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音楽で拡がる輪

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2019年10月21日 (月)

心の目で見つめたい…『竹下 景子 朗読音楽劇 @ 秋葉区文化会館 (10/20)』

竹下 景子 朗読音楽劇
「あらしのよるに~ガブとメイ 思い出のあしあと」@ 新潟市秋葉区文化会館 (10/20)
原作:きむら ゆういち 朗読:竹下 景子
音楽:片野 真吾 朗読台本:遠藤 吉博
演奏:Raindrops  
三国 富美子 (vin) 伊藤 恵子 (p) 片野 真吾 (el-b)  本間 修治 (perc.)
 
Unknown
秋葉区の文化会館に、竹下景子氏の朗読音楽劇が来るというので行ってきた。
朗読、音楽、好きな組み合わせだもんね。
しかも、取り上げる作品が『あらしのよるに』ですよ。
泣きを覚悟で、休日の夕方に車でおでかけ。
 
『あらしのよるに』は、たまたま、凄い嵐の日に、真っ暗な小屋で一夜をすごした狼と山羊の物語。
2ひきは、喰う側、喰われる側という、永遠の宿敵同士!
の、、はずなのだが、、相手がだれだか分からないまま、たくさんのお喋りをした2匹には、友情が芽生えてしまった。
そこからはじまる悲喜劇こもごも。
「真の友情とは何か」を問いながら、誰の心にも住んでいる闇も浮き上がらせてくれる絵本。
 
竹下景子氏の朗読に、音楽や効果音がはまって、会場は息をのみながら展開に聞き入りました。
結末がわかっていても、ハラハラ、ドキドキさせ、最後は会場の多くに人の涙腺を崩壊させるプロフェッショナルな舞台。
朗読者本人の感情移入も激しく、途中から自らも涙をみせ、鼻水を拭く。
もしかすると、こういう姿には異論を唱える人もいるのかもしれませんが、
朗読そのものには最後まで支障もきたさず、声も張り詰めていてよくとおり、、流石だと思いました。
 
朗読の後の原作者きむらゆういち氏との対談でも、朗読するときのポイントをわかりやすく即興で?演じてくれて、すごいなぁ、と、感じました。
 
私を含め、多くの人が、見た目や既成概念で人を判断してしまいますが、
目で見えないものにこそ大切にしなくてはならないものがあということを改めて強く感じました…
でも、これって、、わかっていても 難しい…ですよねぇ。。
 
会場は、涙でいっぱいの人であふれてましたよ。
大人になっても。感動で泣けることは素晴らしい、と、思った日曜日の午後でした!
そして、、
「もっともっと、素直になろうぜ! 心の目で相手をみつめようよぜ!」
と、思ったわけですね。
 
んじゃ、退散♪

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