★ すずっく2019 ジャズ・インスト 編 ★
★ すずっく2019 ジャズ・インスト 編 ★
なんと、愛しのクリポタさまが、全面参加のアルバムが2枚もランクインされちゃって。。
贔屓だろ!って、悩ましいけど、好きなんだから仕方ない。。
来年は早々に、ウェイン・クランツのアルバムがリリースされるのだけれど、、
そこにも、クリポタさまが参加しているので、楽しみ〜♪
コットン・クラブでライブもあって、楽しみすぎる!
でも、インスト作品で一番リピートしたのは、メルドーの問題作?でした〜!
これ、めちゃ、好き!
マルチ奏者、作曲者としての力強い魅力を遺憾無く発揮。
瞬発力と即興重視で、凄まじいまでのグルーヴ。最強伝説を更新!
いわゆるコール&レスポンスのようなストレートな演奏はない。
共鳴、共感、対立…あらゆる表現の可能性を、アイデア、テクニック様々な方面から探求。
緊張感の続くスリリングで知的好奇心をそそる演奏を展開される。
人とも引き算の美学の達人!
いわゆる超絶な掛け合いはないけれど、誰にも真似のできない情緒豊かで、穏やかな世界。
内省的な演奏が続くソロの演奏は、自己との対話。その対話が、しっかりと聴こえてきます。
美しい調べばかりで、音の良さも相まって、天の川からこぼれ落ちてきた音のよう。
タブラ奏者、ザキール・フセイン、超絶ベーシスト、デイブ・ホランド、最強無敵のサックス奏者、クリス・ポッターの超人3人組によるCrosscurrents Trioのお初のアルバム。このメンバー、、買うっきゃない。。
気心のしれたメンバーで、一心不乱に吹きまくるジョシュア・レッドマン。
がっちりと支えるリズム陣、流麗でスリリングなアーロン・ゴールドバーグのピアノも最高!
どの曲も、彼の手にかかる彼の独創的な美の世界。
ピアノの繊細なタッチと定評のあるハーモニー、切れ味のよいドラムで緊張感ある絶品の音風景
繊細なピアノの余韻から、音と音の間(はざま)に感情の機微を感じる。
息遣いも感じる中、彼の内なる世界を一緒に旅をする。
正直、、、次点が沢山ありすぎて、書ききれない。
本心ですわ。。
んじゃ、退散♪
« ★ すずっく2019 ジャズ・ヴォーカル 編 ★ | トップページ | ⭐︎ 2019年もお世話になりました ライブ編⭐︎ »
「JAZZ」カテゴリの記事
- 信越より愛を込めて 「中島 仁 Trio with Ove Ingemarsson @ Jazz FLASH (9/16)」(2023.09.20)
- 秋の夜に…『Stars & Smiles, Vol.1 (Players) / 鈴木 央紹』(2023.09.13)
- ピアノ・トリオの演奏も素晴らしい 『ジャズを詠む / akiko with 海野 雅威 トリオ(2023.09.09)
- ウォルフガング・ムースピールが、『Angular Blues』の続編を出す!(2023.09.02)
- 『ジャズ批評 235号』がでてま〜す 汗(2023.08.30)
コメント
« ★ すずっく2019 ジャズ・ヴォーカル 編 ★ | トップページ | ⭐︎ 2019年もお世話になりました ライブ編⭐︎ »
とにかく今年は私はAlessandro Galatiがたっぷり聴けたことが嬉しかったですが・・・、私自身ユーロ系に傾いている中で、USAでは、Fred Herschの健闘が印象的で、そしてなんとしてもMarc Coplandのトリオ・アルバムが素晴らしかったことが今年のイメージでした。
SuzuckさんもCopland「And I Love Her」が印象的であった事にバンザイですね(笑い)。これはドラムスの力も大きいと思いつつも、Coplandの世界観に惹かれました。私はこれを今年のブログの締めくくりのアルバムとしましたので、取り敢えずTBさせていただきます(↓)。
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-088f24.html
投稿: photofloyd(風呂井戸) | 2019年12月29日 (日) 12時05分
Suzuckさん,こんにちは。
おぉっ,結構かぶってますねぇ。私はCamila Mezaもジャズ編にくくってしまっていますので,かなりのオーバーラップです。"Circuits"は私は選んでませんが,クリポタらしさは"Good Hope"より上なので,なるほどって感じです。Vijay IyerとCraig Taborn盤を選んで頂いたのは私としても嬉しかったです。
ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2019/12/post-681527.html
投稿: 中年音楽狂 | 2019年12月29日 (日) 15時44分
風呂井戸さま
リンクをいただきまして、ありがとうございます。
感想も、とても嬉しいです。いちいち、納得!
私としては、、やっぱり、クリポタさまとメルどーさまが、、印象的でした。
自分にしかできないことをすることこそ、アーティストしての一番大事なことと思ってますので。。
投稿: Suzuck | 2020年1月 4日 (土) 15時19分
閣下、結構悩んだのですが、、
こうやって、並べてしまうと、、これしかなかったようなきがしてきますね。
クリポタさまとメルドー様に関しては、
彼らにしかできないことですので、この順番になりました。
なんというか、、ホランド閣下のいる盤は、、
ホランドさまの意思がめちゃ強くてかっこいいですけど。
投稿: Suzuck | 2020年1月 4日 (土) 15時22分