2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

音楽で拡がる輪

« 聴きたいものが皆んなある!「中村 真 トリオ @ ジャズ喫茶BIR (4/9)」 | トップページ | 不思議の国を泳ぐ 『OUTER GOLD, INNER LORD. / Alessandro Galati Trio』 »

2018年4月12日 (木)

ジャズファン垂涎のメンバー、白熱の演奏! 『Seeking Higher Ground / Maguire Twins』

Seeking_higher_ground


マグワイア・ツインズは、日本人の母を持つ米国在住の双子の兄弟です。
ルックスからは、そのルーツは読み取れませんが、ミドルネームにそれぞれ「征太郎」、「秀太郎」の名前が入ってます。カール征太郎がドラマーでお兄さん、アラン秀太郎がベーシストで弟。東京生まれ、香港育ち、音楽の街メンフィスでジャズに出会い、あのドナルド・ブラウンがお師匠さんでプロデューサー!
デヴュー・アルバムは、サックスのカーク・ウィリアムを迎えた『The Sound Of Music』。
そして、このジャズファン垂涎のメンバーを揃えた作品がセカンド・アルバム。
このアルバムは、双子の母親が自ら立ち上げた「Three Tree Records」というレーベルからのリリース。

ミュージシャンの熱い曲に加えて、彼らのオリジナルが並びます。

オープナーは、高らかに管楽器のユニゾンが鳴り響く「Theodicy」。冒頭からガッツあるプレイで、全員が容赦無く飛ばします。「Hibiscus」でのビル・モブリーとグレゴリー・ターディのソプラノの絡み。
ドナルド・ブラウンの「The Early Bird Gets The Short End of The Stick」、テナーサックスに持ち替えたターディとトランペットのモブリーの一騎打ちの様。そこに目玉中の目玉、ピアノのアーロン・ゴールドバーグが切り入る。若い2人も臆することなく、この展開をしっかり支えた白熱のトラック。
哀愁あるリリカルなピアノに導かれフリューゲルとテナーが歌う「Clarity」。
ゴールドバーグの「Shed」、静と動を使い分けながらダークでスリリングに展開。ベースのアラン秀太郎の「Song for Arjun」、ドラムソロから始まる情感あるメロディに饒舌で繊細なピアノが光る。ベースソロも叙情的。
もう1曲アラン秀太郎の「Witch」、ミステリアな雰囲気をモブリーが好演。そのモブリーの曲「49th St 」は、高速ユニゾンがかっこよく、活気にあふれている。
ドラムのカール征太郎とベン・フリントの曲「Mid Air」も、キメキメでハイレベル。同じくカール征太郎の曲で、ちょっと、日本風のメロディがきになる「Machi no Michi 」これって、街の路ってことかしら?哀愁の中でベースソロが光ります。
プロデューサーのブラウンが、フェンダーローズで参加の「An Island, A Piano, and Keith」は、ブラウンご本人の曲。ゴールドバーグの華麗なピアノを中心にポジティブな明るい演奏。
終演は、ベースソロから始まるアラン秀太郎アレンジの「Someday My Prince Will Come」。開始5分近くたって、ふとテーマが浮かんでくるという怪作。ドラムがプッシュ続け、全員がテンション高い演奏で幕を閉じる。

最近、忘れていたジャズのエネルギーに満ち満ちています。
タイトルにふさわしい、濃いジャズ・スピリットに溢れていまる。
若い双子の挑戦に、真っ向勝負で受け止めてくれたエネルギッシュな白熱の演奏をお聴きくださいね♪


1. Theodicy (Gregory Tardy)
2. Hibiscus (Geoffrey Keezer)
3. The Early Bird Gets The Short End of The Stick (Donald Brown)
4. Clarity (Jon Hamar)
5. Shed (Aaron Goldberg)
6. Song for Arjun (Alan Shutaro Maguire)
7. Witch (Alan Shutaro Maguire)
8. 49th St (Bill Mobley)
9. Mid Air (Carl Seitaro Maguire & Ben Flint)
10. Machi no Michi (Carl Seitaro Maguire)
11. An Island, A Piano, and Keith ( Donald Brown)
12. Someday My Prince Will Come (Frank Churchill, arranged by Alan Shutaro Maguire)


Bill Mobley (tp, flh exc.#5)
Gregory Tardy (ts, ss)
Aaron Goldberg (p)
Donald Brown (fender rhodes #11)
Alan Shutaro Maguire (b)
Carl Seitaro Maguire(ds)

今日のおまけは、アルバムのトレラーですね。

若い2人をぜひとも応援してあげてください!!

んじゃ、退散♪

« 聴きたいものが皆んなある!「中村 真 トリオ @ ジャズ喫茶BIR (4/9)」 | トップページ | 不思議の国を泳ぐ 『OUTER GOLD, INNER LORD. / Alessandro Galati Trio』 »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 聴きたいものが皆んなある!「中村 真 トリオ @ ジャズ喫茶BIR (4/9)」 | トップページ | 不思議の国を泳ぐ 『OUTER GOLD, INNER LORD. / Alessandro Galati Trio』 »

無料ブログはココログ