2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

音楽で拡がる輪

« やっぱりラーシュが大好き! 『Under the Clouds / Nordic Circles』 | トップページ | ジョナサン・ブレイク、デビッド・ギルモアも参加 「Reflections / ERIKA (Erika Matsuo)」 »

2017年10月31日 (火)

「旅する音楽」に出逢った2夜…。

旅する音楽に出逢う

今日は、ハロウィンですね。日本では、仮装大賞の日になってます。笑
クリスマス好きな私としては、非難することもないのですが、積極的に仮装イベントに参加するつもりも今のところはありません。
でも、今日は「Erika Japan Tour 2017 ハロウィン Special Night in 器」に参加するのですが、無粋な私は普通のお洋服でいきます。すみましぇん。。

ええと、ブログサボってましたが、、実は、先週は地元で二回もライブにいったのです!

★Chamber Metropolitan Trio @ ジャズ喫茶スワン(10/26)★

Matthieu Roffé (p) Damien Varaillon (b) Thomas Delor (ds)
木村 百合子 (fl)

Chamber_metropolitan_trio

フランスから来日しているピアノトリオ。来日は二度目らしいです。
バンド名を見るとクラシカルなサウンドなのか?とおもうのですが、スタンダードでは、熱くスイング、オリジナルでは洗練されたハーモニーの欧州ピアノジャズトリオ。巧かったです!
とても 良い時間となりました。折り紙をテーマにしたオリジナルは広がりがあって気に入りました!
オリジナルでは、ベースはボーイングを多用したり、ドラムはドラムセットそのままでパーカッション風に手だ叩いたり、なかなか 思いしろいアンサンブルでした。
オリジナルは、ピアニストの作品なのですが、さまざな国を旅する中で出会った各国の文化をとりいれたようです。そして、どうも、彼ら?ピアニストは日本や日本古来のもに惹かれているようですね。
そして、通訳兼お世話係?の木村百合子氏が、何曲かフルートで参加したのですが、土着的な日本的な奏法が耳に残ってます。
きっと、来年も新潟にくるんだろうなぁ。待ってますね♪

★オリエンタルピアノ 新潟ライブ @ 器 (10/28)★

ステファン・ツァピス (p)  仲野麻紀 ((as, cl, vo)  ヤン・ピタール (oud, g)
シベル・カストリアディス (vo)


Photo

(写真はFBから拝借 m(_ _)m)

そもそも、オリエンタルピアノってなんだ?ってところから始まったのです。申し訳ないのだけど、なんど案内を読んでもよくわからなかったのですが、、(恥)
ライブの中で説明がありました。西洋音楽の代表ピアノ、それは半音刻みなのだが、アラブの音楽には四半音があるので、ピアノでアラブの音楽を演奏することができない、、そこで、ピアノに工夫をして四半音をだせるピアノをつくった、それがオリエンタルピアノなのだそうです。
ライブの中では、調律という言い方だったのですが、その後調べました。
したがって、厳密に言えば新潟の会場の器のピアノはオリエンタル・ピアノではないので、ライブのタイトルは違ってくるのかもしれないのですが。。
でも、異文化を融合させたこのライブは、まさにオリエンタルピアノの精神そのものなので、これでおっけですね!
ツアーの間、メンバーが多少入れ替わるようですが、今回はフランス人のピアニスト、イスラエル人のウード&ギタリスト、ギリシャ人のヴォーカリスト、そして アルト奏者でクラリネット奏者でヴォーカルもオッケな日本人のなんとも魅惑的な組み合わせです。

一部は、中心となっているユニットKy(仲野麻紀・ヤン・ピタール)の演奏から。ちょっと、想像つかないエモーショナルなサウンドでした。。
てっきり、ウードとアルトサックスで古楽器とジャズの融合、みたいなものかとおもっていたのでしたが、曲によってエレクトリックのウード(11弦)と7弦のソリッドギターをひきわけ、サンプリング音を巧みに使って、独自の高揚感をだしています。なにより、バックコーラスつうか合いの手?もいれるし、ボディーパーカッションもするし、観ていて面白かった。
管楽器奏者は、とても叙情的な高揚感あるフレーズの連続。アルトとクラリネット(メタル・クラリネット)を使い分け、歌も情感たっぷりに歌う。
人の生活と切り離せない音楽。1部の最後の方では、ピアノも加わって異国情緒を味わいました。

休憩の後、二部がはじまります。
まずは、ピアニストがソロで1曲。私たちが今まで聴いていた欧州の旋律にはるかギリシャを望むエキゾチックな音が混じる。
そこに、管楽器が加わってちょっとジャズっぽいセッション。みんなが境界を超えてあちこちに行き交う音楽、そこにギリシャの歌姫が現れてお国の歌を歌い上げました。
音楽って、感情と切っても切り離せないのだなぁ、、と、つくづく感じた。9拍子に篭る熱い感情。。
気がつくと、ウード奏者も加わって終演へ。。

オリジナル、トラディショナル、ジャズの曲、クラシック曲、、、音楽に国境は無いって言うけど、正直、、大概は国境線が見えたりするもんです。
このライブは 音楽に国境線は意味ないものだと 心から思えました。
音楽は( もちろん歌も) 魂の叫びですね!
終了後に いろいろと質問しちゃった。興味深いことばかりだったんだものね!

もう、大ファンがたくさんいて、、うん、このユニットも来年も来ますね!

新潟から出て行かずに、濃い体験ができました。
ありがたいことです。。
んじゃ、退散♪

« やっぱりラーシュが大好き! 『Under the Clouds / Nordic Circles』 | トップページ | ジョナサン・ブレイク、デビッド・ギルモアも参加 「Reflections / ERIKA (Erika Matsuo)」 »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「旅する音楽」に出逢った2夜…。:

« やっぱりラーシュが大好き! 『Under the Clouds / Nordic Circles』 | トップページ | ジョナサン・ブレイク、デビッド・ギルモアも参加 「Reflections / ERIKA (Erika Matsuo)」 »

無料ブログはココログ