夏の疲れがとれる…『Childhood / 渋谷 毅 市野元彦 外山 明』
ちょっと、秋になったかな??
『rabbitoo』を主催されている大好きなギターリスト市野元彦さまが、ベテランピアニスト渋谷毅氏と共演を始めたのは、ピアニストが『Tme Flows(like water) / 市野元彦』をライブの合間に聴いたことから。そこに個性派外山明ドラマーをゲストに迎える形の演奏を録音したもの。
スティーブ・スワローとリー・コニッツの曲以外は市野作品。全編、穏やかで美しい音空間です♪
オープナーは、静かな回想風景のような「Childhood」。柔らかな音、暖かなハーモニー、心にやんわり響く。パッチワークのようで遊び心ある「No Restrictions for Plasterer」。
自然な時の流れに身を任せしっとり聴きたい「Short Piece for a Day」。ピアノからもギターからも奏でられるは優しい風景。
スティーブ・スワローの名曲「Falling Grace」の優しさ、美しさ。リー・コニッツの「Subconscious-Lee」は、モダンでクールに。
歩調を合わせるような「Hiking」は、どこか楽しい。終演は郷愁に溢れしみじみしてしまう「Folk Song」。どこまでも穏やかで想像が膨らんでいく音風景。
優しい素敵な曲が並んでいます。そして、互いに見つめ合う静かな音風景が心に沁みます。
優しく秋に誘ってくれる1枚です。、
1. Childhood
2. No Restrictions for Plasterer
3. Short Piece for a Day(Ichino Motohiko)
4. Falling Grace(Steve Swallow)
5. Subconscious-Lee(Lee Konitz)
6. Hiking(Ichino Motohiko)
7. Folk Song(Ichino Motohiko)
渋谷 毅(p)
市野元彦(g)
外山 明(ds)
初回限定「I’m so lonesome I could cry」(Hank Williams)CDーR付き
今日のおまけは同じメンバーで演奏している「Folk Song」
朝晩は、涼しくなってきましたね。
でも、、昼間とのギャップに体がついていきません。。。
んじゃ、退散♪
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