大人の夏休みには『Unravel / Defne Sahin 』
この秋の楽しみは大好きなGretchen Parlatoがが『Tillery』ってユニットで新譜をだすことで〜す♪
で、、このアルバムを出したドイツ生まれのトルコ系の女性ヴォーカルDefne Sahinは、グレッチェン・パーラトのお弟子さんです。音楽に造詣の深いShogaさまにご紹介いただき、購入したのですが、これが、蒸し暑い日本の夏を忘れさせてくれる爽やかなサウンド。
メンバーもゲストも気になる方がたが集合です!
オープナーでタイトル曲の「Unravel」から、コンテポラリーな演奏にのせてナチュラル、オーガニックな歌声が響きます。話題のキュバーのピアニストFabian Almazanのスパイラルな演奏にのって高く舞いあがる歌唱力に脱帽。
Guillermo Kleinがアレンジの「Maca 」はセンチでポップ。しっとり心に届く「Sonnet 18」。
ギターのKeisuke Matsunoが参加の「No More Words to Say」、「Oriental Path 」はヴォイスで、メンバーと絡みバンドサウンドを盛り上げる。で、Keisuke Matsunoは日本人ですかね?
ピアノがガラス細工のようなGuillermo Kleinにかわって、どこか子守唄のような「Lobna 」。
唯一のスタンダード「Skylark 」にみる可憐さ。
Guillermo Klein曲の「Echoes of a Dream 」は時折ヴォイスが重なり不思議な奥深さが。
同じくGuillermo Klein曲「los tiempos del hombre 」は、すっきり爽やか。
デフネ・サヒンの作曲「Heart, We Will Forget Him」はベースとのデュオでハートフル。
終演はヴォイスでGuillermo Kleinが参加「Walk with Me」。デュエット部分の重なりが宗教音楽のように響き、終演にむかってバンドサウンドも圧巻。
ドイツ生まれで「トルコ、スペイン、ブラジル、ニューヨーク」などに住んだとのとおり、ルーツ的なメロディを持ち、垣根を越えたコンテンポラリージャズのサウンドになってます。
って、何も考えたくない夏休み中のあなたにどうぞ。
1.Unravel
2.Maca
3.Sonnet 18
4.No More Words to Say
5.Oriental Path
6.Lobna
7.Skylark
8.Echoes of a Dream
9.los tiempos del hombre
10.Heart, We Will Forget Him
11.Walk with Me
Defne Sahin (vo)
Fabian Almazan (p)
Petros Klampanis (b)
Henry Cole (ds)
Special guest
Guillermo Klein (p #6 ,vo #11)
Keisuke Matsuno (g #4,6)
今日のおまけは「.Echoes of a Dream」。
お盆に大切な人が身近にいる気配、、感じましたか?
すみません、、私はまだまだ夏休み。。。汗
んじゃ、退散♪
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