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2019年11月 4日 (月)

ハレルのフリューゲルに泣ける…『Common Practice /  Ethan Iverson Quartet with Tom Harrell』

Common_practice

 

あなたは、ECMレーベルにどんなイメージをもっていますか?
「沈黙の次に最も美しい音」というコンセプトのもとに、、
メランコリー、繊細、知的な個性的なサウンドの多くが、クラシックや現代音楽にも近く欧州的な特徴があると思うのだけど…。
最近、随分と多種多様にになってきた気がするのだけど…。
内容が悪いということではなく、この作品は、ちょっと、ECMの作品群の中では浮いている気がしますです。
人気バンド、The Bad Plusのピアニストだったイーサン・アイヴァーソン。
ニューヨークのヴィレッジヴァンガードでのライブ盤。
アイヴェーソンのオリジナル2曲、スタンダード9曲。

 

オープナーは、ミステリアスなピアノ演奏が誘う「The Man I Love」、そして、トム・ハレルが哀愁たっぷりにフリューゲルを吹く。もう、沁みるとしか言いようがない。クレジットは、トランペットだけど、プロモをみても吹いているのはフリューゲル。
ブルージーなアイヴァーソンのオリジナル「Philadelphia Creamer」、アグレッシヴなハレルの演奏と、ベン・ストリートのウォーキング・ベースにジャズ心が踊る。
ドラムのエリック・マクファーソンが活躍するビバップ曲「Wee」。会場は、やんやです。
オープナーのように、冒頭のピアノの演奏がミステリアスな「I Can't I Get Started」。待ってました、バラッドのハレルの演奏は染み渡りますね。
ちょっと分解しそうなアレンジの「Sentimental Journey」。軽快に「Out of Nowhere」、皆んなでソロを回すオーソドックスな演奏が続く。
この状況での「Polka Dots And Moonbeams」が、悪いわけない。メロディが優しく吹かれると胸がドキドキ。遊び心全開で「All The Things You Are」。
オリジナル「Jed From Teaneck」も、ジャジーでアメリカの街を闊歩しているような爽快さ。
「I'm Getting Sentimental Over You」、ソロを高音で軽快に決めるハレルの演奏に萌え。
終演は、「I Remember You」、ハレルのソロを支えるベース、ドラムの安定感、ピアノの端麗で躍動感あるソロ。

 

いやぁ〜、ハレルのフュルーゲルが心に沁みる。その歌心に泣ける!!
申し訳ないけど、ハレルのリーダー作のようですわ。
アイヴァーソンの端正なピアノが寄り添い、ベースとドラムと3人でレジェンドを支えています!

 

1. The Man I Love 
2. Philadelphia Creamer 
3. Wee 
4. I Can't I Get Started 
5. Sentimental Journey 
6. Out of Nowhere 
7. Polka Dots and Moonbeams 
8. All The Things You Are 
9. Jed From Teaneck 
10. I'm Getting Sentimental Over You 
11. I Remember You

 

Tom Harrell (flh)
Ethan Iverson (p)
Ben Street (b)
Eric McPherson (ds)

 

今日のおまけは、レーベルのプロモビデオで、「The Man I Love」から。

 

んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,おはようございます。

おっしゃる通り,これって完全にTom Harrellのための音源のような気がします。最大の聞きどころは誰がどう聞いてもTom Harrellですよねぇ。やはり素晴らしい歌心って感じでした。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2019/10/post-b83f7f.html

閣下、もうすぐですね。(謎)

まったく、奇を衒うこともなく、、
テーマを美しく吹き上げるハレルに勝るものはなし。。
withというより、、featuringにしたほうがよかったきがします!

トラバをありがとうございました。m(_ _)m

コンバンワ。このアルバムは、suzuckさんのプログ見ないと素通りしてた思います。トムハレルはエバンスとの共演盤くらいしか聞いた事がなくて、ほとんど知らないに等しい人でしたが、こんなに枯れた渋いペット吹きとは! 即ダウンロードしました。 
また、ライブというのがリラックスした、とても良い相乗効果を生んでいる。
確かにECMのジャケットデザインからこの音楽のゆるーい感じは想像できませんね。

bleyasaさま、、、
この盤、、とても心地よいですよね。

ハレルは、好きなので色々とアルバムを持っているのですが、、
最近、ちょっと、、新譜とご無沙汰でした。
ジャケットから想像できない、温かな音風景ですよね。

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