大人のための絵本LIVE〜2016秋スペシャル @ ジャズフラッシュ(11/11)
大人のための絵本LIVE〜2016秋スペシャル @ ジャズフラッシュ(11/11)
大人のための絵本LIVEのメンバー7人の朗読と、ベルリン在住の高瀬アキ (p)との出会いの場。
大人も子どももたのしめる絵本。
大人になると「読む側」になってしまうのですが、「大人のための絵本LIVE」は文字通り大人のための読み聞かせ。笑
今回はスペシャルヴァージョンで、ベルリン在住のピアニスト高瀬アキが参加です。
7人の読み手が(紙芝居や詩の朗読も)お気に入りの絵本を読み上げます。
そこに 高瀬アキが音をつける。普通に弾くこともあれば、、内部演奏のこともあるし、効果音的に音のスパイスを叩くこともある。かなり、面白い。
ほぼ、打ち合わせなしとのことでしたが、、
さすが、即興の女王!
読み手のそれぞれ違ったリズムとムードに合わせて、場面場面で想像力豊かな音世界をつくりあげていました。
途中、休憩前か後に、、1曲ソロで「sakura」というドラマチックな曲を披露。
桜の美しさ、儚さ、そしてものの憐れのような複雑な感情がこもった聴きごたえずっしりの演奏!
来年には、サックス奏者David Murrayとデュオのアルバム「Cherry」がでるそうです。楽しみですね!
どの読み手とのコラボも面白かったのですが、「100万回生きたねこ」には、ミンガスの「Goodbye Pork Pie Hat」を物語の進行とともに演奏。
この曲調と物語の内容がびったり合って、心にズシんと響きました。
ジャズフラッシュの明子女将の読んだ「月夜のみみずく( Owl Moon)」では、オリジナル曲の「ミネルヴァのふくろう」でした。朗読歴も、ジャズ愛好歴も長い彼女は、曲の特徴もよくとらえた朗読で深みがありました。彼女自身が曲をリクエストしたそうですので、しっくりとした内容でしたね。
最後は、「あいさつがいっぱい」を7人で代わる代わる登場。
その場で、どのあいさつにするかをひいた即興パフォーマンス。皆さんの素敵な声をもう一度聴けた素敵なアイディアでした!
大人も子ども真ん中にあるものは一緒。素敵な音楽と絵本の朗読は、、まさに「大人のための絵本LIVE」は、楽しい2時間でした!
12月9日にジャズフラッシュで開催する「Mistletoe Magic Tour 」のクリスマススペシャルライブでも、新潟の野澤美穂ピアニストとジャズフラッシュの明子女将のクリスマス絵本朗読のコラボを予定してます。題材は「トムテ」という心静かな名作です。
また、案内をだしますので、お近くの方は是非いらしてくださいね。
んじゃ、退散♪
« 金曜日の夜に、まったく似合わない音楽 『Aziza 』 | トップページ | 冬色の空の下で 『Lull / 林 正樹』 »
« 金曜日の夜に、まったく似合わない音楽 『Aziza 』 | トップページ | 冬色の空の下で 『Lull / 林 正樹』 »
コメント