ご縁ですね♪ 『GIUSEPPE BASSI & SUMIRE KURIBAYASHI』@ ジャズ喫茶BIRD(11/30)
GIUSEPPE BASSI & SUMIRE KURIBAYASHI @ ジャズ喫茶BIRD(11/30)
Giuseppe Bassi (b) 栗林すみれ (p)
『二重奏』のツアーで新潟にいらしてくださった、すみれさまが、今度はイタリアのベーシスト、ジュゼッペ・バッシさまと「duetto」。
イタリアでのすみれさまのソロ・ライブを聴いたバッシさまからの熱いオファーだったようです。
バッシさまは、Albore Jazzのアルバムでお馴染みのベーシストだったので、「え?まぢ??すげぇ」って、ことで、新発田へ行ってきました!!
だって、デュオの『Just You, Just Me』も、イオナータを迎えた『CIAO...AMORE』も、それは温かな音づくりなのですもの。
1stセットのオープナーは、うっとりとため息がでるような「When I Look In Your Eyes」で、始まった。ピアノが歌えば、ベースも歌う。感情の高まりが目に見えるようで切ない、美しい。アップライトのピアノ、借り物のベース、でも、そこに存在する音楽は彼らそのもの。
続いて、演奏したのは、すみれさまのオリジナルで「Talk About Bill」、ピアノがエヴァンスへの想いをリリカルに歌えば、ベースはラファロへの想いを情熱的に歌う。
この後、民族音楽にインスパイアされたという曲を演奏したのだけど、フリー・ジャズのように大胆で開放感ある演奏。アップライトピアノでの内部演奏を始めてみました、聴きました!
後半で、アーロン・パークスのソロ・ピアノのコンサートの話がでた。
すみれさまは、彼が森の中を彷徨い歩く風景を感じたのだそうだ。
私も彼のコットン・クラブのソロのライブで、似たようなことを想っておりましたので、大きく頷いてしまいました。で、その彼を想い描いた作品「森と妖精」。細かな音符がさざめく、浮遊感のある曲、ベース、、大変だっただろうな。ベースソロの後ろで、色付けするように支えるピアノが素敵。ふと、パークスの面影のやどる華奢で可愛いピアニスト。
休憩中に、バッシさまとサインをいただき、写真をとって、もう、心踊る。
2ndは、途中抜けしなくてはならずに、最前列から後ろへ…。
最終の終電に間に合うように 途中ぬけだったのが 死ぬほど残念……
でも、イタリアジャズ好きとしては、ギリギリで「ローマよ 今宵はふざけないで」が聴けて嬉しかったですね。
2人のデュオは、一曲、一曲に、感情がたっぷり入っていた。繊細な表現もあったけど、全体には力強く超絶だけれどもとても温かく、それは素敵な「duetto」でした♪
冬を強く感じさせる寒い1日だったのですが、なんだか心の中からぽかぽかとなりました。
由香さま、バードの皆さま、、どうもありがとうございました。
と、12月になってしまいましたね!
クリスマス月間に突入?
んじゃ、退散♪
« 叙情歌のような… 『Summer's Gone / Giovanni Mirabassi Trio』 | トップページ | ちょっとだけ、、クリスマス♪ »
「JAZZ」カテゴリの記事
- 穏やかなれど高揚感あり 『Silent World / Wolfgang Haffner』(2023.03.15)
- ギター界の2刀流、ドミニク・ミラーがECMから新譜を出す!(2023.03.12)
- 『ジャズ批評 232号』がでました〜♪(2023.03.01)
- 登場人物の気持ちが音楽になった 『BLUE GIANT オリジナル・サウンドトラック / 上原ひろみ』(2023.02.22)
- 同じ時代に生きていることを感謝! 「Brad Mehldau in JAPAN 2023 @ 紀尾井ホール(2/4)」(2023.02.08)
« 叙情歌のような… 『Summer's Gone / Giovanni Mirabassi Trio』 | トップページ | ちょっとだけ、、クリスマス♪ »
コメント