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音楽で拡がる輪

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2019年11月

2019年11月26日 (火)

ピュアな音風景「Walter Lang Trio Japan Tour 2019 @ jazz FLASH (11/25)」

Walter Lang Trio Japan Tour 2019 @ jazz FLASH (11/25)
Walter Lang (p)  Thomas Markusson (b) Magnus Öström (ds,perc)
Img_1578
昨夜は、ドラムがe.s.t.のドラマー、マグナス・オストロムに変わった新生ウォルター・ラング・トリオの『Pure』リリースライブに。

ウォルター・ラングは、ミュンヘン在住のピアニストで、澤野工房からたくさんのアルバムをリリースしているし、ECMでの録音もあります。

ベースは、ラングが絶大な信頼を寄せているスウェーデンのベーシスト、トーマス・マークソン。ドラムのマグナス・オストロムもスウェーデンの人ですね。

昨夜、ゲットしたCDを聴くと、ライブは新しいアルバムの曲が中心。
ファーストセットの圧巻は、叙情あふれる「You Must Believe in Spring」。
続く、パット・メセニーの「Always and Forever」の解釈も素晴らしかった!
そして、セカンドのオープナーでは、キースの「Country」にも驚いた。

こう書くと、オリジナルはどうなの?と、言われそうですが、、オリジナルの素晴らしさも群をぬきますね。日本的情緒を感じます。人気あるのわかります。

透明感あふれるエモーショナルなピアノと、良く歌う超メロディアスなトーマス・マークソンのベースは、双頭の如く裏に表に演奏を紡いでいく。そこに、しなやかに軽やかに彩り豊かに色づけしてくマグナス・オストロムにも目を奪われました。たぶん、2種類のブラシとロッズという細いスティックを束にしたもので、エキサイティングな場面もオッケ、手で叩いていた曲もありました。ダイナミクス素晴らしい!

静と動のバランスも良く、ヒートアップして爆破状態になったときのトリオの一体感も半端なかった!
ちょっと打ち上げにお邪魔して、サインも写真もげっと!
1st
1.Branduardi
2.Little Brother
3.You Must Believe in Spring
4.Always and Forever
5.Snow Castle
6.2 You
2nd
1.Country
2.I wonder
3.Julia
4.I Loves You, Porgy
5.Full Blast
encore
When the Day is Done

 

今日の東京を始め、全国でツアーです!

 

Walter Lang Trio Japan Tour 2019
11月25日(月)新潟 Jazz FLASH
11月26日(火)東京 赤坂 B flat
11月27日(水)大阪 ロイヤルホース
11月28日(木)岡山 蔭凉寺
11月29日(金)福井県坂井市 ハウス・アム・メーア
11月30日(土)宮城県大崎市 JazzSpot 花の館
12月1日(日)福島県いわき市 いわき湯本温泉 旅館こいと
12月2日(月)島根県益田市 jazz & kitchen マルフク
12月3日(火)京都府福知山市 STUDIO FARM
12月4日(水)栃木県小山市 Fellows
12月5日(木)山梨県甲府市 コットンクラブ

ぜひ、「Pure」なラングの音風景に酔いしれてください。

Walterlang
んじゃ、退散♪

2019年11月24日 (日)

今年、発売のクリスマス・アルバム…。

今年、発売のクリスマス・アルバム…。
 
今年、発売のクリスマス・アルバム、、注文してみました。
実は、去年発売されれた、、クリスマス・アルバムも注文しているのですが、、まずは、今年発売のもので気になるものを。
 
『Dear Santa / Puss N Boots (Norah Jones)』
Dear_santa
ジャス?って、言ってはいけないご時世。笑
ノラ・ジョーンズさまが参加のユニットですね。
 
『Big Band Holidays II / Jazz At Lincoln Center Orch / Wynton Marsalis』
Big_band_holidays_ii
ウイントン・マリサリスとリンカン・センター・オーケストラのクリスマス・アルバム、第二弾!
これは、確実なのではないでしょうか?
 
『Christmas Album / Joe Stilgoe』
The_christmas_album
イギリスのピアニスト&ソングライター、ジョー・スティルゴーのクリスマス・アルバム。
こういうのは、オタク的には押さえておかないと。。
『クリスマス・タイム / 堀秀彰 高瀬裕』
Photo_20191122182601
ピアノとベースのデュオのクリスマス・アルバム。
何気にとても、、期待してますです!
 
『Celestial / Rob Halford with Family 』
Celestial
これは、番外編!
メタル・クリスマスです。
鉄の女、西山 瞳さんのご推薦盤。
と、、合わせ技にしたので、、何も、届いていません。。
んじゃ、退散♪

2019年11月23日 (土)

心揺さぶる歌心 『Gary Karr Contrabass Recital  @ りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 (11/21)』

Gary Karr Contrabass Recital  @ りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 (11/21)
Gary Karr (b)   Harmon Lewis (p)
Img_8142e1574339654908400x600
(この写真は、りゅーとぴあのHPからおかりしました)
クラシックは、本当に本当に本当に門外漢なので、まぢ個人ブログの備忘録っす。
「コントラバス界の“生きる伝説”が新潟にやってくる!」
という、キャッチに魅せられ一人でおでかけ。
りゅーとぴあ の会員で、発売日にとったチケットなので最前列でマエストロの真ん前!
定刻、黒を基調に総柄のジャケットと真っ赤なサッシュベルトがオシャレなマエストロ登場!
拍手が終わるとすぐに演奏がはじまりました。
日頃見慣れているジャズのベース奏者と大きく違うのは、奏法が弓弾き(ボーイング)ということ。
短い音符は、弓を細かく刻んで躍動感をつけ、長い音符は最後の1音まですべらかに消えていく。
これがコントラバスの音か!と、思うほど、、しなやか美しい高音でも感情豊かにメロディを奏でる。
信じてもらえないだろうけど、顔芸まであるんですぜ。最前列のど真ん中の特権。笑
顔をクシャおじさんにしたり、アインシュタインみたいな ベロ出しもありましたよ。
かと思えば、お気に入りのメロディを、美しい音色を奏でるときの 恍惚とした表情…
愛機に口づけまでしてましたね。
そして、伴奏者いとの阿吽の呼吸や、演奏を始めるタイミングのアイコンタクト?も可愛らしかった。
休憩前のボッテシーニの「夢、タランテラ」、素晴らしかったなぁ。
と、夢見心地でいたら、、後半の流れも超素晴らしく、、
特に、愛機を受け継いでいるクーセヴィツキーの曲、ジャズでも時々聴くカタロニア民謡の「鳥の歌」、終演曲となったパガニーニの「ロッシーニの歌劇「エジプトのモーゼ」の主題による幻想曲」圧巻でした。。
拍手喝采でまさかのトリプル・アンコール。
アンコール曲は、その都度、マエストロが曲名を叫びます。
そういえば、ガーシュインの「ベースを叩け」を弾きながら「Slap that Bass !」って掛け声を入れるのも楽しかった!
2曲めの山田耕筰の「からたちの花」を演奏しはじめた時には、場内に「おぉ〜」って感じの小さな歓声が。
ドアからアンコールする聴衆を伺う様子も可愛かった!
なんと、3曲めは映画「スティング」のテーマ曲にもなった、ジョプリンの「エンターテイナー」、会場からは手拍子も聴こえ賑やかな終演となりました。感謝!
御歳78歳のミスター・コントラバス、めちゃチャーミング!
懸念した堅苦しさはどこにもなく、超絶技巧の演奏と美しい音色にノックアウトされました。。心揺さぶる歌心を感じたのは、私だけではないはずです。
まさかのトリプルアンコール後に、サイン会もあって、めちゃ感動しました。
また、来日してくださいね。また、行きます!
リサイタル・プログラムより
エックレス:ソナタ イ短調
グリーグ:ソナタ イ短調 Op.36 より 第一楽章
メンデルスゾーン:無言歌 より ト短調「そよ風」、変ロ長調「旅人の歌」、ヘ長調「夢」、ハ長調「タランテラ」
ガーシュイン:前奏曲 第2番、ベースを叩け
ラヴェル:ハバネラ
ボッテシーニ:夢、タランテラ
休憩
サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より 白鳥
クーセヴィツキー:アンダンテ、小さなワルツ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
カタロニア民謡:鳥の歌
パガニーニ:ロッシーニの歌劇「エジプトのモーゼ」の主題による幻想曲
アンコール
ロレンツェッティ:ガヴォット、象さんとはえ
山田耕筰:からたちの花
ジョプリン:エンターテイナー
もう、冬の寒さです。
朝晩の冷え込みが、、辛い季節になりましたね。
んじゃ、退散♪

2019年11月20日 (水)

2人の想いがとけあった… 「akiko × masaki hayashi 『spectrum』Release Live @ ハクジュホール (11/19)」

akiko × masaki hayashi 『spectrum』Release Live @ ハクジュホール (11/19)
akiko (vo)  林 正樹 (p) (敬称略)
Img_1295
お気に入りの『spectrum』の世界を生で体験したくて、自分への早いクリスマス・プレゼントと思いつつ(早っ)、早々にチケットをとり、新幹線の半額!!チケットもゲットし、思いがけず「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」も、トーハクで鑑賞し、なぜか迷子になりながら白寿ホールに到着。
最前列のピアノ角あたりの席に座って、高い天井を見て思い出した。
「2012年にMarcin Wasilewskiトリオがここで演奏したときも、最前列だったなぁ。。」
とか、感慨にふけっておりました。
あの時、高い天井の反響にドラマーが非常に焦っていたように思えた。
聴く方も、、ちょっとストレスたまった。
当時は、ライブの感想をブログにあげてないのですが、、
その足で?ピットインのHelge Lienのトリオも聴いていて、
そちらは、おかかえ?PAさんが、一緒に来ていて、ストレスなく演奏を聴いた覚えが…。
でも、その後、マルチンさまご一行は、押しも押されぬポーランドの至宝になり、何度か来日してますね。と、本題からそれちゃった。笑
定刻にステージ脇の扉が開き、拍手とともにモノトーンのドレスを着たakikoとめちゃカジュアルなお姿の林正樹が入ってきた。
ピアノとホールの響きを確かめるように小さな音から始まった「I Loves You, Porgy」。
呟くように歌うヴォーカル、歌の光景を創り上げるピアノ。
2人の想いが溶け合った音空間で、心が解放されていく。
ここからオリジナルが続きます。
「The Flower of Life」、厚みのあるサウンドに乗せて宇宙の摂理にも想いを馳せることができる言葉が並ぶ。
ふんわりとした優しい歌が大好きな「Humming」。
力強いピアノで始まる「Music Elevation」、目の前ので鍵盤を跳ねるように動く両手が凄い!
右手と左手のせめぎ合い、そこに即興で入るリズミックなヴォーカル。
ブルーとグリーンの間(はざま)の色がタイトルの「Teal」。歌詞に沢山の色の名前がでてくるのだけど、「色って何?」いう命題がこめられたミステリアスな曲。途中のアブストラクトな感じになるところが大好き、朗読とピアノの演奏は、想像力を掻き立てられました。
2人で、このコラボのスペシャルな点を力説。笑
そして、ピアノのソロでオリジナル「Cleanse」、右手がミニマル・フレーズを繰り返す中、左手の大胆なフレーズ、やがて左右が合体した力強く独創的な世界が広がる。かっこいい…。拍手喝采!
一転、ポルトガル語でしっとり歌う「Corcovado」。
印象的な強いタッキングで高速のピアノと疾走する「It Don't Mean a Thing」。
ピアノが月の光のように美しい、八重山民謡「月ぬ美しゃ」。魂を飛ばされた〜。
裏表になりながら楽しく進む「Phantasien」。
流れるような演奏、メロディ「Bluegray Road」、2人が一体化し、その音の世界に包まれる。
終演は、「One Note Samba」、この1曲で人生を語ってしまうような内容。
低音の効いたピアノと、次々とリズミカルに歌詞を歌い上げるヴォーカルの見事なコラボ。
拍手喝采からのアンコールは、akikoオリジナルをしっとりと余韻を響かせて。
生で観た、聴いた、akikoは、アンニュイでめちゃ妖しい魅力を放ってた。素敵だ…。
林正樹のピアノは、感情の発露のような小さな音から、地震がきたようなダイナミックな大きな音まで、素晴らしいコントロールで惚れ惚れ。
ヴォーカルとピアノのデュオの範疇を越えようとする気概と想いに満ちていた。
サイン会に並んでも、最終新幹線に間に合うぞっ!
でも、林正樹リーダーのCDを持って来てないぞ。。泣
って、ことで、、間を奏でるの古いアルバム『doux』を買ってサインをいただきました。
あ、『spectrum』は、まさかの時のために、、持参してたのよ。笑
濃い1日だった…。
んじゃ、退散♪

2019年11月16日 (土)

天の川からこぼれ落ちてきた音 『Short Stories / Michel Reis』

Short_stories
ルクセンブルク出身の人気ピアニスト、ミシェル・ルイス。
高校時代からのメンバーと続く「Reis / Demuth / Wiltgen」のトリオや、ドイツ人と組んだ「Michel Reis Quartet」、日本の気鋭のメンバーと組んだ「Michel Reis Japan Quartet」など、精力的に活動。
今回は、第二の故郷水戸で録音された『Mito - Solo Piano Improvisations』にに続く、CAM JAZZからのピアノ・ソロのスタジオ録音盤。
そして、エンジニアはCAM JAZZの誇る名コンビ、ステファノ・アメリオとダニーロ・ロッシ。楽しみが倍増ね♪
オープナーは、選び抜かれた音を、なおも一音一音確認するように弾く「 Sunae II」。
川の流れ、時の流れ、優雅で華麗な「 From The Eyes of Old」。
優しいメロディ、柔らかなピアノのタッチ、心休まる「How It All Began(The Story of Mr.Potes)」。
可憐なメロディと、美しい「間」が心に沁みる「Monologue」。
溢れ出る気持ちがそのままメロディになったような「Could I See You Again」。
じんわりと温かなものが気持ちに満ちてくる「Gratitude」。
ダイナミクスを制した叙情豊かな演奏「Road to Dilijan」。
フリーのアプローチでスパイスを効かせた「Gravity and Lightness」。
儚さを思い描いてしまう「Tales of Oleander」。
ドラマチックな展開「 Eugene and Valentina Main Theme」。揺れ動く「Awakening」。
ギリシャの作曲家の名前がつけられた「Eleni (For Eleni Karaindrou)」、静かに風が吹くよう。想像力を掻き立てられるメロディと演奏。流麗で大胆な演奏「Bells」。
終演は、子守唄のように優しく柔らかな「Goodnight」。
内省的な演奏が続く。
ソロの演奏は、自己との対話。しっかり、その対話が聴こえてきます。
何曲も、即興があるようなのですが、とても、美しい調べばかりです。
音の良さも相まって、目の前で演奏会を聴いているよう。
天の川からこぼれ落ちてきた音のよう。
1. Sunae II
2. From The Eyes of Old
3. How It All Began (The Story of Mr.Potes)
4. Monologue
5. Could I See You Again
6. Gratitude
7. Road to Dilijan
8. Gravity and Lightness
9. Tales of Oleander
10. Eugene and Valentina Main Theme
11. Awakening
12. Eleni (For Eleni Karaindrou)
13. Bells
14. Goodnight
Michel Reis (p)
今日のおまけは、ご本人があげていた「How It All Began (The Story of Mr.Potes)」
寒くなりましたね。。
んじゃ、退散♪

2019年11月10日 (日)

すっごい!光景 『Sun on Sand / Joshua Redman & Brooklyn Rider』

Sun_on_sand

 

リリースする作品、作品が話題になるサックス奏者のジョシュア・レッドマン。
20年ぶりのカルテット作『Come What May』 も、とても好評でした。
今回は、ジャズ&現代音楽の作曲家で、サックス・プレイヤーのパトリック・ジマーリの作品で、テナーサックス、ベース、パーカッション、ストリング・カルテットのための組曲「Aspects of Darkness and Light」から8曲を選曲。
2014年に、ロンドンでジョシュア・レッドマンによって初演されたこの組曲は、様々な光の表現を描いたものだそうで、コンセプチュアル・アルバムですね。

 

メンバーは、ベースに鉄板スコット・コリー、ドラムにニューヨークを拠点に活躍する武石 聡。
そして、ストリング・カルテットには、ユニークで幅広い音楽性で活動するブルックリン・ライダー。
オープナーは「Flash」、完璧に足踏み揃ったストリングスに圧倒される。その彼らを引き連れ流麗なサックスを披露するジョシュアの存在感が半端ない。ドラム、ベースもダイナミック。
躍動感あるストリングスの演奏と、サックス・トリオの見事な合体、変わりゆく色彩感「Between Dog and Wolf 」。
タイトル曲「Sun on Sand」、ファンキーなベース、ドラム、そして、踊るサックス。
華麗なストリングスの妙技、リズミックに吹き上げるサックス、荘厳でいてダンサンブル。
クラシカルで終始美しい響き「Soft Focus」。
繊細なアンサンブルと朗々としたサックスが創り出す美しい流れ「Through Mist」
重厚な重なりが神秘的な「Starbursts and Holoes」。縦横無尽なサックス、低音を支えるドラムの躍動感がすごい。
終演は、メンバー全員の一体感がメチャすっごい「Between Dog and Wolf (reprise)」。

 

ブルックリン・ライダー、凄い!!
この一糸乱れぬ連帯は、さすが世界のツワモノとコラボしてきただけある。
そして、その荘厳といってもいいくらいなサウンドに、全くヒケをとらないサックス・トリオが素晴らしすぎる!
スコット・コリーの力強さと鋭敏さ、武石聡のダイナミックにで大胆な色付け素晴らしい!
そして、ここでも縦横無尽に吹きまくっているジョシュア・レッドマンに満点以上。
すっごい、光景に出会えますよ。

 

 

1. Flash 
2. Between Dog and Wolf 
3. Sun on Sand 
4. Dark White 
5. Soft Focus 
6. Through Mist 
7. Starbursts and Holoes 
8. Between Dog and Wolf (reprise)

 

 

composed and arranged by Patrick Zimmerli

 

Joshua Redman (ts)
Scott Colley (b)
Satoshi Takeishi 武石 聡 (ds)
Brooklyn Rider
Colin Jacobsen (vin)
Johnny Gandelsman (vin)
Nicholas Cords (via)
Eric Jacobsen (cello)

 

今日のおまけは、レーベルのプロモーション・ビデオ。
アルバムの2曲め「Between Dog and Wolf」。フランス語で黄昏時を表すんだって。

 

 

んじゃ、退散♪

2019年11月 9日 (土)

心洗われるデュオ 『Be Still My Soul / 高田ひろ子 安ヵ川大樹』

Be_still_my_soul

 

今年も、クリスマス・シーズンが始まりました!
去年、リリースされていて、まだ、投稿してないもの、、
新年になってリリースされて、気がつかなかったもの、、、
まぁ、手つかずのものがたくさん残っているのですが、、、、汗
今年の1枚めは、このアルバムです。

 

ええとね、、クリスマス・アルバムには、ざっくり分けて2種類あるとおもうのですが、
一つは、クリスマス・シーズンの様々な気分を盛り上げるためのアルバム。
有名なクリスマス・ソングやオリジナルで華やかなものが多い。
もう一つは、クリスマスの意義や人生を深く掘り下げたアルバム。
賛美歌、キャロル、などが主体で、厳かなものが多い。このアルバムは、後者ですね。

 

オープナーは、賛美歌「Be Still My Soul (やすかれわがこころよ)」。穏やかな響きをもったピアノに導かれるように、ボーイングで蕩蕩とメロディーを弾くベース。緩やかな川の流れのように、ゆるりと主従が変わる。この1曲で、すでに、、とても満たされた気持ちに…。
高田オリジナルで「赤紫陽花 (Ajisai Ⅱ)」、アップテンポではあるが、棘の無い音が続き、謙虚な華やかさをもった演奏。
聖書にあった言葉に触発されてできた安ヵ川オリジナル「The Tree of Life」。優しく穏やか、そして、敬虔な気持ちがわきあがります。
賛美歌「Lift Up Your Hearts!(こころをたかくあげよ)」、ライナーノーツにあるように、のびのびとそして凛としてますね。
高田オリジナル「祈り(Inori)」、決して悲しいメロディではないのだけど、その真摯な気持ちに心打たれ、涙が滲みそうになる。
安ヵ川オリジナル「Joy」、3歳の息子を思って作曲したそうで、喜びに満ち躍動感ある丁々発止の2人。
賛美歌「Hark! The Herald Angel Sing(聞け、天使の歌)」、メンデルスゾーンの作曲で有名なクリスマス・ソング。まさに、幸福な気持ちに満ち満ちた曲、演奏。
終演は、賛美歌「Corde Natus ex Parentis (世の成らぬさきに)」。それぞれのソロも良いのですけど、ゆったりと2人でユニゾンするところがとても好き。

 

美しい響きを大切にしたシンプルな演奏。お互いの音に集中、真摯な音空間です。
心洗われるデュオですね。
デュオ結成25年めにして、初のCDリリースだそうです。
クリスマス・アルバムと言う、キャッチは何処にありませんが、私的には立派なクリスマス・アルバムだな…。
大人の流儀を極めたクリスマス・アルバム♪

 

 

1.Be Still My Soul
2.赤紫陽花 (Ajisai Ⅱ)
3.The Tree of Life
4.Lift Up Your Hearts!
5.祈り (Inori)
6.Joy
7.Hark! The Herald Angel Sing
8.Corde Natus ex Parentis

 

高田ひろ子 (p)
安ヵ川大樹 (b)

 

 

今日のおまけは、残念ながら、新しい動画がありませんでしたので、、
2011年の「The Deep Valley」、、雰囲気だけでも。

 

 

んじゃ、退散♪

2019年11月 4日 (月)

ハレルのフリューゲルに泣ける…『Common Practice /  Ethan Iverson Quartet with Tom Harrell』

Common_practice

 

あなたは、ECMレーベルにどんなイメージをもっていますか?
「沈黙の次に最も美しい音」というコンセプトのもとに、、
メランコリー、繊細、知的な個性的なサウンドの多くが、クラシックや現代音楽にも近く欧州的な特徴があると思うのだけど…。
最近、随分と多種多様にになってきた気がするのだけど…。
内容が悪いということではなく、この作品は、ちょっと、ECMの作品群の中では浮いている気がしますです。
人気バンド、The Bad Plusのピアニストだったイーサン・アイヴァーソン。
ニューヨークのヴィレッジヴァンガードでのライブ盤。
アイヴェーソンのオリジナル2曲、スタンダード9曲。

 

オープナーは、ミステリアスなピアノ演奏が誘う「The Man I Love」、そして、トム・ハレルが哀愁たっぷりにフリューゲルを吹く。もう、沁みるとしか言いようがない。クレジットは、トランペットだけど、プロモをみても吹いているのはフリューゲル。
ブルージーなアイヴァーソンのオリジナル「Philadelphia Creamer」、アグレッシヴなハレルの演奏と、ベン・ストリートのウォーキング・ベースにジャズ心が踊る。
ドラムのエリック・マクファーソンが活躍するビバップ曲「Wee」。会場は、やんやです。
オープナーのように、冒頭のピアノの演奏がミステリアスな「I Can't I Get Started」。待ってました、バラッドのハレルの演奏は染み渡りますね。
ちょっと分解しそうなアレンジの「Sentimental Journey」。軽快に「Out of Nowhere」、皆んなでソロを回すオーソドックスな演奏が続く。
この状況での「Polka Dots And Moonbeams」が、悪いわけない。メロディが優しく吹かれると胸がドキドキ。遊び心全開で「All The Things You Are」。
オリジナル「Jed From Teaneck」も、ジャジーでアメリカの街を闊歩しているような爽快さ。
「I'm Getting Sentimental Over You」、ソロを高音で軽快に決めるハレルの演奏に萌え。
終演は、「I Remember You」、ハレルのソロを支えるベース、ドラムの安定感、ピアノの端麗で躍動感あるソロ。

 

いやぁ〜、ハレルのフュルーゲルが心に沁みる。その歌心に泣ける!!
申し訳ないけど、ハレルのリーダー作のようですわ。
アイヴァーソンの端正なピアノが寄り添い、ベースとドラムと3人でレジェンドを支えています!

 

1. The Man I Love 
2. Philadelphia Creamer 
3. Wee 
4. I Can't I Get Started 
5. Sentimental Journey 
6. Out of Nowhere 
7. Polka Dots and Moonbeams 
8. All The Things You Are 
9. Jed From Teaneck 
10. I'm Getting Sentimental Over You 
11. I Remember You

 

Tom Harrell (flh)
Ethan Iverson (p)
Ben Street (b)
Eric McPherson (ds)

 

今日のおまけは、レーベルのプロモビデオで、「The Man I Love」から。

 

んじゃ、退散♪

2019年11月 3日 (日)

一ヶ月後です!『大村 亘トリオ @ Jazz FLASH (12/3) 』

『大村 亘トリオ @ Jazz FLASH (12/3) 』
大村 亘(ds, tabla)、古谷 淳(p)、吉田 豊(b)

Photo_20191102112701

12月3 日の火曜日は、新潟市のJazz FLASH で大村 亘ドラマーのリーダーライブがあります。
単独のリーダーライブは、市内では初めてですね。
米国や欧州で育ち、毎年インドにタブラの修行にでかけるドラマー&タブラ奏者。
その頭の中、、いやいや、心の中をストレートに覗き込めるチャンスです。笑
気鋭の2人と描き出す世界が、愉しみです!

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『大村 亘トリオ @ Jazz FLASH (12/3) 』
大村 亘(ds, tabla)、古谷 淳(p)、吉田 豊(b)

開場 19:30〜  開演 20:00~
料金:3,500円(ワンドリンク付)

新潟市中央区東堀通440 1F
025-224-4518

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今日のおまけは、Live Jazz Bar DONFANでの、3月のライブですね。

お待ちしていますね!

んじゃ、退散♪

2019年11月 2日 (土)

益々精力的! 『New Visions / Enrico Pieranunzi Trio』

New_visions

この12月で70歳になろうとするイタリアの至宝、エンリコ・ピエラヌンツィ。
新譜のメンバーは、ベース大国デンマークのファーストコールとなったトーマス・フォネスベックと、米国の売れっ子ドラマー、ユリシズ・オーウェンズ Jr. 。
40代、30代の若いミュージシャンとの新トリオと、コペンハーゲンで録音したスタジオ盤。
「Free Visions」と名付けられた即興曲が4曲、ピエラヌンツィのオリジナル5曲、フォネスベックのオリジナル2曲、「My Funny Valentine」のコードを利用した曲で全12曲。

オープナーは、スラップ・ベースが印象的、短いながらも3人の流儀が確立されてる「Free Visions 1」。哀愁のワルツを、ベース、ピアノとつなぎ欧州の香り高い演奏にした「Night Walt」。 
明るく親しみやすいメロディ、テクニカルで歌心あるベース、感情の極まったピアノとドラムとのやりとりも素晴らしい「Anne Blomster Sang」。エレガントでロマンチックな「You Know」。
スリリングなやりとりがクールな「Free Visions 2」。抽象的でひんやりした「Free Visions 3」。
「Alt Kan ske (more Valentines) 」「My Funny Valentine」を下地にしながらも、アップテンポで駆け抜ける演奏に。
ぐっとフリー度、即興度が高い「Free Visions 4」。
冒頭のベースとピアノの音の追いかけっこが印象的な「Brown Fields」、フォネスベックの曲、超絶なベース・ソロが聴ける。リリシズム溢れる「Dreams and the morning」。
米国出身のドラマーの健闘をたたえたと思われる「One for Ulysses」、明るくリズミックな演奏。
終演は、光と陰が入り混じったようなフォネスベックの曲「Orphanes」。

最後まで、力強く鍵盤を叩き続けるピアノからは、まったく歳を感じさせない。ピエラヌンツィ・ワールド全開。
それに応える超絶ベーシスト、繊細な音からダイナミックなドラミングまで、欧州の超実力派2人を相手に、彼らの流儀によりそった素晴らしい演奏だったドラム。
三位一体の熱血トラックから、優雅で哀愁のこもったトラックまで、変幻自在なピエラヌンツィ・ワールド全開。

1. Free Visions 1 
2. Night Waltz
3. Anne Blomster Sang 
4. You Know
5. Free Visions 2 
6. Free Visions 3 
7. Alt Kan ske (more Valentines)
8. Free Visions 4 
9. Brown Fields
10. Dreams and the morning 
11. One for Ulysses 
12. Orphanes 

Enrico Pieranunzi (p)
Thomas Fonnesbæk (b)
Ulysses Owens Jr. (ds)

今日のおまけは、ご本人があげていた「Brown Fields」

なんと、昨日から11月に入りました!
と、、、いうことは、今年もあと2月ですね。(恐)

んじゃ、退散♪

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