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音楽で拡がる輪

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2017年12月 9日 (土)

時を経て再発 『Nordic Christmas / Tore Brunborg & Kjetil Bjerkestrand』

Nordic_christmas

ノルウェーのサックス奏者、トーレ・ブルンボルグと朋友シェティル・ビェルケストランの間には、1995年にリリースされた『Gull, Røkelse Og Myrra』というクリスマス・アルバムがあります。
今回、ACTレーベルからこのアルバムが再発されました。

ジャケットの写真になっているノルウェーのAvaldsnes Churchで録音された作品。教会のパイプ・オルガンが神聖な響きをもたらしています。北欧のトラッド、クリスマス・ソング、賛美歌などを14曲。
ブルンボルグは、テナーとソプラノのサックスだけでなく、リコーダーも何曲かで吹いてます。

オープナーは、北欧ファンに人気の曲「Det Hev Ei Rose Sprunge」。邦題「一輪のばらが咲いた」テナーのふくよかな響きで敬虔な気持ちになります。しかっり、ふきあげてます。クリスマスキャロル「O, Helga Natt 」もテナーで。オルガンと重なると天を見上げたくなります。静寂な時間が淡々と過ぎていく。「Away In A Manger」のクリスマスキャロルでは、リコーダーも吹いている。素朴な味わい。
驚くのが「Stille Natt」、そう、「聖しこの夜」。最初に丁寧にテーマを吹いたあとに、次第に強い感情の吐露に移行。フリーキーな音とオルガンの不協和音で、かなり強烈なアヴァンギャルドでフリーな演奏に。雄叫びあげてますです。その分、後テーマが美しく心に沁みますが。。ノルウェーの厳しい自然ですか??
その後は、何事もなかったように淡々と進行していく。
「Ave Maris Stella」では、ソプラノとテナーを多重録音してたり、「Hark! The Herald Angels Sing 」、「O Little Town Of Bethlehem」では、再びリコーダー使ったりと、、シンプルな編成ですが工夫されてます。
「O, Du Herlige」では、オルガンとサックスの力強いインタープレイを。終演は、サックスのソロから始まる「Mitt Hjerte Alltid Vanker 」、曲の持つ哀愁がしみる多重録音。

教会のオルガンを使った神聖な雰囲気の中、オルガンとサックスのデュオとうシンプルな編成。しかし、多重録音を含め演奏はバラエティに富んでおり、ただ、荘厳な雰囲気なだけではないのが流石!
高い天井、冷たい空気、全てが自然な響きに。1995年の再発とは驚きましたが、その価値はありますね。

1.Det Hev Ei Rose Sprunge ( Traditional)
2.O, Helga Natt ( Adolphe Adam)
3.Det Lyser I Stille Grender ( Lars Soraas)
4.Det Kimer Na Til Julefest ( Carl Christian Nikolaj Balle)
5.Away In A Manger ( William James Kirkpatrick)
6.Jeg Synger Julekvad ( Traditional)
7.Adeste Fidele ( John Francis Wade)
8.Stille Natt ( Franz Xaver Gruber)
9.Et Lite Barn Sa Lystelig ( Traditional)
10.Ave Maris Stella ( Traditional)
11.Hark! The Herald Angels Sing ( Felix Mendelssohn Bartholdy)
12.O Little Town Of Bethlehem ( Lewis Henry Redner)
13.O, Du Herlige ( Traditional)
14.Mitt Hjerte Alltid Vanker ( Traditional)

Tore Brunborg ( ss,ss, recorder )
Kjetil Bjerkestrand (org)

最近、「Tore Brunborg Slow Snow Quartet @ Jazz FLASH (1/26)」「RaknesBrunborg @ 新潟県政記念館 (9/8)」と、新潟にご縁が多いトーレさま。『Gull, Røkelse Og Myrra』には、サインをいただきましたよ。
このアルバムにもサインが欲しいなっ。

今日のおまけは、「Adeste Fidele」、「神の御子は今宵しも」です。
。前回『Gull, Røkelse Og Myrra』で、リリースされたときのジャケットが見れます。

新潟市内は、たくさん降った雪が消えましたよ。ラッキーです!!

んじゃ、退散♪

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コメント

 このChurchは、今年のBugge Wesseltoftのアルバム「Everybody Loves Angels」も使われているようです。ノルウェーでは録音の名門?なのでしょうか?>同じACTレーベルですね。

風呂井戸さま、ブッゲのアルバムを開くと写真がありますよね。

ローフォーテン諸島は、山の形が特徴のある、ノルウェーの北の島なのですが、、
そういうこともあって、、ノルウェーの人の心の故郷みたいな感じもあるのかもしれませんね。
木の古い教会なので響きがいいのでしょうね。
寒いけど、、空気も澄んできれいだし。。
それしか、わからないです。
でも、このアルバムを録音した時は、ACTレーベルからではなかったので、、
神聖な気持ちにさせる場所なのではないのでしょうか。。

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