楠直孝 PianoTrio @ ジャズフラッシュ (12/3)
楠直孝PianoTrio*JazzLive @ ジャズフラッシュ (12/4)
楠 直孝 (p) カイドー ユタカ (b) 嘉本 信一郎 (ds)
楠ピアノは、最初に聴いたのは東京理科大繋がりで市川裕也サックスのバンドだとおもいます。とにかく、手が早い。音数も超多いです。
嘉本ドラマーは、北欧ジャズをバックボーンとした音のコントロールが巧みなドラマー。そして、カイドウベースは初めましてです。m(_ _)m
オープナーはメロディアスでテーマが美しいアラン・パスクァの「To Love Again」。叙情的なしっとりしたピアノを聴かせ、途中方からはどんどんヒートアップしていく感じ。ピアノとドラムは呼応しあって鼓舞しあい、真ん中のカイドウベースの淡々した感じで何気にすごいソロ。掴みはおっけーですよね。
続いては、コルトレーンの「Moment's Notice」。すっごい高揚感!スピード感。パーカッシブでアグレッシブ、まさにシーツ オブ サウンドでパワフルな楠ピアノ。当然、バンドもアゲアゲです。いぇーい♪
MC挟んで、ピエラヌンツィの「Don't Forget The Poet」。ピエラヌンツィの叙情的な曲でのベースフィーチャーでベースとピアノの二重線が絡まるようで素敵。情熱的ね。
同じ賑やかでも賑やかさが違うんだ、と、宣言して、、タニア・マリアの「Yatra Ta」。当然、ドラムの嘉本フューチャーでファンキーなサンバを劇的に。すごい、正確な連射砲のように繰り出されるさまざまの音。独りサンバ隊。鬼ですな。
冒頭にベースをフィーチャーしたオリジナル「飄然として」。タイトルは夏目漱石の短編に何度もでてくる言葉だそうです。独特の音色とフレージングのベースが作り出す雰囲気はサウンドのスパイス。明るい親しみやすいメロディ。一セット目終演!
休憩中に友だちがふええて、2セット目にGo〜♪
ピアノだけで静かにしっとりと始まった「ニュー・シネマ・パラダイス」。トリオ演奏になってからもドラマチックにゆったりと。ベースはずっとボーイングで情感ある演奏。一転、疾走する「Lotus Blossom」。三位一体ね。一曲優しいメロディアスな曲(タイトル失念)を挟んで、再びドラムフィーチャーでチック・コリアの「Armando's Rhumba」。ラテン曲で、再度、素晴らしく観せる聴かせる!今回もすごかった、、、。。
最後は楠オリジナルのバラードに思えないバラード曲。フリーでアヴァンギャルドで始まる意表をつく展開からの静かなテーマの繰り返し。繰り返し、、繰り返し。。。
なんでしょうか、、逃げていく恋人を追いかけるようなスリル?
そして、アンコールは、誰もが知ってるビートルズ曲「Hey Jude」を明るく華やかに。
常に高揚感溢れるパワフルな超カロリー消費型 細身トリオでしたね。
実は、楠ピアノはロマンチックな人なんだろうな、と、思った夜でした。
コーディネイトした美人マネージャーさま、おつかれまさでした!
んじゃ、退散♪
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