待ってましたよ! 「ERIKA JAPAN TOUR 2018 Autum @ MONK’S MOOD(10/20)」
ERIKA JAPAN TOUR 2018 Autum @ MONK’S MOOD
ERIKA (vo) 鈴木よしひさ(g) ゲスト: 吉川ナオミ (vo.& cho)
ニューヨーク在住のパワーあふれるERIKAさま。
日本ツアーの合間に、韓国ツアーも成功させ、秋のお里帰りツアーも佳境。
ご一緒のギタリストは、名手、鈴木よしひささまとのことで、楽しみにしてました。
オープニングは、新潟でのライブの功労者、吉川ナオミさまとギターのデュオから。
「2人でお茶を」、「あの日にかえりたい」を歌い、会場が和みます。
ERIKA姫の登場、お気に入りのユーミン曲で年代がわかる、という、MCからすでにコント状態。笑
でも、歌えば一気に場が変わる。スタンダード「That Old Feeling」、しっとり情感こもった歌に聴き入ります。アップテンポのジョビンのサンバ「Someone To Light Up My Life」、ソロ・ギターのパフォーマンスのレベルの高さにあっけにとられる!カッティングが踊ってましたね。
ミルトンの名曲「Travessia」、英語とポルトガル語の詩の説明をしてくれて、始まった導入部のギターの美しいこと。英語で歌った後に、ポルトガル語でもエモーショナルに…。歳をかさねるとこう言う歌が心に沁み込んできますよねぇ。ギターのサポートも完璧!
11月に、「ポリ・パフォーマンス」という、独りでギター、足鍵盤とボイス・パーカッションという、人間業とは思えないパフォーマンスで、新潟ライブをするらしいのですが、ギターとヴォイス・パーカッションの独り演奏でその片鱗を聴かせてくれました!
去年せた新譜『Reflections』からタイトル曲の「Reflections」!前向きになれる良い曲、素敵な歌。めちゃくちゃパンチの効いたアニー・ロスの代表曲「Twisted」。伸びやかな声とキレッキレの高速スキャットとギターが楽しめる「Spain」。もう、大盛り上がりでファーストセット終了。
セカンドも楽しかったな。
ナオミさまの「Kiss of Life」に始まって、ERIKA姫が加わったバーデン・パウエルの名曲「Berimbau」は、闘志あふれるデュオ、空間を切り裂くギターソロが超かっこよかった。
その後も、アルバムに入ってる「Caravan」、「Moonlight Butterfly」、「Autumn In New York」、「Hikoukigumo」などなどをエモーショナルに。最後は、観客を巻き込んでの大盛り上がり。アンコールにセルジオ・メンデスの「Mas Que Nada」、会場は興奮の坩堝と化したのでした♪
ERIKA姫は、伸びやかな声で、ダッシュ力とパワー、繊細な感情の機微を持ち合わせた歌唱で私たちを夢の世界に。ポルトガル語で歌うブラジル曲、あぁ素敵だ。オリジナル曲やユーミン曲の日本語も泣ける、スタンダードはめちゃジャジーで気分はニューヨーク。お師匠さま(シーラ・ジョーダン)譲りのアグレッシヴなスキャットなど、今年も楽しいひと時でした。
ギタリスト鈴木よしひささま、巧いなぁ。様々な魅力に溢れたエリカさまのヴォーカルを、完璧にサポートしていきます。MCも含めて阿吽だ!
先週からヴォーカルの力になぎ倒されっぱなしなのですが、またまた、見事にノックアウトされましたよ…。
んじゃ、退散♪
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