いぶし銀! 『Joshua Breakstone Trio Live @ 楽屋 (新潟 村上) 5/14』
Joshua Breakstone Trio Live @ 楽屋 (新潟 村上)
Joshua Breakstone (g) 文河 潤 (b) 本間 克範 (ds)
びっくり仰天、20年以上前に教えてもっらた米国のギタリスト、ジョシュア・ブレイクストーンが、新潟県の村上市の楽屋でライブ!
しかも ライブで聞いた話では、現在 京都に住んでいるらしい……。
グラント・グリーン、セロニアス・モンク、バッド・パウェルなど、偉大なミュージシャンに捧げたアルバムを作っていて、何枚かもっている。
最近は、買っていなかったのでですが、近作は『Children Of Art』、アート・ブレイキー・ジャズメッセンジャーズのトリビュート作。
聴いたら、これぞ王道ジャズ・ギターの心意気は健在、電車に揺られて聴きに行っってきました。
普通列車で1時間ちょっと、、でも、楽屋は駅前2分(1分でも嘘ではない)の好位置。
開場の19時まで駅の待合室で時間を潰して、、楽屋にGO!
いっぱいのお客さまで、開演を迎えました!
オープナーから、パット・マルティーノの曲で飛ばします。ベースとドラムにもソロを回して、ご機嫌っす。パキパキと弾き、自分自身もメンバーも煽っていき、「これぞ、ジャズ・ギター」という、王道のフレーズがいっぱい。曲が終わると歓声が湧きました!
ストレートにジャズ・ギターの楽しさを体感できる、グルーブ感満載のギター!
これぞジャズ・ギターの燻し銀のフレージングもいっぱい。アクションやキメもカッコいい。
でも、バラッドやメロディアスな曲になると、ぐっと音数がすくなくなり、心の中から湧き出くる音を拾い上げて行く感じ。
温かで美しいトーンで、流れを大事に音を紡いでいく。
沢山のレジェンドと共演してきただけあって、彼らのエピソードを片言の日本語で(なかなかお上手)MCに交えながら、進めていく。
「デクスター・ゴードンは曲紹介するときには、いつもこうやって始めるんだ」って、ドラムに向かって指差しポーズで、「Soy Califa〜!』って叫んで演奏をはじめたり、なかなか楽しい。
あっと言うまに、ファーストセットがおしまい。
休憩中に、昔のアルバムと新譜にサインをもらいました。
『WALK DON'T RUN』って、ケニー・バロンの入ったアルバムを指差して、「私これ好き!」って。笑
2セット目は、新譜にも入っているリー・モーガンの曲から。始まると、一気に景色が変わる!
ベースに「これ知ってる?」って、はじめた「I Hear a Rhapsody」。失礼な。笑
サポートするのは、新潟のファーストコールのお二人。
初対面とはいえ、タイトなリズム、プロフェッショナルな演奏で、盛り上げますよ。
トリオのコンビネーションはホットでスリリング、エキサイティングなモダン・バップ!
そして アンコール後のオリジナルはソロで 美しいメロディとトーンを響かせてくれました!
めっちゃ 楽しかった〜〜♪
演奏者の皆さん、楽屋の青山マスター夫妻、どうも、ありがとうございました。
んじゃ、退散♪
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