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音楽で拡がる輪

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2017年6月21日 (水)

硬質で美意識の高いライブ 『Vein @ ジャズフラッシュ (6/20)』

Vein @ ジャズフラッシュ (6/20)
Michael Arbenz (p) Thomas Lähns (b) Florian Arbenz (ds)

Vein_1

スイスのピアノトリオ、Veinの新譜ツアーに行ってました!
本当に、不勉強で恥ずかしいのですが、全くこのピアノトリオを知りませんでした。。
2006年にアルバムデビューし、これまでに同じメンバーで10枚以上リリースしているそうです。
で、ご案内があってから、YouTubeなどを観ると、、すごいじゃありませんか!!
なんだかんだと、調整しての参加です。笑
キャッチコピーの、「カミソリスピードの反応」に嘘はなく、高速、変拍子、転調、の中での、瞬時の反応はお見事なもので、たっぷりスリルと迫力を味わいました!

彼らのオリジナルを中心に、スタンダードも入った構成。
新譜の曲を観ていると、ピアニストだけでなく全員で曲を提供してました。
残念ながら、今回のライブではどうだったのかのわからないのですが、オリジナルは新譜からが多かったとおもいます。

演奏は、高揚感、一体感のあるスリリングな展開の演奏に持ち込むことが多いのですが、間にはいるゆったりした曲も素敵♪ 
エリントンの美しいバラード「Reflections in D」をピアノ・ソロで演奏したのですが、その透明感、澄んだ空気はスイスエアそのもの。美意識の塊でした。

スタンダードも まったく別もの!「Summertime」、いやいや 面白かった!
真面目な話、スタンダードをカバーするときって、イントロのどこかでなんとなく臭うのですが、ふと気がつくとテーマメロディが演奏されていて、そこからまた、違う世界と、あっちとこっちを行ったり来たりする感じ。常に、彼らのペースに引きずり込まれてしまします。

ピアノのダイナミックな音使いはもちろん、エモーショナルなベース、タイトなドラムと三位一体の演奏を楽しませていただきました!
演奏の形態も、トリオ、デュオ、ソロをうまく組み合わせて、さすが、同じトリオで10年以上の実績なんだな、と、感じました。
もう、ハイレベルな演奏とグルーヴに酔いしれて後半踊りそうだったですっ。笑

最後は、サインを頂いて終了。

Vein_2


スイスと、いえば、、ティエリー・ラングの私、、でも、他の方々も侮れないなぁ。
今日のおまけは、新譜「the chamber music effect」のトレーラー?

今回も、大沢氏、樋口さま、大変お世話になりました!
んじゃ、退散♪

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コメント

こんにちは。
私は先週17日、横浜Aireginでのライブに行きました。
実は私も彼らの存在を知ったのが、ライブ数日前。
SNSのお友だちが呟いていてつられてチェックしたら、
あー!これは行くしかないということで(笑)

当日朝にCDが届き道すがら予習しながら臨みましたが、
あまり意味はありませんでした(爆)
やたら手数が多く、変拍子の連続に悶えながら聴いていました。
「3枚で5000円!」につられて新譜を含む同じCD買ってきました。

しかし、3人ともデカかったですね~!

奇天烈音楽士!!横浜のライブに行ったのですね。
私も、新潟市内で大沢氏のライブをお手伝いしていらっしゃる方からの情報でした。

ライブの後に大沢氏が珍しく「3枚5000円」のアナウンスをなさって、、
思わず、財布の口がゆるみました。

ライブの後で、みなさんと写真をとったのですが、、
150センチちょっとの私は、、小人でしたね。笑
コメントをありがとうございました♪

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