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音楽で拡がる輪

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2019年3月 8日 (金)

「究極の」は冠は伊達じゃない! 「Miroslav Vitouš Trio @ Cotton Club Tokyo ( 3/7 1st )」

Miroslav Vitouš Trio @ Cotton Club Tokyo ( 3/7 1st )

Miroslav

Miroslav Vitouš (b) Emil Viklický (p) Roberto Gatto (ds)

チェコの伝説のベーシスト、ミロスラフ・ヴィトウスが25年ぶりに来日とのことで、、
あのウェーザー・リポートの結成当時のメンバー、その後もECMを中心に精力的に活躍してきたベーシストのお姿を拝見いたしたく初日に行ってきました。
メンバーは、同郷チェコのピアニスト、エミル・ヴィクリッキーとイタリアのドラマー、ロベルト・ガット。余談ではありますが、まさか、ロベルト・ガットをイタリア人以外のユニットで聴くことになるとは思ってもいませんでした。フレスとボラーニという私的スターを揃えた『The Music Next Door』ってアルバムを持ってます。チェコ勢と来日したんだね。

先日、ドミニク・ミラーのライブで座った席が、思いの外、観やすく聴きやすくて気いっていたので、、今回も同じ席に。空いててラッキー!
で、見渡すと、、ステージにおいてあるベースは、チェロと同じくらい小さい。どうやら、トラベルベースのようでお隣のご夫婦がベースやアンプの話題で盛り上がってました。椅子が用意されていて、座って弾きましたよ。

と、時間となりました。とても、、ゆっくりとそろそろと歩かれてて、、ちょっっと、、心配になってしまった。(大丈夫か?)
ところが、演奏が始まるとその心配はすぐに払拭されちゃいましたよ。
一聴に、絶対的な迫力とか威圧感とかはないのですが、、全てにレベルが違いすぎる。
オープナーからスラブ系の哀愁のあるフレーズを交えながら、ピアノと絡んでいくのだけど、最初に感じたのはソロでのスピード感がすごすぎる。体も大きくて手も大きいのだろうけど、、指もとても長い気がした。その長い10本の指が、まるでそれぞれ意思をもって動いているようなスピード!
そして、バッキングでもグイグイくる。力強くて躍動感あるベースに耳が釘付けになってしまう!

彼がギアを1段階あげると、我々の感覚の2段階も3段階もスピードが上がってしまう感じ。
ベース・ソロを含めて、ピアノとフレーズのやり取りや、高速のユニゾンなど、、想像の次元と違うところに居る人、その演奏を目に前で聴けて幸せ。
そして、1曲ソロ・ベースで演奏した「When You Wish Upon a Star」あちこちに見え隠れする可愛らしいメロディと裏腹の超絶テクニックが驚愕。いやいや、無理してきてよかった。。
即興で自在にやり取りする場面なども沢山あって、70分がぎゅっと詰まった時間。

肩を揺らしながら楽しそうに弾くピアニスト、とても音が綺麗で歌心がある。どうやら、エキゾチックな曲は彼のオリジナルらしい。絶大な信頼を寄せられているのがよくわかる。ピアノ・ソロで「Caravan」を演奏したが、個性的でリズミカルで面白かった。
そして、ブラシ、スティック、マレット、手を使った多彩で繊細なドラミングでサポート、、職人肌のムード・メーカー。笑顔が素敵なドラマー、今度はイタリアのミュージシャン主体のユニットにも行きたい。

アンコールは、会場が大喜びの「My Romance」!
ジャズは楽しくなくちゃね!って、感じのヴィトウスさまのウォーキング・ベース最高!
超ノリノリの演奏に、会場からは笑い声もちらほら、当然、各自の演奏はハイレベルでしたぜぇ。

とても、良い経験をさせてもらいました。
やっぱり、伊達に「究極」がついて居るのではないですね。
あんな風に、ベースと彼が一体となってでてくるフレーズは、凄いと思った。
欲を言えば、ボーイングの入った曲も聴いてみたかったな。。
サイン会はなかったけれど、お歳を考えれば、、満足満足!

んじゃ、退散♪

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