冷んやりと眠りへ 『夢の中へ PartII / Slawek Jaskulke』
少し前に『Komeda Recomposed / Slawek Jaskulke Sextet』という意欲的なアルバムを出したばかりのスワヴェクですが、話題になった『夢の中へ』の続編がリリースされました。前作は、アップライト・ピアノを432Hzチューニングしたものでしたが、今度はマルムシュー社グランド・ピアノを432Hzチューニングしたもので演奏、録音。曲も「Senne Ⅶ 」から始まり、前作からの繋がりを感じます。涼しげなジャケも色違い的な感じですよね。
オープナーの「Senne Ⅶ 」が始まるとすぐに、その円やかな音に心安らぐ。
よりミニマルな響きの「Senne Ⅷ 」も静寂な中に広がる美しさ。透明な水の中を泳いでいるような「Senne Ⅸ 」。心の何かと共鳴している「Senne Ⅹ」。陽の光を感じる「Senne ⅩⅠ」。
よせ返す波間に漂うような錯覚「Senne ⅩⅡ」。
終演のボーナストラック「The Mono」は、優し少し物悲しいメロディが心に沁みるエピローグ。
全体に柔らかで叙情的な響き。アンビエントでミニマルな世界。
ひたすら美しく安らかな音が奏でられ続けます。
冷たいという感覚ではなく、冷んやりした空気。猛暑で寝苦しい夜に最適。
この夏の必須アイテムですね♪
1.Senne Ⅶ
2.Senne Ⅷ
3.Senne Ⅸ
4.Senne Ⅹ
5.Senne ⅩⅠ
6.Senne ⅩⅡ
7.The Mono (bonus track)
Sławek Jaskułke (p)
今日のおまけは、このアルバムの音源が探せなかったので、、
前回のアルバムから「Senne . S IV」。
あっという間に8月になってしまいましたね!!
猛暑はどこまで続くのでしょう。。
んじゃ、退散♪
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