イタリアの哀愁溢れる 『ITALIAN JAZZ NIGHT @ イタリア料理イッシモ(4/18)』
ITALIAN JAZZ NIGHT @ イタリア料理イッシモ(4/18)
Giuseppe Bassi (b) Fabio Bottazzo (g)
イタリアのベーシスト、ジュゼッペ・ バッシさまと新潟在住のイタリア人ギタリスト、ファビオ・ボッタッツォさまのデュオ。
イタリア料理店が会場のイタリア尽くしのライブ!
ジュゼッペさまは、去年の12月に、新発田市のジャズ喫茶バードで栗林すみれさまとデュオのライブをしていて、新潟市から聴きにいったのです。
今回は、新潟市内の古町にある「イタリア料理店イッシモ」さんでのジャズ・ライブ。
コースのお料理と乾杯スプマンテもついてるおしゃれなプランです。
予約順に席が決まっているとのことで、着席したらお友達と一番前の席だった!
2人まで、1メートルね。
スプマンテで乾杯が終わると、演奏が始まりました。
オープナーの曲を演奏し始めると、景色がセピア色に。
そして、テーマが流れると、私たちのテーブルの人たちは「あぁ〜」って感じ。
そう、みんなが知ってるニノ・ロータの名曲「ゴッド・ファーザー」愛のテーマ。
ビタースィートで、小粋な演奏にドキドキ。
ジュゼッペさまは、温かみのある重さのある音だけど、スピードが上がっても1音1音がはっきりしてて、音程は正確だし、スピード感があって、しかも、歌心にあふれている。
ファビオさまも、いつも以上に真剣な表情、、ベースの音を1音も聴き逃すまいという心意気が伝わってくる。
2曲めは、ファビオ・オリジナルで「ドンドランド」。ゆらぎのある優しい曲、二人の優しさに包まれた演奏にうっとり。そして、時折入るベース・ソロの速さにびっくり。ギターの後ろでのベース・ラインの安定感にうっとり。
3曲めは終始アップテンポで、裏に表に素晴らしい展開。あの速さでベースのソロを弾いたら普通は、機械的になるんだけど、グルーヴ感はもちろん歌いたくなるような楽しさ。
4曲めは、ジュゼッペ・オリジナル「Cattiva's Lullaby」、天国の愛猫に捧げた曲だって。朴訥としたメロディに、ジュゼッペさまの人柄が表れますね。ギターの響きも優しい……。
1セット目の最後は、有名な「Volare」、情熱的だけどスリリングでクールな演奏!
休憩中に、お土産(ゴジラの手ぬぐい)を渡しましたよ!
ワクワクしながら、、皆さんと歓談して、2セット目に突入。
2セット目も、エンニオ・モリコーネの「ニューシネマパラダイス」より 愛のテーマに始まり、ファビオ・オリジナル「Remembering Nino Rota」、ジュゼッペ・オリジナル「In Loneliness of Godzilla」、そして、「ローマよ今夜はふざけない」など、など。。
選曲も演奏もイタリアの哀愁あふれる素敵過ぎるデュオでした!
2人とも1音1音が温かで柔らかで感情豊か。
音楽、 歌の国を祖国に持つ情熱的な気持ちが、 空気を震わせて伝わってきました。
「今夜は最高!」って、3回は叫んだともう。笑
そして、もう一つの主役のお料理。とても、本格的なイタリア料理でびっくり。
二人の音楽にぴったりな、美味しくておしゃれなお料理、そして、美味しいワイン!
はっきりいって 東京だったら倍の値段だと思う……絶対に、また、行こうと思っています。
新潟に住んでいて幸せだな、って、感じた夜でした。
んじゃ、退散♪
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