多田誠司Oaky「Oaky-Dokey!!」リリースツアー@ジャズフラッシュ( 6/24)
多田誠司Oaky「Oaky-Dokey!!」リリースツアー@ジャズフラッシュ( 6/24)
多田誠司 (as , fl ) 宮川純(org)横山和明(ds) 井上銘 (g)
「Oaky-Dokey!! / 多田誠司Oaky」のリリースツアーです。
多田誠司Oakyは、アルトサックスの多田誠司が俊英の若手と組んだユニット。
サックスのオルガントリオです。今回はそこにギターフィチャー!
オルガンサウンドを堪能するには完璧すぎる布陣です。笑
始まるとすぐにパワフルに太い大きな音で場を盛り上げます。巧いサックス音がはドンと体を突き抜けるよう大きい!オルガンベースがお腹に響く!ギター、ドラム、オルガンのちょうアグレッシブな展開にくぎ付け!1曲目「Oaky-Dokey!!」から目の離せない展開の連続。ファンキーだぜ!
そのまま、メロウでポップな「Moon」へ。巧いギターはカッティングを聴いているだけでも気持ちいですよね。多田さま的お楽しみは宮川さまのエンディンだそうです。
MCのあとは「Warm Woods」。フィル・ウッズに捧げたジェントルな曲。情感こもった演奏はまさに「Warm Woods」。1セット目最後は、一転スリリングな「Hackere」はギターエフェクターをびよんびよんに決めたファンキーなサウンド。ドラムソロすごかった〜〜!
いやぁ。。このバンド何んでもできちゃうな。何してもファンキー!
2セット目のオープナーは難解スタンダードアレンジシリーズの「Yesterdays」。フルートに持ち替えてカリビアン?ムード溢れる不思議な演奏。サックスに持ち替えて難解スタンダードアレンジシリーズ「Gone with The Wind」。優しいシンプルな演奏にみて実は7拍子だそうですが、全員そんなことにはお構いなくスムースな素敵な演奏。
オリジナル「残照」。美しい光景を現した日本的叙情を感じる曲でフルートで。いやぁ。。美しい音風景でした。。
そして、難解スタンダードアレンジシリーズの第三弾、「Oleo」。変態凶悪「Oleo」。メンバー一丸となって戦闘モード!なんで、「Oleo」でこんなに大暴れしなくちゃならんのだ。。爆 シームレスに「Shall We Dance Till Dawn?」。これまた、メロウで哀愁ある曲。Grover Washington Jr.の懐かしい曲を思いだしました。エンディングテーマになっているらしく、メンバー紹介が入って終演。もちろん、アンコール!
ご本人が仰っていたように、ハイレベルな若手のなかでも本当に今をときめく若手と互いにリスペクトしあいながら、アグレッシブで多彩な音風景でファンキーなライブでした!
んじゃ、退散♪
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