Groovements / Aaron Parks Thomas Fonnesbæk Karsten Bagge
花冷えって言葉通りにとっても寒い新潟です。。
雪とか散らつくし。。。
基本的にひんやりした感じが素敵なアーロン・パークスがデンマーク滞在中に2人のデンマークのミュージシャンと録音したピアノトリオ作品。
ベーシストはトーマス・フォネスベクとドラマーはカーステン・バッゲとデンマークを代表するようなミュージシャン。彼らのオリジナルの他は、シダー・ウォルトンの曲、スタンダード、ロック、クラシックと幅広い選択。
Stunt Recordsなので、比較的オーソドックスでハイレベルなアーロン・パークスのピアノトリオを期待してポチ。
オープナーは、ガラス細工のような繊細なピアノフレーズから始まるフォネスベクの「Winter Waltz 」。ベースのピチカートで心から歌い、ピアノソロはバピッシュに決める。
バッゲのオリジナル「Alcubierre’s Law」。躍動感あり流麗なピアノを堪能。
疾走感ある一体感ある演奏はシダー・ウォルトンの「Bolivia」。フォネスベクの力強いベースソロもカッコい。ブルース・スプリングスティンの「I'm On Fire」は親しみやすい明るい演奏。
パークスのオリジナル「Elutheria」、リリカルで透明感あるピアノが素敵。
デンマークの作曲家カール・ニールセンの「Tit Er Jeg Glad」。叙情たっぷりゆったりと美しい演奏。ユニークな曲調を3人で楽しむバッゲの「A Rabbit's Tale」。
ロマンチックなフォネスベクの曲「Forever This Moment」の柔らかなピアノタッチ、美しいフレージング。気品のある演奏。即興的な要素が強い抽象的でひんやりした3人の名義の「Shapes‘n’ Colors」。
終演は「You And The Night And The Music」。硬質で知的で華があり、ベースとドラムとのやりとりも堪能できる王道の攻めでおしまい♪
アーロン・パークスの流麗で華麗なピアノ、強いバネをもった歌心あるベース、センスと切れ味のよいドラムでとってもエレガントなモダンピアノトリオ!になってます♪普通なんだけど個性的なパークスのピアノが堪能できます♪
普通を極めるって凄いことですよね!
1.Winter Waltz
2.Alcubierre’s Law
3.Bolivia
4.I'm On Fire
5.Elutheria
6.Tit Er Jeg Glad
7.A Rabbit's Tale
8.Forever This Moment
9.Shapes‘n’ Colors
10.You And The Night And The Music
Aaron Parks (p)
Thomas Fonnesbæk (b)
Karsten Bagge (ds)
このアルバムのPV。
んじゃ、退散♪
« 心の解放をもとめて『FLOW / 藤本一馬 (Kazuma Fujimoto)』 | トップページ | Joonas Haavisto Trio @ 栃木県総合文化センター (4/14) »
「JAZZ」カテゴリの記事
- 美しく哀愁あふれた世界 『Mare Nostrum IV / Paolo Fresu Richard Galliano Jan Lundgren』(2025.04.06)
- 繊細で透明感溢れる音風景 『Tides of Blue / 栗林 すみれ 藤本 一馬 須川 崇志』(2025.03.22)
- 洗練された3人のロマンチックな会話 『Safe Place / Julian & Roman Wasserfuhr with Jörg Brinkmann』(2025.03.16)
- 随分まえに、、『ジャズ批評 244号』がでました〜 汗(2025.03.02)
- 「Days of Delight」レーベルの『Tides of Blue』が面白そう…(2025.02.08)
« 心の解放をもとめて『FLOW / 藤本一馬 (Kazuma Fujimoto)』 | トップページ | Joonas Haavisto Trio @ 栃木県総合文化センター (4/14) »
コメント