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2019年9月 5日 (木)

素晴らしすぎる世代間交流 『チャールス・ロイド Kindred Spirits @ ブルーノート東京 (9/4 1st)』

チャールス・ロイド Kindred Spirits @ ブルーノート東京 (9/4 1st)
Charles Lloyd ( ts, a-fl)
Julian Lage (g) Gerald Clayton (p) Ruben Rogers (b) Eric Harand (ds)
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スーパー凄腕の若者たちをひきつれたチャールス・ロイド。
昔から、時代の寵児になるミュージシャンをメンバーにひっぱってくるのが得意なんだけど、今回はダントツ凄い。
以前から、バンドにいるリズム隊はそのままで、ピアノに知的で美しいジェラルド・クレイトン、ギターは、近年アメリカーナの路線を強める鬼才ジュリアン・レイジ。
最強のメンバーで来日したので、約二ヶ月ぶりの上京。長い夏休みだったね。笑
 
ふぅっとテナーサックスを吹くと、それはまさにロイドさまだった。
「Defiant」かな。彼が、吹いている時のバックのバランスがとても良かった。
スター・メンバーだけど、全員がロイドさまをリスペクトしていて、彼のやろうとしていることを理解してる。
盛り上がっても音が被らずぶつからず、さすが超一流の集団。
アルトフルートに持ち替えての「Of Course, Of Course」は、超ハッピーなロイドワールド。
レイジのギターのソロが、超ど迫力もので何度も何度も絶頂を迎えた感じで興奮しました。
その後の曲と最後の曲で、クレイトンの、音の美しさ、知的でセンスの良いフレージングで心奪われた。
さすが、血統証つきの素晴らしいピアニストですね。
以前に、彼のライブで聴いたことがあるんだけど、今回はかなり心に響き残りましたね。
 
そういう間に、ロイドはふらふらとメンバーに近寄って、じっと聴き入ったり、ちょい煽ったり、それはおじいちゃんの顔。笑
でも、いったん楽器を持てば、フリーからロマンチックなバラッドまで、自由で奔放、そして、多幸感満載な世界。
みんなが知ってるあのふかふかな、空気ざっくりのロイドの音色で、どこを切ってもロイド節。ハッピーだぁ。
 
もちろん、強靭なバネをもった弾むようなベースと、カルフルでメロディアスまるで歌うようなタイトなドラムも超良いお仕事。
ソロでも会場を沸かせてましたが、アンサンブルの中でとても良い音を提供していたと思います!
このメンバーで、レジェンドがどこまで極めるかみてみたい。いや、聴いてみたい。
なんて、元気な81歳、レジェンド恐るべし。
感動で、帰りの新幹線でビールで祝杯! ちょっと、飲み過ぎ〜。m(_ _)m
 
んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,こんばんは。リンクありがとうございました。

今回のライブ,実に素晴らしかったですねぇ。私も感動してしまいました。Lloyd御大はもちろんのこと,Gerald ClaytonもJulian Lageもよ過ぎでしょう。見事なタレントの使いっぷりでした。

実は客入りを心配していたのですが,完璧なフルハウスって感じでしたが,こうした素晴らしい音楽に多くの人が接することができたことを喜びたいです。

ということで,こちらの記事のURLも貼り付けさせて頂きます。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2019/09/post-1dac57.html

閣下、想像以上に良いバンドでしたね。
これだけスターを集めちゃったので、逆にボツになる可能性もあったとおもうのですが、、
さすが!って、感じでした。
アルバムがでるといいなぁ。

私の回は、少し空き席がめだちましたね。
とても残念な思いでした。。

たいへん、お久し振りです。
なんと羨ましい事。名古屋には来てもらえません。
このメンバーは、東京まで行っても聴くべきでした。
かつて、ヨアヒムキューンとダニエルユメールの時も
神がかったアバンギャルドな演奏で興奮したことがありますが、
多分、今のロイドの円熟とクレイトンの理知的で超ハイセンスなピアノはベストマッチで、聴いてないけど、その匂い立つサウンドが想像できます。
「全員がロイド様をリスペクト」本当に超一流ってどこか違うんですよね。それにしても羨ましい。

bleyasaさま、お久しぶりです!
でかけていて、、返事が遅くなってすみません。m(_ _)m

今回は、ロイドさまも、ジェットラグもないようで、
かなり、元気に吹いておられれました!
そして、スターメンバーゆえに危惧されてた、予定調和のつまらない演奏ともまったく関係ないエキサイティングな素晴らしい演奏でしたよ。
また、来日することを願いましょう!!

ところで、ECMからでてる『When Will The Blues Leave』は。お聴きになられましたか?
素晴らしかったですね!

bleyの新譜ですよね。
itunesでライブラリーに入れてあります。apple musicの会員になってから、気になった新譜はダウンロードしています。suzuckさんご推薦のCDも大概ダウンロードしています。
やはりゲーリーピーコックがベースだとこれがブレイのトリオという気がします。60年代と比較すると少し無骨さは薄れて洗練されてきてはいますが、その分とても聴きやすくリラックスして楽しめる。
また、最後のソロなんか、かなりアルバム「オープン・トゥー・ラブ」に近い雰囲気で、面白い。
最近はブレイさまはあまり聴かなくなってしまいましたが、やはり一時代を築いた唯一無二の素晴らしいアーティストですね。
最近の私のお気に入りはglenn zaleskiとchrystelle alourです。

bleyasaさま、お返事をありがとうございます。
便利な世の中になりましたよね。

「glenn zaleski」、また、攻めたピアニストをご推薦ですね!
もしかして、生をご体験ですかね。。

「chrystelle alour」!
ノーチェックでしたが、ストリーミングで新譜?を聴いてみました。
素敵なブラジリアン・ジャズのシンガーですね。

濃い情報をありがとうございました。m(_ _)m

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