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音楽で拡がる輪

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2016年11月17日 (木)

佐藤浩一 "Melancholy of a Journey" スペシャルアンサンブル@かわさきジャズ2016(11/16)

佐藤浩一 "Melancholy of a Journey" スペシャルアンサンブル@かわさきジャズ2016(11/16)
佐藤浩一(p) 土井徳浩(cl,bcl) 市野元彦(g) 千葉広樹(b) 則武諒(ds)
special guest
市原ひかり(tp) 和田充弘(tb)須原杏(vln) 徳澤青弦(cello)

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ピアニスト佐藤浩一の 『Melancholy of a Journey』スペシャルアンサンブルを聴いてきました。
オリジナルメンバーだけでも個性的で頼りになる方々ばかりなのです。
佐藤浩一の今表現したい心象風景がつまった素晴らしい一枚なのですが、「かわさきジャズ」の為のスペシャルユニットでの演奏とのことで、メンバーの発表とすぐにチケット申し込みました!!
会場は、平日の早い時間ですが、ほぼ満席です。

最初は、オリジナルのメンバーで組曲になっている「The Railway Station」。
郷愁のあるメロディが流れると同時にそれぞれの心に風景が浮かび上がる。
生で聴く「The Railway Station」は、とても感動的、アルバムを聴いて思っていたように、繊細な音の重なり、楽器同士が美しく共鳴しあい、でも各自の心は自由な感じ。
そこに次曲の「The Railway Station 2 」からは、ゲストが加わります。
いやぁ、ここで全員の音が重なった時には、泣きそうになるくらい美しく高揚感がありました!

曲によって、メンバーを変えながら、時にはフリーとなったりするけれども、どんな時にも濁った音は全くなく、とてもメロディックな演奏で全編最高。
演奏している人たちの緊張も手に取るようにわかるのだけどれど、魅惑的な音を持つ達人たちの極上のハーモニーが鳴り響き、瞬間瞬間で私は昇天しそうでございました。官能的にまで美しかった。
しかも、もともと、佐藤曲は彼の心象風景や旅先での現実の風景にインスパイアされてできた曲なので、聴いている私たちも色々な風景や状況が頭に浮かんできます!

ピアノの演奏はもちろんのこと、、それぞれの演奏や音色の素晴らしいこと!!
きっと、彼が想い描いた音の風景が忠実に再現されているのでしょう。。
コンポーザーやピアニストとしての実力はもちろんアレンジャーとしても素晴らしい才能をお持ちなのだと、つくづく思った夜でした。

セットリストがありましたので、載せておきます。
真面目にどの演奏もよかったのですが、チェロフィーチャーした「morceau 」で、弦楽器3つでの市野ギターの音の選び方がツボにはまり息がとまりそうでした。
いや、皆さま、、すごい場面があるのですが、時間もなくなり、、とりとめもなくなってきましたので、、これでおしまい。。。

1. The Railway Station
2. The Railway Station 2
3.Dark And Elegant
4.morceau
5. Bird of Passage
休憩
6. Reverse Run
7. Heaven
8. Sognsvann
9. The Railway Station 3
10. Voyager
11. The Railway Station 4
Enc. First Cry

川崎の駅の周辺はクリスマスになっていましたよ。

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んじゃ、退散♪

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コメント

川崎にいらしてたんですね。川崎駅はバスで15分ほどの地元です。
下の写真はラゾーナでの写真かな?
それにしても、神出鬼没...。

910さま、そうなんですね。お誘いすればよかったですよね。
ラゾーナ?っていうんでしたっけ?川崎駅から直結した広場です。

ええとですね、、この日は、車で群馬の実家まで母の顔をみに行きました。
その後、高崎駅に車を置いて、新幹線で向かいました。
こうやって、書いていると神出鬼没なかんじですが、、私のお友だちには、意外とすんなり受け止めてもらってます。笑

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