Chick Corea Trilogy with Avishai Cohen & Marcus Gilmore @ 東京ブルーノート(10/15 1st)
Chick Corea Trilogy @ 東京ブルーノート(10/15 1st)
with Avishai Cohen & Marcus Gilmore
Chick Corea (p) Avishai Cohen (b) Marcus Gilmore (ds)
メンバー的にもとってもそそられるものがあって、、9月は忙しいのに速攻で予約しちゃいました。
当然、弾丸で聴きにいってきました。
会場は、ちょう満員。先週になって時間ができた友だちは満席で来られなかった。
そうそう、あの臨時椅子もでる大盛況!
メンバー紹介の後、ひとしきり会場の歌唱指導(笑)そこから、一転、シュッと音圧が変わって「500 Miles High」。高速パッセージを織り込みながらどんどん聴衆を惹き付けていく。ベースに絡みつくように力強い音を弾き出すベース、まぁ、よく歌います。相変わらず、凄すぎて目が釘ずけになってしまう。
エッジの効いた音でサポートするドラムの心地いいこと、ソロは迫力あること。彼らの演奏をじっと聴いている大御所の真剣な眼差し。
この1曲終わって、大御所はこのトリオで高みを極める覚悟なんだなぁ、って、みんな思ったと思う。
MCが入って美麗なフレーズ満載でクリスタルのように煌めくソロから入った「Alice In Wonderland」。3人は互いの演奏が嬉しくて仕方ない、って感じで微笑みあう。そして、チックさまもアヴィシャイも何気にソロでの加速感がすごい。本当に不思議の国に迷ったようなアレンジ。
やっぱり、凄いな。。この後も曲毎にMCを挟んで「Continuous」、「Just You One」、「Fingerprints」と、超絶で個性的な2人の演奏に応える熱い演奏を続けました。大御所やっぱり凄いわ。
面白かったのは、「Just You One」はアヴィシャイの曲で、、この曲だけチックさまは楽譜取り出してガン見しながらの演奏。
互いの瞬時の反応を楽しむような、壮絶なインプロの嵐もチックならではのラテンフレーバーと美意識で最後はチック・コリアワールドになってしまう凄さ!
アンコールはライブの途中にも掛け声のあった人気曲「Spain」。
最初はフレーズ毎に会場にハモらせてみんなを盛り上げます。最後は手拍子、ハモり、大盛り上がり!
ブルーノートのステージではめったいに見られないステージ上での握手、、前の人たちとにこやかに握手してた。
これから、ライブの方、、前列にいたら、、迷わず手を差し伸べるべし! 笑
そういえば、、以前に新潟に来た時にも、終了後にステージ前に移動してみんなと握手してましたね。
本当に、フレンドリーでハートフルなお方でした。MCできちんと曲名も教えてくれるし、メンバーを友だちだってさり気なく優しいですね。
って、ご期待通り、、何気に超絶演奏のスーパートリオでした。
前日も、素敵なライブにでかけたのでちょっとお疲れでしたが、テンションアップで新幹線で寝られなくなりました。笑
んじゃ、退散♪
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Suzuckさんこんにちは。
すごい刺激的な夢の競演ですね。
このライブ聴かれたとは...いや~うらやましいです。
CHOLET-KANZIG-PAPAUXも”スゴ”でしたが..
投稿: baikinnmann | 2016年9月17日 (土) 16時24分
baikinnmannさま、こんにちは。
どうも新譜追いしていると、大御所の動向に疎くなってたりするのですが、、
さすが、チックさまの考えることは違いますねぇ。
アヴィシャイは、全身全霊で弾きまくってましたよ。
でも、CKP Trioも本当に凄かったのですよ。
特に、小さなウッディな箱なので響きも良くて。
なにより、知人とそういう時間を共有できたのは至福の喜びでした。
投稿: Suzuck | 2016年9月18日 (日) 15時52分