ダイアナ・クラール DianaKrall@ 東京芸術劇場 (2/27)
ダイアナ・クラール DianaKrall@ 東京芸術劇場 (2/27)
去年リリースした『Wallflower』が大ヒットしたピアニスト&ヴォーカルのダイアナ・クラールのコンサートに行ってきました。東京公演は3公演、土曜日が追加公演で売り出されたので家族で。追加公演をキャッチするのが遅くて東京芸術劇場の二階席。
黒のミニのバルーン型のワンピース。2児の母とは思えないスタイルの良さ。
でも、やっぱり、、小さいぞ。。。遠いぞ。。。。
編成は、左からピアノ、ベース、ドラム、ギター、フィドル(バイオリン)、キーボード。
ダイアナ・クラールは全曲ピアノの椅子に座っていて、インスト部分がかなり長い演奏でも、ピアノから離れず、バンドの様子を見ながらノリノリな感じ。
ギターとフィドルをフィーチャーしたバンド演奏も好演でソロも回しドラムとのバース交換もあってバンドとのコミュニケーションを大事にしている。
特に、ラッセル・マローンの後釜でアルバムにも参加しているギターのAnthony Wilsonがかっこよく、フィドルのStuart Duncanもソロでも観客を沸かせていました。フィドルは弓引きはもちろん、ピチカートもしてました。
Deed I Doで始まって、スタンダードからは「How Deep Is The Ocean」や彼女の好きなナット・キング・コールの「Just You, Just Me」、「Frim Fram Sauce」などがよかった。そして、ジョビン曲や新譜からの「California Dreamin' 」「Wallflower」、トム・ウェイツの「Temptation 」などを選曲。
今までの彼女のアルバムとは少し違った感じのカントリーやフォーク色のかかった感じのアレンジが多かったです。
メンバーが退場し、独りで弾き語りした「The Look of Love」はやはり感涙もので、普通のジャズアレンジの演奏がもっと多いといいのにな。。と、ちょっと思ったりしました。
それでも、声の調子の悪さを謝りながらも歌、ピアノ、弾き語りで満席の観客を魅了。
いつもより、ハスキーな声で家族への想いを込めてしっとり唄うラブソングはジンとくるし、ピアノをハードバピッシュに演奏している姿もカッコよかった。
でも、、ピアノもいいのですけど、、やっぱり、ヴォーカルがぐっとくる。美声でもないし、音域が広いわけでもない彼女の歌に魅了されるのは、真剣に気持ちを込めていることが伝わってくるからでしょうか。
最初は遠くに観えたダイアナ・クラールがダンダン大きく観えてくるのだから不思議。最後はメガさっちゃんくらいなイメージ。笑
アンコールにも一生懸命応えてくれてますますファンになってしまいましたとさ!
結果的には、『Wallflower』からの選曲は少なめで、アレンジはカントリーやフォークの色合いの強いものが多かったので、「Wallflower ツアー」って、命名はどうよ?っておもいつつも、彼女の音楽のルーツに触れられてよかったとおもいます。でも、今度は、ライブハウスでお願いしま〜す。笑
で、、この後にワイン三昧、お喋り三昧、、したわけで、、記憶が曖昧でゴメンなさい。m(_ _)m
んじゃ、退散♪
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