仄かに甘い香り 「Giovanni Guidi @ イタリア文化会館 (1/29)」
Giovanni Guidi @ イタリア文化会館 (1/29)
Giovanni Guidi (p)
東京のイタリア文化会館であった、ECMの新世代ピアニスト、ジョヴァンニ・グイディのソロ・ライブに行って来ました。
ここでは、リーダー作は、1枚『This Is the Day』という、トリオ盤を投稿したことがある。
でも、一番最初に聞いたのは、エンリコ・ラヴァのイタリア盤でした。
このライブ、無料で、イタリア会館内の素晴らしいホールでのライブです。
偶然?友人たちと3人で行けることになり、不覚にも前飲み。笑
着いた時には、後方の席しかなかったのですが、鍵盤の沿線上の席に落ち着きました。
なんと、なんと、約1時間をメドレーで弾き続けた!
オープナーは、オリジナル曲で「Trilly」じゃないかなぁ。すみません、かなり曖昧。
弾き始めてすぐに、ホール全体が、彼の柔らかなタッチの優しい音に満たされる。
イタリア人ならではの、叙情的な美旋律が心を捉える。
クラシカルで静謐な面持ちを持ちながら、即興では力強く、自身の奥深く思索の森を彷徨う創造力豊かな世界も広げて行く感動的な演奏。
シームレスに選ばれた曲は、あらかじめあった予定リストにあったもの、なかったもの。
「Over the Rainbow」だって、ジョヴァンニの世界にかかる虹、「Quizas quizas quizas」は、ラテンの情熱を抑え控えめに囁く感じ、そして、ラストのブライアン・イーノの「By This River」は、心の襞に沁み入り、そぉっと幕を閉じた。
アンコールにそっと弾き始めたのは「Moon River」。奇を衒わずに、リリカルにメロディを一心に鳴らし清々しい風が吹く。
もう一度、アンコールに応えてくれた。2曲目もスタンダード、「 I'm Trough With Love」だったかな。それはそれは、優雅な時間。
ダブル アンコールに応えてくれた誠実さは、その優しい音に表れているとおもいます。
素晴らしい集中力で、全曲繋げたステージは、優雅で柔らかな光に包まれていた感じでした。
ほのかに甘い香りを楽しめました…。
そして、サインをいただき、写真もとってもらったんですが、、
彼の使っている香水もとても素敵な香りだった。さすが、イタリアの男性だな。
と、短い時間でしたが、満喫し、、なんと、何年ぶりかで、サックスの聖地「D2」に行って、美味しいイタリアワインを飲んだ、イタリア・デイでした♪
閣下、ひろちゃん、ご一緒してくださって、本当にありがとうございました。m(_ _)m
んじゃ、退散♪
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