西口明宏 トリオ @ 新宿ピットイン (1/25 昼)
西口明宏(sax) 須川崇志(b) 石若 駿(ds)
昨年の夏に前橋でこのトリオにピアノのMichel Reisが入ったライブを聴きました。怒涛の攻めの態勢に痺れまくった私です。
なので、ぜひこのトリオを聴いてみたかった。今回は お得チケットを使ってプチ遠征。
1セット一曲めは新曲だそうですが、なんか即興って感じで、ソプラノつかったフリーでアヴァンギャルドな演奏。
いや、初めからとばします。
テナーに持ち替えて、怒号のサックス、俊足瞬発持久力のドラム、強靭なベースと三位一体の見せ場続く。
もう迫り来る音の波が半端じゃない!
特に1セット目最後に演奏した「Campfire」は、サックスとドラムがもろ対面形式で、サックスがステップ踏んで煽ります。
ドラムと真っ向勝負。その強烈な音に絡むベースの凄いこと。
ぐらぐらに揺さぶられてきました。。
そう、モンクの「Pannonica」以外はオリジナル。1セット、手に汗握る展開。
休憩中に、石若ドラマーの新譜に石若ドラマーのサイン、海野ドラマーの新譜に西口サックスのサインをいただきました。
2セット目も最初はソプラノ。1セット目以上にフリーキィーに嗚咽。
力強くフレーズをリフレインしながら燃え上がる。
もう、、「Scarecrow」と凄かった〜〜♪
最高レベルのサックストリオを堪能しました。
昼ピットなのですが、注目度が高いようでたくさんのお客様がいらしてました。
そして、アンコールもあった!
なんと、スタンダードの「Body & Soul」。
テナーサックス、、ものすごくいい音で空気を震わせていました。かっこええ。
と、
コードレスの大きな空間を3人で複雑な模様でぎっちり埋め尽くした圧倒的なサウンドが大迫力で迫ってきました。いや、、また、聴きに行きたい。。
んじゃ、退散♪
« 春を待ちながら…『Pentagon Tapes / Dag Arnesen Trio』 | トップページ | Tore Brunborg Slow Snow Quartet @ Jazz FLASH (1/26) »
「JAZZ」カテゴリの記事
- 叙情性と優雅さはそのまま、より高い芸術性を持つ 『Beamo / Mozdzer , Danielsson , Fresco』(2025.06.08)
- ビター・テイストで深遠な世界 『Homage / Joe Lovano with Marcin Wasilewski Trio』(2025.06.01)
- 心を彩る1枚 『Aperio / megumi』(2025.05.18)
- 『ジャズ批評 245号』がでました〜♪(2025.04.26)
- 美しく哀愁あふれた世界 『Mare Nostrum IV / Paolo Fresu Richard Galliano Jan Lundgren』(2025.04.06)
« 春を待ちながら…『Pentagon Tapes / Dag Arnesen Trio』 | トップページ | Tore Brunborg Slow Snow Quartet @ Jazz FLASH (1/26) »
コメント