アーロン・パークス参加!たおやかで牧歌的な世界 『Come Back / Emma Frank 』
全国的に、日本の夏が来たようで、、朝から湿度がたかくて暑苦しくなりましたよね。
せめて、、音楽だけでも、透明感ある爽やかで穏やかなものを選びたくなりますよねぇ。
で、NYCで活躍中のSSW、エマ・フランクのこの新譜がお役立ちしますよ。
なんと、アーロン・パークスが全面的に参加しています。彼は、グレッチェン・パーラトのデビュー盤にも参加してたので、こういう柔らかなヴォーカルが本当に好きなんでしょうね。
2曲を除いて、エマの書き下ろし。
オープナーは、繊細なたっちピアノのピアノと可憐な歌声に胸がときめく「 I Thought」。
ウィルコのカバーで「Either Way」、ノスタルジックな雰囲気のただよう心に沁みる1曲。
美しいハーモニーに聴き惚れる「Two Hours」。
どこまでもどこまでも穏やかに柔らかく「Sometimes」。ピアノのフレーズ、綺麗ですね。
ちょっとアンニュイな感じ「Promises」。
トランペッターのサイモン・ミラードの書き下ろし「Dream Team」、歌詞はなくても詩の朗読のよう。
アルバムの中で一番ビートを感じる「See You」。穏やかな中にメッセージのこもった「Lilac」。
終演は、アコギが牧歌的な色付けをしている「Before You Go Away」、次第に音の風景が膨らんでいく素晴らしさ。
疲れた日常から、心を解放してくれるすぐれもの。
たおやかな世界に浸ってくださいね。
1. I Thought
2. Either Way
3. Two Hours
4. Sometimes
5. Promises
6. Dream Team
7. See You
8. Lilac
9. Before You Go Away
Emma Frank (vo)
Aaron Parks (p , syn)
Tommy Crane (ds)
Zack Lober (b)
Franky Rousseau (g , syn)
Simon Millerd (tp) #6
Chi eh-Fan (vla , vn) #1, 3
Pedro Baraquinha ( g , b , perc , syn) #9
今日のおまけは、「I Thought」、これは映像もとてもすてき!
夏バテするのは、、まだまだ、早いですよね。
新潟の夏には、鯨汁という郷土料理があって、元気をつけてくれるのですが、、
このアルバムは、同じ元気をつけてくれるものでも、、対局をいく冷や汁だな。笑
んじゃ、退散♪
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