2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

音楽で拡がる輪

« 過去の遺産を未来へ繋げた軌跡 『Y / Yaron Herman』 | トップページ | 余白に身を委ねる快感  『incomplete voices / Ryosuke Hashizume Group (橋爪亮督)』 »

2017年5月 5日 (金)

粋でいなせ、旨味溢れる 『A Different Truth / T-Riot 』

A_different_truth


イタリアにコネクションの強いAlbore Jazzの新作は、プーリャ発ピアノ・トリオ、T-Riot。
芳醇なフレージング、力強くソウルフルで明朗快活に歌い上げるピアノと機動力あるリズム陣の演奏に拍手喝采請け合い。

オープナーは、快走する「Desert Highway」。メリハリ効いた演奏とメロディに心浮き立つ。アーシーに快活にビリー・テイラーの「I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free」。ゲーリー・バーツの「Libra 」を硬派で漢気あふれるイケイケで。もう、スカッとしまっせ!
エモーショナルでドラマチックに始まる「Pharaoh Of Love」は、歌心たっぷりのバラード。陰影のある演奏「Sad Devil」。キャッチーでブルージーな「A Long Goodbye」。ロック界のカリスマ、プリスンスの「Sign Of The Times」もソウルフルに。イギリスのシンガーソングライター、サム・スミスの「Stay With Me 」は、情感あるトラックに。「St Petersburg Train」は、歪ませたWurlitzer、テルミン風サウンド、ピアノの3種でサウンドにこだわっりファンキーに!
終演は、アン・ロネルの「Willow Weep For Me 」。粋で旨味たっぷりの演奏。

心にストレートに響く演奏。
ジャズの旨味たっぷり、粋でいなせ。硬派で漢気溢れる演奏と躍動感ある録音に、熱いジャズへ想いで感極まること請け合いでっせ。

1. Desert Highway (Pietro Vincenti)
2. I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free (Billy Taylor)
3. Libra (Gary Bartz)
4. Pharaoh Of Love (Pietro Vincenti)
5. Sad Devil (Pietro Vincenti)
6. A Long Goodbye (P. Vincenti / C. Pace / F. Lomagistro)
7. Sign Of The Times (Prince)
8. Stay With Me (Sam Smith)
9. St Petersburg Train (Pietro Vincenti)
10. Willow Weep For Me (Ann Ronell)

Pietro Vincenti (p)
Camillo Pace (b)
Francesco Lomagistro (ds)

今日のおまけは「Libra」。

連休のお疲れをとるスカッとしたピアノトリオですよ。
やはり、録音もとてもいいです!

んじゃ、退散♪

« 過去の遺産を未来へ繋げた軌跡 『Y / Yaron Herman』 | トップページ | 余白に身を委ねる快感  『incomplete voices / Ryosuke Hashizume Group (橋爪亮督)』 »

JAZZ(Grazie Italia )」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 粋でいなせ、旨味溢れる 『A Different Truth / T-Riot 』:

« 過去の遺産を未来へ繋げた軌跡 『Y / Yaron Herman』 | トップページ | 余白に身を委ねる快感  『incomplete voices / Ryosuke Hashizume Group (橋爪亮督)』 »

無料ブログはココログ