2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

音楽で拡がる輪

« ジャズ批評 191号がでました〜♪ | トップページ | Black Ice / Wolfert Brederode Trio »

2016年5月 2日 (月)

the torch / rabbitoo

Torch

バンドのデビュー曲『national anthem of unknown country』は、一気に異次元空間に私を誘ってくれました。日常の世界から我々を引き離し、見たこともないような、思いも寄らなかったような世界へと。

5曲目が全員で、6曲目が佐藤浩一、残りは市野元彦の作曲です!
2枚目ということで、私にもバンドサウンドの免疫がついてまして?オープナーでの衝撃はちょっと和らいだかもしれません。
でも、ミニマル感や音響の重なりなどがよりパワーアップした感じで、たんたんと進んで行く音世界はSF映画で観るような世界。ジャズという音楽をコアな部分に持ちながらも、超新星のように四方八方に拡張していく感じ。

オープナーの「 バターランプの頂きにて 」から電子音満載で実験室のよう。
どこか大陸的な「火のこどもたち」。サックスとギターがかっこよすぎる「MET-ROPE-OPLE」。
漆黒の宇宙を思い起こす雄大さを持つ「やがて星は泥の眠りから醒める」。素朴で懐かしい気分が満ちてくる「影に満ちて梟は雪のように眠る」。
変化を楽しむ「Nodding Robo Labo」。タムタムやバイオリンで未来的浮遊感「15 Arrows」。DJサウンドのように闊歩する「渦巻 」。
終演は宇宙のメロウサウンド「pool 」。

今回のタイトルは「the torch」とのことですが、単調なリズムや繰り返しが超クール。
個人の楽器使いがそれぞれハイレベルなのに、一体となったバンド丸ごとのサウンドに重きをおき、時々現れる個が素晴らしいアクセント。今回も見知らぬ世界を闊歩する音世界に。

ライブで同じことをできる方々なので、タイムトリップしに生演奏を聴きに行きたい!!

1. バターランプの頂きにて
2. 火のこどもたち
3. MET-ROPE-OPLE
4. やがて星は泥の眠りから醒める
5. 影に満ちて梟は雪のように眠る
6. Nodding Robo Labo
7. 15 Arrows
8. 渦巻
9. pool

市野元彦 Motohiko Ichino (g, key)
藤原大輔 Daisuke Fujiwara (ts, fl, synth, electronics)
佐藤浩一 Koichi Sato (rhodes, synth, p)
千葉広樹 Hiroki Chiba (b, el-b, vin, electronics)
田中徳崇 Noritaka Tanaka (ds)

連休の合間の月曜日。。。
ブルーを超えてブルーペンギンを追う。

んじゃ、退散♪

« ジャズ批評 191号がでました〜♪ | トップページ | Black Ice / Wolfert Brederode Trio »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

Thanks for the sensible critique. Me & my neighbor were just preparing to do a little research about this. We got a grab a book from our area library but I think I learned more clear from this post. I am very glad to see such wonderful info being shared freely out there. ddcabkfkedbb

Hi Johna62,Thanks for checking out my blog.
I'm glad to hear you say that.  :-)))

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: the torch / rabbitoo:

« ジャズ批評 191号がでました〜♪ | トップページ | Black Ice / Wolfert Brederode Trio »

無料ブログはココログ