躍動感が進化した 『外山安樹子トリオ@Jazz FLASH (6/9)』
外山安樹子トリオ@Jazz FLASH (6/9)
外山安樹子(p) 関口宗之(b) 秋葉正樹(ds)
今年は、関口ベースとデュオのアルバムをだして10年になるそうです。
オリジナルが50曲以上あるとも仰られてました。
今回も、新曲「ミスティック・・・(失念)」と「春遠し」をセットに1曲づついれてた。ともに、外山さんらしい感情表現の世界だとおもいました。
ええと、3人の呼吸や感情を演奏で一緒に味わえるパーマネントなバンドの良さがわかるバンドかとおもいます。
いつもは、東京界隈で演奏しているバンドですが、新潟のあたたかな応援団に囲まれて、「私絶好調ですっ!」って、そのもののエキサイティングな演奏でした。
新譜の『Tres Trick』は、長年積み上げてきたトリオでの成熟の成果の一つとして、彼女の大きな魅力の一つの叙情性あふれるメロディをいかした演奏とは真逆のパーカッシヴでエキサイティング、トリッキーな演奏で、新しい方向を開いたと感じます。
ライブは、オリジナルの「Water Iris」にはじまり、スランダードも何曲かいれ、新旧のオリジナルを散りばめた、ファンに嬉しい内容。
1セット目のおしまい?に演奏した「 Caravan」での3人それぞれのソロが熱く、特に関口ベースのソロのかっこよさに持ってかれました!客席も燃えました!
2セット目は最後に、彼女の二面性を代表するような曲、感性の塊のような「Warm Snow」と、チェレンジャーで瞬発力勝負の「Tres Trick」というジャズ批評のメロディ大賞に選ばれた2曲を続け、改めて「Spear or Shield」というオリジナルの意味するところがわかるような気がしました。
アンコールは、新潟ゆかりの曲「May Journey」。最後まで、ファン心理を掴んだ選曲でしたね♪
当然ですが、、手抜き一切なしの躍動感あふれる演奏と胸にキュンとくる叙情的メロディ。3人の呼吸もますますぴったりで、ハードドライヴィングな演奏の連続でした。パワー炸裂!
で、楽しい打ち上げにも参加でき、酔っ払って帰宅です。
うん。またまた、記憶がかなり曖昧なのですが。。それがどうした!と、開き直りたい。。m(_ _)m
メンバーの皆さま、マスター&女将、そしてたくさんの応援団の皆さま、、楽しいひと時をご一緒させていただきまして。。ありがとうございました。m(_ _)m
はい、真夜中のサービスショット!
今日は佐渡だそうです。盛会でありますように。
んじゃ、退散♪
« 伝統を核に現代的センスで勝負 『Gerald Clayton Quartet @ 丸の内Cotton Club (6/5 1st)』 | トップページ | 蒸し暑い夜に… 『Silent Light / Dominic Miller』 »
「JAZZ」カテゴリの記事
- ミュンヘン出身のベーシスト、ニルス・クーゲルマンがピアノ・トリオを♪(2023.05.28)
- 外山 安樹子 トリオが、新譜をリリース♪(2023.05.24)
- いよいよ、、フレッド・ハーシュがECMからリーダー作が…(2023.05.17)
- 海野 雅威のニューヨーク・トリオの復帰第2作が5月にリリース!(2023.05.13)
- 宮本 貴奈が4曲で歌っている 『After the Rain / Double Rainbow (小沼 ようすけ 宮本 貴奈) 』(2023.05.10)
« 伝統を核に現代的センスで勝負 『Gerald Clayton Quartet @ 丸の内Cotton Club (6/5 1st)』 | トップページ | 蒸し暑い夜に… 『Silent Light / Dominic Miller』 »
コメント