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音楽で拡がる輪

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2017年12月28日 (木)

★ すずっく2017 インスト編 ★

★ すずっく2017 インスト編 ★

皆さまは、1年間どんな音楽を聴いてきましたか?

世の中は、ダウンロードだ、ストリーミング配信だ、、と、軽い方向なのですが、、
相変わらずCDを買いまくってます。
どこまで、このスタイルでいくのでしょう。。と、年末に案じる私です。。

1.Cold Sand / Alessandro Galati Trio

Cold_sand

選び抜かれた美しい音はもちろん、音と音の間(はざま)に込められた彼らのはぁーとを思いっきり感じる。期待どおり、期待以上、心に広がる艶めく音風景。濡れ輝く石畳のように、光り輝く感情の発露。。
アレッサンドロ・ガラティは、もう一度生で聴きたいピアニストの筆頭です。

2.Open Book / Fred Hersch

Open_book


繊細なタッチと溢れるリリシズム、基本的にはとても耽美的な音楽を奏でるフレッド・ハーシュ。時折、心の奥から湧き上がってくるような激しい部分も聴え魂の解放とも言える奥深い一枚。


3.Far From Over / Vijay Iyer Sextet

Far_from_over

ヴェイジェイ・アイヤーの3管!彼は「ジャズはリズム」の信念で、ずっと知的好奇心を刺激してくれる。アルバムが持っているエネルギーが半端ないので日常生活に溶け込む音楽とは対極!彼のやっていることはよくわからなくても、音楽は最高に痺れる!この創造力!やっぱり、天才ですよね♪


4.Dreamer Is The Dream / Chris Potter

Dreamer_is_the_dream

久々の小さめコンボでのクリポタさま。ECMらしからぬ躍動感や激情的な演奏も多々ある。文武両道、知力体力と無敵な音楽の探求者。しっかりと内側を見つめ意識の底から拾い上げたフレーズ満載。

5.Harmony Of Difference / Kamasi Washington's

Harmony_of_difference

あっという間に31分59秒が終了するカマシ・ワシントン作品。
奏者はみんな巧いし、テクニカルなソロもあるのですが、基本はとてもメロディアスで大らかな音楽。超幸福感に浸れるアルバム。


6.Up And Coming / John Abercrombie Quartet

Up_and_coming

水面が揺らぐような独特な感覚が満載のジョン・アバークロンビー。オリジナル曲も演奏もECM的な要素が強く、耽美プレイのお得意なマーク・コープランドとは相性ぴったりだった。どうか、天国でゆっくりなさってください。

7.Potsdamer Platz / Jan Lundgren

Potsdamer_platz

元祖ピアノ貴公子ヤン・ラングレンの故郷スウェーデンの風土に基づいた伝統の音とジャズの融合という感じ。改めて、ジェントルで柔らか、雑味のないセンスの良いピアノニズムに北欧の貴公子たる所以をみる。

8.Guzuguzu / Helge Lien Trio

Guzuguzu

3人の創り出す世界がますます進化。透明感あふれる音、親しみやすく美しいメロディ、そして、ノルウェーの壮大な自然に繋がっている演奏、極光のような変幻自在なヘルゲ・リエンが存分に堪能できる♪

9.3 for 3 / Mike Moreno

3_for_3

歌うようにピッキングし、超絶だけどメロディアスに演奏するギタリスト、マイク・モレノ。力強く支えるベースとドラムも素晴らしい。現代ジャズギターの雄、ギター1本で真っ向勝負!

10.Small Town / Bill Frisell Thomas Morgan

Small_town

2人は以心伝心の阿吽ですが、超絶技巧とはちょっと違った感性の掛け合い。いあやぁ。。癒される。夢見心地の音楽です。。

次点は2作。

『芳醇な余韻…Chris Thile & Brad Mehldau』

『超絶嵐吹き荒れる Moments Captured / Alex Sipiagin』

問題は、クリスマス・アルバムが吹き荒れる12月の対処。。
ですね。。


んじゃ、退散♪

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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,こんにちは。

私も今年の回顧を完了しました。私にとってはVijay Iyerがダントツでしたかねぇ。発掘音源も入れているので,Suzuckさんのベスト作とは若干異なる感じもしますが,結局ECMレーベルのアルバムは高く評価すべきってことでしょうねぇ。

Mike Morenoはいいアルバムでしたが,記事をアップしそこないました。ついでにLizz Wrightのアルバムには心底感動しました。

ということで,TBさせて頂きます。

閣下、トラバをありがといございました。m(_ _)m

ヴィジェイのアルバムは、かなりの驚きがありましたよね。
彼にとったら、今までの延長なのかもしれませんが、とてもエモーショナルで、、
訴えかけるものが大きかったです。
記事をアップしそこなったアルバムは、私の方がダントツに多いとおもいます。
でも、それも縁なのですよね。全てを網羅することは不可能ですもの。

私のほうからもトラバいたしました。
一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

今年もお世話になりました。

12月はいろいろとバタバタして、アルバムのアップ自体少なかったですが、自分は11月分まででベストを決めているのと、12月の新譜が少なかったので、順位には影響しないと思います。今年は、通常の年ならECMがあまり入らないのにベスト3に2枚入れてしまったという事で、やはりECM力ってすごいのかなあ、と思うようになりましたです。フレッド・ハーシュは遅ればせながら現在注文中です。

TBさせていただきます。
来年もよろしくお願いします。

910さまのECMの情報はとても貴重です。
なかなか全てを購入することはできないとおもっているのですが、、
少しでも自分にぴったりきそうなものを考えるときの指標になっています。m(_ _)m

ハーシュのソロのアルバムは、やっぱり、自分にとてもあいます。
綺麗なだけでないところがハーシュらしいです。
910さまにもぴったり寄り添うといいですね。

来年もたくさんのご教示をください!

Suzuckさん こんにちは
さっそくですが、ベスト今年も年末の楽しみとして拝見させていただきました。
Vijay Iyerは、その内と思いつつ買いそびれていますが、Suzuckさんはじめ皆様高評ですし来年は入手し聴いてみようと思います。(話題の大西順子さんも)
他では、Herschは、入手済み未聴(年越し未聴在庫20枚弱と多くなってしまいましたが、開き直ってゆっくり楽しむことに決めたので、なかなか聴けずにいます。)
Morenoは注文済入手待ちです。
ほかも大変気になるアルバムばかりです。
今年もいろいろと情報交換いただきありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。

baikinnmannさま、年が越してしまって、、すみません。m(_ _)m
今年も、よろしくお願いいたします。

私も、皆さまのベストを参考にしながら、昨年度盤の買い足しをいたしました。
いつも、、再発ものが、なかなか購入に踏み切れないのですが、、
好評のものは、とりあえずぽちっとしました。
クリスマスを聴きまくっている間に、、浦島太郎気分になってまして、、
新譜の購入もがんばらないと、、って、思っている最中です。

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