音楽の妖精 『Esperanza Spalding @ ブルーノート東京 (3/29 2nd)』
このライブは3月末に聴いたものです。すでに、、4月、、曲や曲順とかは忘れてしまいました。
が、強烈に印象に残ったライブでしたので、、少し記憶をブログに書き留めておきます。m(_ _)m
Esperanza Spalding @ ブルーノート東京 (3/29 2nd)
Esperanza Spalding (b, vo)Matthew Stevens(g)Justin Tyson (ds)
ベースを弾きながら歌うキュートな妖精、エスペランサ・スポルディングさま。
今回は、ギター、ドラムというシンプルな編成で突然ブルーノート東京に降臨。
思わず、予約をとってしまいました。笑
ウッドベースと5弦フレットレスベースの両刀遣い。しかも、ベースラインを弾きながら ギターと歌でユニゾンとか、お見事すぎる!
ベースだけでも 歌だけでも ハンパなく超一流なのに めっちゃキュートで可愛い笑顔、スタイルバツグン!神さま 随分と不公平すぎませんか。。汗
自由席の10番代ということで、ベストポジションとはいいがたいのですが、ど真ん中の前から二番目、エスペランサさまの目の前に座れました。
始まるまでの周りの会話を聞いていると、すでにエスペランサの公演になんども足を運んでいる方々に囲まれたようです。どうも、調子は日にひに上り調子とのこと。
そうであっても、なくても、、元のレベルがすんごく高いのだよなぁ、、などと思っていると、、定刻10分過ぎくらいに開始。見渡せば、超満員で臨時の席もめいっぱい出てます。
エスペランサは、白のオーバーオール風のパンツはくるぶしが見えみえのたけで、そこにとても仕立てのいい上着を羽織ってる。ファッション雑誌から抜け出てきたような洗練された可愛さ。
トレードマークのナチュラルなヘアースタイルは、動くと連獅子のアレみたいにふわふわゆれる。
1曲目は、ベース弾き語り?のぶっとんでる「Nothing Like You」。攻めてる。
歌もベースも攻めてる。あの妙竹林感をばっちし歌い上げてウッドベースもバッチリでいきなり目が点になってしまった。
次はエルメット・パスコアールの「Ginga Carioca」だったとおもう。スキャット?しながらベースラインを弾くだけでも充分すごいのにギターとユニゾンしていたと思う。もう、何者ななのだ、この人は状態です。笑
ギターのマシュー・スティーブンスは、ウネった感じでジョンスコみたいなんで、普通は一緒に歌うのだけでも難しいきがする。しかも、すごく頑張っていていい感じに変態。
ドラムのジャスティン・タイソンも、奔放に動き回るエスペランサに俊敏に反応し、タイトでカッコいサポート。
でも、ごめんなさい。エスペランサ、凄すぎるんです。。もう、目が釘付けで。。
もう1曲くらいウッドベースで歌った後に、5弦フレットレスベースにチェンジして「Cinnamon Tree」。フレットレスベースを抱えて歌いまくる、彼女は音楽の申し子。
アンコールも含めて約90分近く演奏してくれたのですが、可愛い笑顔と裏腹の凄まじいテクニックに圧倒された私でした。
ギタートリオだったんで、ピアノよりもっと自由度が高かったこともあるとおもいますが、笑顔で常に攻めまくっていたエスペランサは最高!
と、一人で満足したあとは、、新幹線も終わってしまい、各駅停車の旅となったのでありました。
んじゃ、退散♪
« 超絶集団 『The Chick Corea Elektric Band @ BN東京 (3/19 1st, 2nd)』 | トップページ | 春雨のような 『Potsdamer Platz / Jan Lundgren』 »
「JAZZ」カテゴリの記事
- 今度の土日は、第46回新潟ジャズストリートで〜す♪(2025.07.16)
- 『ジャズ批評 246号』が、、でてました〜(2025.06.28)
- 叙情性と優雅さはそのまま、より高い芸術性を持つ 『Beamo / Mozdzer , Danielsson , Fresco』(2025.06.08)
- ビター・テイストで深遠な世界 『Homage / Joe Lovano with Marcin Wasilewski Trio』(2025.06.01)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 音楽の妖精 『Esperanza Spalding @ ブルーノート東京 (3/29 2nd)』:
» Esperanza Spalding@Blue Note参戦記 [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
私が,Esperanza Spaldingのライブを見たのはほぼ4年前のオーチャード・ホールに遡る(その時の記事はこちら)。その後も昨年はEmily's D+Evolutionのリリースを受けたツアー [続きを読む]
« 超絶集団 『The Chick Corea Elektric Band @ BN東京 (3/19 1st, 2nd)』 | トップページ | 春雨のような 『Potsdamer Platz / Jan Lundgren』 »
こんばんわ。
エスペランサ生で見たい!音楽の妖精という言葉がぴったり。
ブラックゴールドがやはり一番好きなのですが、この曲を聞くと、
思わずニヤリとして、体が前後にスイングします。
名古屋にも来てほしかったです。
suzuckさんうらやましい。
投稿: bleyasa | 2017年4月 4日 (火) 21時59分
bleyasaさま、本当に妖精のように可愛かったです。
どんな曲も、どんな曲調でも、、とってもノリノリで
ちょっと、信じられないくらいのパフォーマンスなのですが、、
常にキュートな笑顔でほんわかしていることも事実です。
いや、、新潟にもきて欲しかったですって。。
投稿: Suzuck | 2017年4月 5日 (水) 09時16分
Suzuckさん,こんばんは。TBありがとうございました。押さえるところは押さえてますねぇ(笑)。
このライブを見ていて,Esperanza Spaldingと言う人のベースのうまさにまずはノックアウトされたって感じでした。前回,オーチャードで見た時はそこまでは感じなかったと思いますが,とにかくアコースティックもエレクトリックもうまい。そして,歌も上手いってことで,才能がある人は違います。
いずれにしても大いに楽しめるライブだったと思います。ということで,こちらからもTBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2017年4月 6日 (木) 00時45分
閣下、トラバありがとうございます。
相変わらず、時間の使い方が下手くそで、、
随分たってからのブログアップでお恥ずかしいです。
わたしは、皆さんからあまりに人気ののないエミリーを観ているのですが、、
なんせ、わたしの頭は1世代前なので、、今回のライブが俄然燃えました。
でも、Emily's D+Evolution は、彼女の深い世界を観せてくれた貴重な一コマだと思ってます。
投稿: Suzuck | 2017年4月 6日 (木) 18時33分