すでに夢か幻か…「Shai Maestro Trio @ 丸の内コットンクラブ(11/11 1st)」
Shai Maestro Trio @ 丸の内コットンクラブ(11/11 1st)
Shai Maestro (p) Noam Wiesenburg (b) Arthur Hnatek (ds)
すでに、一週間がたってしまいました。
記憶は朧げになってしまいましたが、備忘録のために。
ECM初リーダー作『The Dream Thief』が、ドツボだったのでメンバーは違うけど期待してました。
オープナーは、ピアノ・ソロからだったとおもう。もう、その繊細でさざ波が押し寄せるような美しさに、会場の全員が息を呑んで聴いていたはず…。ベースとドラムがシットインしてからも、万華鏡のように美しい世界は変わらず、メンバー全員で創り上げていく厚みのある音に聴き惚れていた。
繊細さはもちろん、短いリフを繰り返し自ら声をあげ鼓舞し、バンドの高揚感を高め大きなうねりにさせ、、一気に爆発させる、三位一体のスリリングな演奏の凄まじさ!思わず、腰が浮いた。
鍵盤の上から下まで使い、なぜか不穏な雰囲気も交えたミステリアスでスピリチュアルな世界までみせてくれる。
先日、惜しくも亡くなったロイハ・グローブの想い出を語り、そして彼に捧げる為に弾いたバラッド「Guilty」の 硬質で抒情豊かな美しさは比類なきものだった。
熱く弾きまくっても詩的な世界が次々とあらわれ、流麗な指さばきの向こうに、時折みえるイスラエルの光景…全てが至福!
新作と違うトリオでしたが、ベースもドラムも彼のことがよくわかっていて、まったく心配なく聴けました。
ファーストセットだったけど、3人でサイン会を開いてくれ、しかも、写真もオッケ!
沢山の作品にサインをいただきましたよ。笑
もう、嬉しすぎる! 幸せな気持ちいっぱいで新潟に帰ってきました。
ありがとうございました。m(_ _)m
んじゃ、退散♪
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