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2017年6月 4日 (日)

夢見心地 『Small Town / Bill Frisell Thomas Morgan』

Small_town


フリゼールは、今年の一月にロイドのバンドで来日した時に聴きました。
いや。。やっぱり、音色とかタッチとか好みっす。

トーマス・モーガンは、ペトラ・ヘイデン参加で話題になった前作『When You Wish Upon a Star』にも参加してましたね。この2人のデュオと聞いて、首を長くして待っていました!
ヴィレッジ・ヴァンガードのライブ盤。

オープナーはポール・モチアンの「It Should Have Happened A Long Time Ago 」。
2人ともモチアンとの共演があり、敬意を表した演奏。幽玄で、余白の多い深遠な世界。
レジェンド リー・コニッツの曲「Subcouscious Lee」。抑制の効いたクールな曲調を2人で淡々と。
牧歌的でのどかな演奏からエキゾチックで叙情的な調べに変わるフリゼール曲「Song For Andrew No.1」。
フォークソング「Wildwood Flower 」は、お得意のカントリー調で。
タイトル曲「Small Town」は、フリゼールの曲。優しさと哀愁のつまった素敵な曲。名曲だね。
ファッツ・ドミノの「What A Party」は、古き良きアメリカの匂い。
共作「Poet - Pearl 」は、静かなのどかな2人の会話。
終演は、ちょっとびっくりな「Goldfinger」。静かに揺らぐ007の有名なあのメロディ。

2人は阿吽ですが、超絶技巧とはちょっと違った感性の掛け合い。
いあやぁ。。癒される。お疲れのあなたに超おすすめ。

1. It Should Have Happened A Long Time Ago
2. Subcouscious Lee
3. Song For Andrew No.1
4. Wildwood Flower
5. Small Town
6. What A Party
7. Poet - Pearl
8. Goldfinger

Bill Frisell (g)
Thomas Morgan (b)

今日のおまけは、ECMレーベルからで「Small Town」

2人 来日しますよね。聴きに行きたいな。。
新潟は、とっても寒いんですけど。。

んじゃ、退散♪

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コメント

いや~、このメンバーのデュオなら聴いてみたかったですよねえ。期待通りのいい塩梅で、ライヴが進行していきます。やはり音が少ない系でもこの2人ならサウンドから満足以上のものが得られるような気がしてます。聴いて良かった1枚になりました。

TBさせていただきます。

910さま、1曲めからノックダウンでした。

当然、お二人とも巧いのではありますが、、、
超絶という世界からは一線をおいた空間でした。
今度の来日時にも、デュオもあるのかな。。
とっても素敵なアルバムだとおもいました。

トラバありがとうございます。

Suzuckさん,こんにちは。

ビルフリはビルフリとして,このアルバムの訴求度を高めたのはThomas Morganだと思います。あの内気そうな青年が,ベースを弾くと素晴らしい音を出すというのがなんとも面白いです。

このデュオなら聞いてみたいと思っちゃいますよね。

ということでTBさせて頂きます。

閣下、、トラバありがとうございました。

「このアルバムの訴求度を高めたのはThomas Morgan」

これは、仰せのとおりかもしれませんね。
ビルフリの夢の世界をかろうじて現実世界と結びつけてるのは彼のベースですね。
目が醒めるような、、って、言うのとは違うんですが、昨日も渾身の演奏でした。
トーマス・モーガン買のアルバムは今後も増えていくと思います。

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