2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

音楽で拡がる輪

« 『ジャズ批評 212号』がでました〜♪ | トップページ | しなやかでシャープなドラミング 『戸上優子 一時帰国ライブ @Jazz FLASH (10/28)』 »

2019年10月28日 (月)

名人芸と呼んじゃう! 『Play standards vol.1 』発売記念ライブ @ MONKS MOOD JAZZ CLUB (10/25)

『Play standards vol.1 』発売記念ライブ @ MONK'S MOOD JAZZ CLUB (10/25)
橋爪 亮督 (ts) 中村 真 (p)

74159227_1558873190916816_30211830022070

 

『Play standards vol.1 』をリリースした2人が、新潟に演奏に来てくれました!
打ち上げで呑みすぎ、土日は遊びほけ、、選曲や、曲順は、、忘れました。m(_ _)m

 

選曲は、基本的には、CDに収められている古いジャズ・スタンダードが中心です。
オープナーは、「You are my everything」で、はじまりました。
ちょっと、緊張してるかなぁ、と、思ったのですが、
曲の間の丁寧な曲の解説などのMCも挟み、演奏が進むにつれて、
2人の「名人芸」が遺憾なく発揮されていたと思います。
丁々発止、まさに、音楽での会話♪

 

CD収録曲の他に、皆んな大好き秋の曲「Autumn in New York」。
ちょっと私たちがイメージする曲想と違う「Stella by Starlight」、情感たっぷりの「Ev'ry Time We Say Goodbye」。

そして、暖かな気持ちのこもった「Happy Birthday」が、印象に残ってます。
え?そうでっす。私、誕生日だったんです。最高♪
アンコールは、明るく軽快に「I'll Be Seeing You」。

 

常に、即興と独自性を重視してきた2人ですが、
今回の演奏は、トリッキーなことや、ギミックなことはなし!
穏やかで、上品で、そして、知的な会話だったと思いまっす!
ピアニストの優しく穏やかな表情、サックス奏者のα波たっぷりの音色、、
私が普段思っている2人の姿からは、ちょっとかけ離れたリラクゼーションたっぷりな世界。

 

でも、そのゆったりした演奏の裏では、2人のコンピューターは超高速でフル回転していて、
「次はどちらの方向に行こうか」と、互いの音の情報から瞬時に選択肢を選んでいる状況だったようです。
まぁ、リスナーには、そういうことがわからないのが、プロフェッショナルですよね。
表からは見えない、わからない、彼らの動きが、あの素晴らしい空間を創り上げてます。

橋爪さんのベルの方向がまっすぐに、自分の方に向いていたせいもあって、とても気持ちよかったです。
2人の出す音が、いい具合に空間で溶け合って、素敵なサウンドでした。
至福の時間をありがとうございました!

 

足元の悪い中、お越しいただきまして、本当にありがとうございました。
心より、お礼を申し上げます。そして、マスター、お世話になりました。m(_ _)m

しかし、、お誕生日、サプライズ、嬉しかった〜。
1日中、凹むことが続いた日だったのですが、心に残る素敵な日となりました。

んじゃ、退散♪

« 『ジャズ批評 212号』がでました〜♪ | トップページ | しなやかでシャープなドラミング 『戸上優子 一時帰国ライブ @Jazz FLASH (10/28)』 »

LIVE」カテゴリの記事

コメント

suzuckさま、コンバンワ。中村真さん。岐阜のライブハウスにもよく来られて、私も10年くらい前に一回、岐阜のアイランドカフェというところで、聴いた事があります。その時はソロでしたが、ブルーイングリーンをリクエストしたことを覚えています。何より、彼の伝説的ユニット、キムサクの唯一のCD「ツナガレタアオ」が好きで、一時、惚れ込んでいました。アグレッシブで挑戦的なアーティストが、スタンダートをグッと抑制して演奏すると、堪りませんね。
suzuckさんも、是非岐阜に遊びに来て下さい。美味しいもの、素敵なアート、風景、ご案内します。メールアドレスを送ります。

bleyasaさま、コメントをありがとうございます。m(_ _)m

「ブルー イン グリーン」をリクエストされたんですね!
中村真トリオの最新作『RIBY』には、泣けるヴァージョンがありますよ。

https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-9c6f1c.html

「アグレッシブで挑戦的なアーティストが、スタンダートをグッと抑制して演奏すると、堪りませんね。」

同感です!

岐阜にも行ってみたいですが、新潟は縦長なので、
なかなか、、遠いですよねぇ。。
ありがとうございます。m(_ _)m

Suzuckさん。「RUBY」itunesで聴きました。1曲目のオリジナルは、バリーアルトシュルのドラムかと思いました。ドラムだれなんですかね? ポール・ブレイの60年代の「バラッズ」というアルバムによく似ている。良いアルバムを紹介してくださって感謝!

bleyasaさま、早速、、お聴きくださってありがとうございます!

1曲めは、即興なんですよ。メンバーは、

中村 真 (p)  
中村 新太郎 (b)  
大村 亘 (ds)

です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『ジャズ批評 212号』がでました〜♪ | トップページ | しなやかでシャープなドラミング 『戸上優子 一時帰国ライブ @Jazz FLASH (10/28)』 »

無料ブログはココログ