_^*) ☆」

持てる力を全て出す! 『Spectrum / 上原ひろみ』で願う 「☆ 2020年 みっつの願い (*^_^*) ☆」



2020年もよろしくお願いしまぁす。


★今年は子年で〜す★



『Spectrum / 上原ひろみ』


Hiromi_spectrum_20191228113501



毎年、冒頭を飾るアルバムは、女性ミュージシャンの本人がジャケットになっているアルバムを選んできました。


ことしは、元気溌剌なこのお方です。去年、県民会館で「HIROMI JAPAN TOUR 2019 "SPECTRUM"」のライブを聴いたひろみさんが、凄かったので、2020年代お初の年明けにぴったりかと思いまして。。


10年ぶりのピアノ・ソロのアルバムです。
冒頭からブラインドされたら、男性ピアニスト?って、思うかもしれない力強さ!
「Blackbird」のようなしっとりした曲もありますが、肘打ちするんじゃないかと思うくらい大胆でアヴァンギャルド。


奔放な演奏が続きます。



中でも、ハイライト?が、「Rhapsody in Various Shades of Blue」。ご存知「Rhapsody in Blue」に、Blue繋がりのジョン・コルトレーンの「 Blue Train」、イギリスのロックバンドThe Whoの「Behind Blue Eyes」を挿入するという大胆さ!!


片時も聴き逃せない22分45秒。切れ味鋭く、ダイナミックなピアノ演奏、スリリングな信じられない場面の連続!


テクニカルでスピード感が半端ない演奏、ピアノからでる豊かな音色をとても大切にした表現力。
何をとっても、「超」がつきますね。
持てる力を全て出す! 私も見習いたいなぁ。



1.Kaleidoscope
2.Whiteout
3.Yellow Wurlitzer Blues
4.Spectrum
5.Blackbird
6.Mr. C.C.
7.Once in a Blue Moon
8.Rhapsody in Various Shades of Blue
9.Sepia Effect



上原ひろみ Hiromi Uehara (p)



では、懲りずに今年も。。。


すずっく的ジャズの2020年みっつの願いでっす。



1.今年こそ今年こそ今年こそ!!クリス・ポッターに自分のバンド来日してもらい、かぶり付きで参戦!
2.アレッサンドロ・ガラテのソロピアノを目の前で聴きたい。ここまで、去年と同じだぞ!
3.メルドーに「Finding Gabriel 」のライブで来日してもらいたい。


あぁ、クリポタさま、、どうか、そろそろ、おいでくださいませ。今年こそは!!最後に、、




皆さまにとって心機一転の未来に繋がる年であることを祈ってます。


そして、ねずみは子孫繁栄の象徴。「どなた様にも繁栄のご利益があること」を願ってます!



ちょっと、ペースが落ちるかもしれませんが、、
今年もよろしくお願いいたします!m(_ _)m
んじゃ、退散♪

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